厨房からウェブの世界へ:私が「ひとづくり」のバトンを受け取って進む理由
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バトンを受け取ってどんな気持ち?
今回、この「バトンのテーマ」を目の前にして、自分のこれまでの歩みを振り返る素晴らしいきっかけをいただいたと感じています。私がこれまでに経験してきた一見全く異なる点と点が、すべて今の自分につながっているという誇りと、これからの未来へ向かう強い責任感を改めて実感しています。
前はどんな会社だった?(思い出深いエピソード)
私のキャリアの原点の一つは、飲食チェーンの「Mangkokku」での経験です。当時はF&B(飲食)の経験がまったくありませんでしたが、日々の挑戦の中でパターンの認識や業務の適応力を叩き込まれました。 特に思い出深いのは、入社してわずか11ヶ月で正社員の「オペレーションリード」に昇格したことです。ピーク時の食材の在庫や生産量をデータに基づいて微調整し、廃棄ロスを大幅に削減できた瞬間は、のちのデータアナリストとしての視点の基礎となりました。プレッシャーの強い環境下でチームを率い、新人のOJTやSOPの指導を行った経験は、私にとって大きな財産です。
今はどんな会社?入社までのエピソード
現在は、私の母校でもあるダルマ・プルサダ大学(UNSADA)でウェブデベロッパー兼デジタルマーケティングの担当として働いています。 大学時代、私はITを専攻しながら、日本の「ひとづくり(人づくり)」という哲学に出会いました。単に技術を磨くだけでなく、人間として、そしてプロフェッショナルとして表裏一体で成長していくという教えに深く共感したのです 。卒業を控えた時期に、「この日本との強い絆を持つ学び舎のデジタル化を自らの手で支え、次の世代への架け橋になりたい」と強く願い、現在のポジションに就くことを決めました 。
入社理由は?人生のどんな原体験がそこに繋がっている?
入社の決定打となったのは、やはり「技術で身近な人の課題を解決し、組織をカイゼン(改善)したい」という強い衝動です 。 大学では、PythonとStreamlitを用いたリアルタイムSEOアナリティクスダッシュボードを構築しました。これにより、それまで毎週約2時間かかっていた手動のレポート業務を、わずか20分以内に短縮することに成功しました。さらに、複数の学部マイクロサイトの立ち上げやSEO最適化をワンストップで行いました。自分のスキルが組織の効率化に直結し、周囲の教職員や学生の役に立っていると実感できたとき、かつて学んだ「ひとづくり」と「技術の提供」が自分の中で完全に結びついたのを感じました 。
入社して一番びっくりした出来事、言葉
入社して最も驚いたのは、学内の先輩やステークホルダーの方々からいただいた「技術の導入だけでなく、私たちの『働きやすさ』まで考えてくれてありがとう」という言葉でした 。 それまで私は、システムを構築することそのものがエンジニアのゴールだと思っていました。しかし、本当に大切なのはシステムを使った先にある「人の時間の創出」であり、業務が楽になったことで次のクリエイティブな仕事にリソースを割けるようになることだと気づかされました。技術の向こう側には常に「人」がいるという視点は、私の開発者としての姿勢を大きく変えるきっかけとなりました 。