写真は「待つ」ことでもある
Photo by Kouji Tsuru on Unsplash
こんにちは。写真家 日暮親徳 として活動しながら、クリエイティブディレクターとして仕事をしています。
写真を撮るというと、何か特別な瞬間を探して動き回るイメージを持たれることがあります。
でも実際には、「待つ時間」の方が長いことも多いです。
光が変わるのを待つ。
人が通るのを待つ。
風景の空気が整うのを待つ。
ただカメラを持って、その場に立ち続ける。
その時間の中で、少しずつ見えてくるものがあります。
最初は気づかなかった光の変化。
人の流れ。
街のリズム。
しばらく同じ場所にいると、その場所の空気が少しずつ分かってきます。
クリエイティブの仕事でも、すぐに答えを出そうとしすぎると、本質が見えなくなることがあります。
考える時間を持つ。
観察する時間を持つ。
あえて結論を急がない。
その余白が、結果的にアイデアを深くすることがあります。
写真は、「撮る技術」だけではなく、「待つ感覚」も大切な表現だと思っています。
すぐにシャッターを切らず、少し立ち止まってみる。
その時間の中にしか見えない景色があります。