フルスタックで関わるからこそ見えるプロダクトの本質
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いつもありがとうございます。西村邦彦です。
フルスタックでプロダクトに関わるようになってから
単に「作る」だけでは見えなかったものが、かなり鮮明に見えるようになりました。
実装だけを見ていると、どうしても技術的な正しさに意識が向きがちです。
ただ要件整理から設計、実装、改善まで一貫して触れるようになると
プロダクトにとって本当に重要なのは「何をどう作るか」ではなく
「なぜそれを作るのか」だと実感します。
バックエンドでは安定性や拡張性を考え、フロントエンドでは操作性や体験を整え
さらにその先で導線や訴求、継続率まで見るようになると
一つひとつの機能の意味が変わってきます。
同じ機能でも誰のどんな課題を解決するために存在しているのかが明確でなければ
ただ実装されただけの部品になってしまいます。技術として成立していても
価値として成立していなければ意味がありません。
フルスタックで関わる面白さは、技術と事業が分断されなくなることだと思っています。画面のUIひとつを決める時も、その裏側のデータ構造だけでなく
その体験がどんな印象を生み、どんな行動につながるのかまで見えるようになります。
部分最適ではなく、全体最適で考えられるようになることで
プロダクトの本質に近づける感覚があります。
結果として必要なのは「何を作れるか」ではなく、「どう価値に変えられるか」
という視点です。フルスタックであることは、対応範囲が広いこと以上に
プロダクト全体を一つの流れとして捉えられることに価値があると感じています。
だからこそ私は技術を作業で終わらせず、事業や体験にどうつなげるかまで含めて
考えることを大切にしています。