写真を撮ることは、自分なりの“誰かを支える方法”だと思っている
Photo by Sebastian Pichler on Unsplash
こんにちは!増本慎也です。
写真を撮る仕事を続けていると、「この仕事って何のためにやっているんだろう」
と考える瞬間があります。
もちろん広告やブランディング、記録としての役割もあります。
でも最近はそれ以上に「誰かを支えるための手段」なのかもしれないと
思うようになりました。
以前、とある企業の採用撮影を担当した時のことです。
現場には、自分の仕事にまだ自信を持ち切れていない若手社員の方がいました。
最初は表情も硬く、「自分なんかが前に出て大丈夫でしょうか」と
話していたのを覚えています。
でも撮影を進めながら、その人が仕事について語る瞬間を丁寧に見ていくと
ふとしたタイミングで目の色が変わるんです。
仲間の話をする時。
お客様の話をする時。
失敗から学んだ経験を話す時。
その瞬間には、その人にしかない魅力がちゃんと存在していました。
後日「写真を見て、自分の仕事を少し好きになれました」と言っていただいた時
写真には単なる“見た目”以上の力があるのだと改めて感じました。
僕は、写真で誰かの人生を劇的に変えられるとは思っていません。
でも自信をなくしかけている人が少し前を向けたり、自分の価値を再確認できたり
誰かとの距離を少し近づけたり。そんな小さな支えにはなれると思っています。
フリーランスとして働いていると、成果や数字ばかりに意識が向くこともあります。
でも結局、長く続けられる仕事って、「誰かの役に立てている実感」があるかどうか
なんですよね。
写真を撮ることは自分にとって表現であり、コミュニケーションであり
誰かをそっと支える方法でもある。
これからもただ綺麗なだけではなく、「その人らしさ」がちゃんと残る写真を
撮り続けていきたいと思っています。