こんにちは!増本慎也です。
カメラマンとして仕事を始めた頃は「良い写真とはこういうものだ」という
自分なりの正解を持っていました。構図やライティング、色味など
自分が理想とする表現を追い求め、それが最善だと信じていた時期があります。
しかし広告撮影やポートレート撮影など、さまざまな現場を経験する中で
その考えは少しずつ変わっていきました。
同じ被写体でも、クライアントが求めるものは異なります。
企業のブランドイメージを大切にする案件もあれば
被写体本人の自然な魅力を引き出すことが最優先になる撮影もあります。
どちらが正しいということではなく
その場ごとに最適な答えがあるのだと気づきました。
キャリアを重ねるほど「自分の正解」を押し通すことよりも
相手の想いや目的を丁寧に理解することの大切さを実感しています。
撮影前の打ち合わせで交わす何気ない会話や現場で感じる空気感の中に
本当に必要なヒントが隠れていることも少なくありません。
Wantedlyには、さまざまな価値観やバックグラウンドを持つ方が集まっています。
だからこそ自分の経験だけで判断するのではなく
新しい考え方を柔軟に受け入れながら、一緒により良いものをつくっていく姿勢が
重要だと感じています。
写真は一人で完成させるものではありません。
クライアントや被写体、制作に関わるすべての人との対話があってこそ
一枚の写真に意味が生まれます。
「自分が正しい」と思うことが減った分だけ
相手の声に耳を傾けられるようになりました。
そしてその積み重ねが、自分自身の表現の幅を広げてくれていると感じています。
これからも一つひとつの出会いを大切にしながら
固定観念にとらわれず、新しい視点を取り入れ続けるカメラマンでありたいと
思っています。