私は、人と話すことが好きです。
楽しいときは一緒に笑って、辛いときは一緒に泣いて。
嬉しいことも悲しいことも、誰かと共有し、分かち合いながら生きていきたい。
そう思うようになったのには、これまでの自分の経験が大きく関係しています。
私は昔から、「人を笑顔にしたい」という気持ちを持っていました。
高校生の頃から書いている日記にも、
「笑顔でいよう」
「前向きに」
「楽しく、明るく」
「頑張ろう」
そんな言葉を何度も書いていました。
家族の中でさまざまな問題が起きたときも、家族がバラバラにならないように、自分が明るく振る舞うことで場を和ませようとしていました。
母が大きな病気をしたときも、頑張っている母を支えたい、母も頑張っているのだから自分が下を向いているわけにはいかない。そう思っていました。
いつの間にか、「人のために頑張らなきゃ」という気持ちが、自分の中で大きくなっていました。
でも、辛くても明るく、苦しくても前向きに、悲しくても頑張らなきゃ。
そうやって生きていくうちに、私は弱い自分やネガティブな自分を受け入れられなくなってしまい、本当にしんどくなってしまったことがあります。
いつものように日記を開くと、そこに書かれていた「頑張ろう」「笑顔で前向きに、明るく」という自分自身の言葉が、まるで自分を縛るもののように感じました。
そのとき初めて、自分自身を見失っていたことに気づきました。
そこから私は、「頑張らなくてもいい」「無理に前を向かなくてもいい」と思えるようになることから始めました。
自分は本当は何がしたいのか。
何が好きなのか。
どんな人間なのか。
改めて自分自身と向き合い、弱い自分も、ネガティブな自分も含めて、ありのままの自分を受け入れる努力をしました。
そして、自分の人生を、自分自身で選んでいこうと決めました。
その中で改めて気づいたのが、
「私は、人が好きなんだ」
ということでした。
私が弱っていたときも、自分自身を見失っていたときも、家族や友達はずっとそばにいてくれました。
たくさん話して、たくさん笑って、たくさん泣いて。
私は一人ではなく、いつも誰かと一緒に人生を歩んできました。
だからこそ、今度は私自身が、人と人をつなぐ存在になり、
そして、誰かの笑顔を増やしたい。
「人を笑顔にしたい」という気持ちは、幼い頃から今まで、私の中でずっと変わらない想いです。
そんな想いを形にする方法として、今私が取り組んでいるのが、WebデザインやSNSデザインです。
私は、デザインには「伝えたい人」と「知りたい人」をつなぐ力があると思っています。
そう感じたきっかけの一つが、親戚が営んでいる葡萄屋さんでの経験です。
お店を訪れた際、商品の名前や情報が少し分かりづらく、お客様にとって商品を選びにくいのではないかと感じました。
そこで、商品名や情報を分かりやすくまとめた手書きのPOPを作りました。
すると、お店の人だけでなく、お客様からも「見やすくなって助かった、ありがとう」と言っていただくことができ、本当に嬉しかったのをずっと覚えています。
自分の小さな工夫によって、お店の人が伝えたい商品の魅力が、お客様により分かりやすく届くようになった。
その経験を通して、デザインはただ見た目を整えるだけではなく、伝えたい人と、それを必要としている人の間に立ち、双方にとってプラスの変化を生み出せるものなのだと感じました。
だから私は、ただデザインをつくるのではなく、その先にいる人のことまで考えながら、誰かの想いや魅力を必要としている人へ届けるデザインをつくりたい。
そして、自分の学んできたことや経験、好きなことや得意なことを活かして、人と人をつなぎ、誰かの心を動かし、たくさんの人の笑顔を増やしていきたいと思っています。
これが、私の大切にしている想いです。