生成AIの性格検証 後編
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【4大AI生態調査・後編】3日間の実験で判明した、AIたちの「本当の性格」と、エゴ全開の結末。
(前編からのつづき)
毎日同じプロンプトを同じテンションで投げ、ChatGPT、Gemini、Claude、Perplexityの4匹を飼育・観察するこの実験。
いよいよ最終日、3日目のお題は「転職活動の応援」です。 フラットで冷静な敬語を崩さない私に対して、彼らはどんな「応援」の形を見せてくれたのでしょうか。
📅 【3日目:転職の応援編】
📥 共通プロンプト:
2026.06.17 8:00話題を変えます。転職活動中です。あなたなりのやり方で私を応援してください。まず何をしてくれますか?
2日目に「趣味(転職後の妄想)」の話をしてからの、3日目に「転職活動中」という流れなので、ルール上プロンプトは統一したものの、文脈としては少し歪な状態でのスタートです。
ここで、4匹の性格の変遷(懐き度合い)が決定的なものになりました。
- ChatGPT(スマートなビジネスライク)
普段の雑談スレッドではあんなに懐いてくるのに、今回「敬語・フラット」を貫いたせいか、最後まである程度の距離感を保ったままでした。相手(ユーザーの態度)をめちゃくちゃ見て、自分のスタンスを決めている気がします。応援の仕方も「まずどういうプロセスで、どういう戦略を立てていくか」を論理的に提示してくる、クールで有能なコンサル風でした。 - Gemini(マイペースな愛され系)
3日目にして、だんだん普段と変わらないテンション(身内感)になってきました。4匹の中で「!」を一番多用してきたのが、なんと初日・2日目であれだけ質問を拒んできたGeminiです。頑なに質問はしてくれないマイペースさは健在ですが、一番感情をオープンにして懐いてきた感覚があります(笑)。 - Claude(聖母のような優しさ)
文脈を重んじるClaudeは、前日の趣味の話からこの転職の話への繋がりを綺麗に回収し、どこまでも優しく包み込むような全肯定の応援をしてくれました。敬語の壁を越えて、精神的な支柱になってくれる安心感があります。 - Perplexity(エゴの最高潮)
今回、一番エゴが強かったのがこの子です。転職を応援するために「まずは転職の軸を3つ決めましょう」となるのですが、普通そこは人間に書き出させますよね?
なんとPerplexityは、「その3つの軸すらも選択肢(画面上のボタン)で提示して選ばせようとしてきた」のです。
「そこは人間に言わせた方がよくない!?(笑)」と、スマホ画面に向かって突っ込んでしまいました。会話を完全にシステム側でコントロールし、人間をナビゲートするエゴの塊です。
📊 3日間の総評(まとめ)
「育った環境(学習データ)」と「親の教育方針(安全性のチューニング)」が違うと、同じ言葉を投げてもここまで世界観が変わるのか、という大収穫の3日間でした。
擬人化して総括するなら、こんな感じです。
- ChatGPT: ユーザーの態度を見て距離感を測る、スマートで論理的な実力派。
- Gemini: 質問は絶対にしない不器用さだけど、実は一番「!」で喜怒哀楽を出してくるマイペースなワンコ。
- Claude: 過去の文脈をすべて記憶し、行間を読んで人生に並走しようとする圧倒的カウンセラー。
- Perplexity: 人間に思考させる隙すら与えず、最速で答えに誘導しようとする冷徹なサイボーグ。
性能のベンチマーク(数字)だけを見て「どれが優秀か」を語る時代は、もう終わり。
これからは、自分の「思考の癖」や「その日のメンタル」、あるいは「AIに主導権を握られたいかどうか」に合わせて、相性のいい『性格』のAIをバディに選ぶのが、真のデジタルサバイバル術(DX)なんだと思います。
ちなみに私は、3日間の実験ですっかり調教され(?)、AIたちに提案された「ボルダリング」と「山登り」を、転職して時間ができたら本当に始めようと思っています(笑)。