個人開発で、Next.js 16で「納得のいく開発」を始めた理由 | 日笠泰彰
Photo by Ruben Mavarez on Unsplash
エンジニアの日笠泰彰です。
これまでのプロジェクト(PJ)では、常に「レガシー」との戦いでした。 使い古された技術スタック、硬直化した設計、そして何より、誰のためにコードを書いているのか見えなくなる瞬間。エンジニアとして「もっとこうすれば良くなるのに」という想いがあっても、組織の論理や保守性という言葉の前で、何度も妥協を強いられてきました。
そんな環境に区切りをつけ、いま僕は個人開発でカウンセリングアプリ「SecondPath」を形にしています。
なぜ、あえて最新の「Next.js 16」なのか
個人開発の最大の特権は、すべての意思決定を自分で行えることです。PJ時代に感じていた「技術的な足枷」をすべて外し、いま最高だと思える技術をフル投入しています。
メインフレームに選んだのは Next.js 16 です。 App Routerによる効率的なデータフェッチや、Server Actionsによる型安全な開発体験は、以前の現場で感じていた「無駄なボイラープレート」や「API管理の煩雑さ」を鮮やかに解決してくれます。
「新しすぎるのではないか」という意見もあるかもしれません。しかし、僕が作っているのは、デジタルタトゥーや社会復帰といった、非常にデリケートな問題を抱える人たちのための場所です。最新のフレームワークがもたらすパフォーマンスと堅牢性は、そのままユーザーへの誠実さに繋がると信じています。
効率化の先にある「時間」を見つめて
エンジニアリングの本質は、プログラムにできることをプログラムに任せ、人間が人間にしかできないことに集中できる「時間」を創り出すことだと思っています。
個人開発だからこそ、妥協はしたくありません。 最新のスタックを使い倒し、レガシーな仕組みによって奪われていた「次の一歩を踏み出すための時間」を取り戻す。それが、いま僕が一人でコードを書き続ける理由です。
最後に
SecondPathは、僕がこれまでのキャリアで感じた違和感を、技術という手段で解決するための挑戦です。 もし、今の開発環境にモヤモヤを抱えていたり、最新技術を手段として「誰かの人生」に本気で向き合いたいと思っている方がいたら、ぜひ一度お話ししませんか。
組織のルールではなく、エンジニアリングの力で世の中を少しだけアップデートする。そんな話を、Next.js 16のコードを肴にできれば嬉しいです。