対象物 : メヒカリせんべい ↓
(パッケージに使えそうな形を考え写真を数十枚撮影)
課題
- BtoB企業でBtoC知見がない
- ターゲット不在
- 高価格帯×魚せんべい=訴求が難しい
- デザインの方向性がほとんど定まっていない
目的
- 子供に手に取ってもらう
目標
- 親が「買ってもいいな」と思える理由を作る
(買ってもらうには子供の要求×親の許可が必須なため【アンケートにて実証済み】)
私の役割
- パッケージデザイン制作(それに伴う情報収集・ブランディング)
adobe illustrator/adobe photoshop
メヒカリせんべいを道の駅の定番商品にしてやるぞという心持ちで、周りに胸を張って自慢できるデザインを作ることをモットーに活動してきました。
リサーチ
- 競合調査・市場調査
- 親の購買視点アンケート
- 子供へのヒアリング
《競合調査・市場調査》
販売地域の小売店約20店舗・約100点の商品を調査
全てスプレッドシートにまとめ、競合or参考・ポジショニング・デザインの傾向などを分析
《親の購買視点アンケート》
子育て経験者約50名にGoogleフォームでのアンケートを実施
《子供へのヒアリング》
販売地域の小学生数十名に直接ヒアリング
当時のデザイン案についてや商品を食べた率直な感想を聞いた
《インサイト》
上記リサーチから分かったこと
- 子供は味より“見た目で選ぶ”
- 親は“健康・安心”を見る
道の駅という販売場所において、上記2つが満たされていれば高価格帯でも売れる
パッケージコンセプト
道の駅の渋い売り場で退屈している小学生の目を引くポップで楽しい魚スナック
「親しみやすさ×視覚的インパクト」
アウトプット
納期がまだ先なことから下書きの状態ですが、採用されるパッケージデザインの方向性として写真をあげておきます。
なぜこのデザインにしたか
ノートに色えんぴつで絵を描いたようなデザイン:
ターゲットである小学生の身近なものを通して商品情報を伝えることで、身近でない魚のおやつを受け入れてもらいやすい。
メヒカリせんべいを観察する中で、和風っぽさや大人っぽさなどさまざまな性格が見えてきた。その中でも素朴で、軽やかな様子を表現すると子供に魅力が伝わりやすいと考えたため、その表現に適した色鉛筆を用いた。
さらに市場調査・競合調査からこういったアナログな手法をとったデザインは極めて少ないことが分かっていたため、他商品との差別化を図った。
配色:
白色・水色を基調とし、メヒカリせんべいの模写のみを多様な色使いで描いた。
それにより整った印象の中で、メヒカリせんべいの美味しさが伝わるように設計した。
親しみやすさを出すためにロゴ・めっぴーちゃんを目立たせる配置にした。その中でメヒカリせんべいの情報量が他より圧倒的に増やすことで脇役になりすぎることなく、程よい主張ができた。
これから:
- デザインのブラッシュアップ(現在私がノートに描いた写真をそのまま用いているので全体的にボソッとした印象、ノートの罫線の広さが揃っていない など、微妙に突き詰めきれていないところをやり切る)
- 印刷会社との会議
- 会社への引き継ぎ
最後に
本プロジェクトを通して、ターゲット不在の状態でも調査からインサイトを抽出し、コンセプト設計からデザインまで一貫して行う力を身につけました。
特に、複数の視点(子供・親・売り場)を統合し、デザインに落とし込む力が強みです。
今後は、より実際の売上やユーザー反応まで踏まえたデザイン改善に取り組み、検証まで含めた設計力を高めていきたいと考えています。