ここ数年で、AIは私たちの仕事を大きく変えました。
文章を書いたり、アイデアを出したり、画像を作ったり。
以前は時間がかかっていた作業も、短時間でできるようになっています。
広報の仕事も例外ではありません。私自身も、AIを日々の業務に取り入れています。
ですが、AIを使うようになって、逆に強く感じることがあります。
それは、「人にしか伝えられない価値」があるということです。
情報はAIが作れる
商品の特徴。サービス内容。料金。
こうした情報はAIでも分かりやすく整理できます。
でも、「なぜそのサービスを始めたのか」「どんな想いで運営しているのか」「利用した人がどんな未来を描けるのか」といった背景は、人との対話があって初めて見えてきます。
広報の仕事は、その背景を引き出し、言葉にすることだと思っています。
人は、人のストーリーに共感する
会社を好きになる理由は、価格だけではありません。
理念に共感したり、働く人に魅力を感じたり、その会社が目指す未来に惹かれたり。
人が心を動かされるのは、ストーリーです。だからこそ、私はAIを便利なツールとして活用しながらも、「最後に伝える言葉」は自分自身で考えるようにしています。
そこには、人だからこそ伝えられる温度があると思うからです。
AIと人は対立するものではない
AIが仕事を奪う、と言われることもあります。
でも私は、AIは「より良い発信をするためのパートナー」だと考えています。
作業はAIに任せ、人は考えることに時間を使う。それによって、より価値のある広報ができるのではないでしょうか。
これからも新しい技術を積極的に取り入れながら、人だからこそ届けられる言葉を大切にしていきたいと思います。
須原 靖明