声優・早見沙織さんの好きなキャラ投稿が12,703閲覧されたので、「なぜ伸びたのか」本気で分析してみた
Instagramでアニメの投稿をしていた中で、ある日、ひとつの投稿が12,703も閲覧されていました。
それは、声優・早見沙織さんの誕生日に合わせて投稿した「好きなキャラ紹介」です。
これまでと同じ形式で投稿したにも関わらず、「なぜこの投稿だけがここまで伸びたのか」という疑問が残りました。
他の投稿はここまで伸びていなかったこともあり、今回あらためてこの投稿を分析してみることにしました。
この記事では、この投稿の構成や要素を分解しながら、「なぜ伸びたのか」を自分なりに整理していきます。
◉なぜ、この投稿は伸びたのか
この投稿は、「イベント性」「キャラクターの知名度バランス」「ユーザーの認知を試す構造」という3つの要素で成り立っており、それぞれがうまく噛み合ったことで多くの人に届いたと考えています。
ここからは、この3つの要素をそれぞれ分解して見ていきます。
① イベント性
この投稿をした日は、ちょうど早見さんの誕生日でした。
キャプションでは、まず「好きな声優:早見沙織」と通常の投稿と同じ形で入りつつ、その後に誕生日のお祝いと応援メッセージを追記しました。
また、ハッシュタグにも#早見沙織生誕祭2025を追加しています。
普段は#アニメ#アニメ好きな人と繋がりたい#声優など、汎用的なタグが中心ですが、この投稿ではイベントに紐づいたタグを入れた点が大きな違いです。
こうしたイベント要素に加えて、単なる情報紹介ではなく感情を伴った投稿にしたことで、同じく早見さんを応援しているユーザーの共感を得やすくなり、結果として多くの人に届いたと考えています。
なお、この投稿は誕生日当日だけでなく、その後も継続的に閲覧数が伸びていました。
そのため、単なる誕生日祝いの投稿として一時的に見られたのではなく、投稿自体の構成や内容によって継続的にユーザーに届いていたと考えています。
② キャラの知名度バランス
当時は単純に自分の好きなキャラクターを選んだつもりでしたが、振り返ってみると、この投稿はキャラクターの知名度バランスがうまく取れていたと考えています。
具体的には、
左上:「SPY×FAMILY」ヨル・フォージャー(幅広い層に認知されているキャラクター)
右上:「やはり俺の青春ラブコメは間違っている。」雪ノ下雪乃(早見さんの代表的キャラクター)
左下:「魔法科高校の劣等生」司波深雪(ライトノベル層に広く認知されているキャラクター)
右下:「終わりのセラフ」柊シノア(コアなファンに支持されているキャラクター)
を配置しています。
このように、知名度高いキャラクターからコア層向けのキャラクターまでをバランスよく組み合わせたことで、幅広いユーザーに引っかかる構成になっていたと考えています。
結果として、ライト層からコア層までそれぞれのユーザーが「知っているキャラクター」に反応できる構造になっていました。
③ 認知テスト構造
当時のキャプションでは。「好きな声優さんの1人」として早見さんを紹介しつつ、それぞれのキャラクターの魅力にも触れていました。
ヨル・フォージャーは「強さと天然さのギャップ」
雪ノ下雪乃は「クールな優等生」
司波深雪は「兄への強い想い」
柊シノアは「あざと可愛らしさ」
といったように、それぞれ異なる魅力を持つキャラクターとして紹介しています。
また、枠には入れなかったものの、「聲の形」の西宮硝子や「物語シリーズ」の斧乃木余接といったキャラクターにも触れており、早見さん演じるキャラクターの幅広さを補足する形になっていました。
このように、単にキャラクターを並べるだけでなく、それぞれの魅力やバリエーションを伝える内容になっていたことで、ユーザーにとって「どれか一つは刺さる」構造になっていたと考えています。
これらの特徴は、それぞれのキャラクターを知っている人であれば「わかる」と感じやすいポイントでもあり、共感を生みやすい要素になっていました。
◉分析を通して見えてきた伸びるコンテンツの要素
今回の分析を通して、コンテンツが伸びる背景には、単なる偶然ではなく「イベント性」や「キャラクターの配置」「共感を生みやすい構造」といった、複数の要素が関係していることを実感しました。
今後は、「なんとなく伸びた」を「意図して伸ばせる」に変えていきたいと思います。