プレイヤーかマネジメントか。キャリア選択の話。
プレイヤーとして成長したいのか、マネジメントとして成長したいのか。キャリア選択の話。
僕が尊敬し、勝手にメンターになっていただいている国見さんの会計士の履歴書を拝見しました。
その中で「なるほど」と思ったのが、以下の部分。
仕事を通じて感じるのは,プレイヤーに求められる能力とマネジメントに求められる能力が大きく異なることかなと思います。プレイヤー個人として成果を出すことと,組織・チームとして成果を出すためのマネジメント能力は全く異なるので,キャリアを考える際には,「プレイヤーとして成長したいのか・マネジメントとして成長したいのか」を明確に意識することが必要だと感じます。
プレイヤーとして成長したいか、マネジメントとして成長したいか。この選択はどのようにしたらいいでしょうか?
一つの視点としては、プレイヤーとしての成長が好きか、チームとしての成長が好きか、という「好き」という視点。
もう一つの視点が、プレイヤーとして成果を出すのが得意か、チームとして成果を出すのが得意か、という「得意」という視点。
どちらの視点も大事なのですが、どちかというと「得意」の視点を優先して考えると、うまくいくと思います。それは、好きか嫌いかよりも、うまくできるできないの問題の方が大きいためです。
うまくできると、嫌いを好きに変えることができる可能性がありますが、どれだけ好きでいても向き不向きはあります。うまくいかないものをずっと続けていくことはとても辛くて大変です。
なので、どちらかというと「得意」の視点を優先して、プレイヤーとしての成長を求めるか、マネジメントの成長を求めるかを決めた方がいいと思っています。
次に、横山個人の選択の話。
僕は、一人で成果を出すよりも、みんなで成果を出すほうが好きなので、マネジメントとして成長したいという想いが強いです。また、どちらかというと、チームで成果を出す方が得意だとも思っています。
チームでやると自分の思い通りにならないこともあって、たまにめんどくさい(笑)のですが、チームとして成果を出せたときの喜びは格別で、これが忘れられないので、みんなを巻き込んでやらせてもらっています。
自分の力が非力だから、仮に一人でやっていたらそこまで遠くには飛べない。みんなの力を借りたときに届く場所というのは、自分ひとりのときよりも、何倍・何十倍遠くへ飛べていることがほとんどです。
人なんて、それぞれ凹凸が合って当たり前。それを補えるのがチームです。お互いの良いところ・悪いところがうまく組み合わさって、1+1=2以上のパワーが出る。
そういうことを追い求めていきたいから、マネジメントとしての成長を望んでいます。
みなさんは、プレイヤーとしての成長、マネジメントとしての成長、どちらを望みますか?