やりたいことがなかった僕が、"夢を支える側"を目指すまで
やりたいことが、なかった。
正直なところ、若い頃の僕には「これをやりたい」と思えるものがありませんでした。そんな自分が、20歳の時に初めて夢中になれたのが声優という仕事です。学校に通って演技をする時間は、純粋に楽しかった。生まれて初めて、「これをやりたい」と心から思えたものでした。
夢を追いながら、生活に追われる日々。
声優を目指しながら、生活費を稼ぐために飲食のアルバイトを掛け持ちしていました。移動時間も含めれば、週6で朝から終電まで。夢のために動いているはずなのに、現実は働いても働いても生活を回すだけで精一杯。夢を追う時間も、お金も、少しずつ削られていきました。
そしてとうとう、お金が理由で夢をあきらめざるを得ないところまで来てしまった。
このまま終わりたくない。
就職も考えました。でも、自分にイメージできるのは飲食店くらい。社員の働き方を間近で見ていたぶん、その激務もわかっていました。どこへ行っても同じだろう。そう思うと、どうしても前を向けませんでした。
一度夢をあきらめて、このまま何者にもなれずに終わる。それだけは、絶対に嫌でした。
転機は、今の会社との出会い。
そんな時にたまたま出会ったのが、今の会社です。ここには、年齢も経歴も関係なく、本気で自分の人生を変えようとしている人たちがいました。
最初からうまくいったわけではありません。慣れないことばかりで、悔しい思いも何度もしました。それでも本気でぶつかったぶん、できることが一つ、また一つと増えていく。生活のために働くんじゃない、自分のなりたい未来のために働く。そんな場所が本当にあったんです。
そして今。
一度夢をあきらめた経験があるからこそ、僕は「夢に挑戦する人を支える側になりたい」と思うようになりました。
アニメ、漫画、声優、音楽、演劇、お笑い。かつての自分が憧れたものへ全力で挑む人を、お金や環境を理由にあきらめさせない。そんな環境を、ここでつくっていきます。普通の職場としてだけじゃなく、誰かの「人生の分岐点」になる。それが、今ここで頑張っている理由です。