独立2ヶ月目の私が、スクールを「卒業」すると決めた話
こんにちは、「結灯 -musuhi-」の真矢です。
前回のストーリーで、YouTubeで流れてきたCMをきっかけにAIを学び始め、「AIを使える事務」として独立するまでを書きました。
今日はその続き。学びの場だったスクールを、この夏で卒業すると決めた話です。
「辞める」ではなく「卒業する」
先日、受講しているAIスクールの解約を申請しました。
誤解のないように書くと、不満があったわけではありません。あのCMに手が止まらなければ今の私はいないし、体系的に学べる環境があったから、最初の一歩を迷わず踏み出せました。
じゃあなぜ辞めるのか。理由はシンプルで、学ぶフェーズから、稼ぐフェーズに移ったからです。
「何を学ぶべきか」が分かった人に、カリキュラムはもういらない
スクールが一番価値を発揮するのは、「何を学べばいいか分からない」時期だと思います。地図のない場所では、道を示してくれる存在が何より心強い。
でも独立して2ヶ月、実案件を回すうちに、学び方が変わりました。
記事を納品すれば、クライアントのフィードバックが返ってくる。修正対応をすれば、「誇大表現の避け方」が体に入る。案件の募集文を毎日読んでいれば、危ない案件を見分ける目が育つ。今の私にとって一番の教材は、実案件そのものになっていました。
足りない知識が出てきたら、その都度ピンポイントで調べればいい。何が足りないかが自分で分かる——それが、スクールが私にくれた一番の卒業証書なのかもしれません。
フリーランスの固定費は、経営判断
もうひとつ、正直な話も書きます。月謝は、駆け出しフリーランスにとって小さくない固定費です。
以前の私なら「学びをやめたら置いていかれる」という不安で、払い続けていたと思います。でも今は、こう考えるようになりました。その不安は「安心感」にお金を払っているだけではないか? と。
学習はやめません。場所が変わるだけです。YouTubeにも公式ドキュメントにも、質の高い情報はある。浮いた固定費は、事業の損益分岐を下げてくれる。これは撤退ではなく、フリーランス2ヶ月目の経営判断です。
これからの学び方
ひとつだけ、これから独立する方に伝えたい注意点があります。
「無料で学べる」情報の世界には、学びたい人の焦りに狙いを定めた発信も混ざっています。「AIで月収◯◯万」の先に高額商材がぶら下がっている構図を、私は案件探しの中で嫌というほど見てきました。無料の学びに移るなら、発信者選びだけは慎重に。実務者の淡々とした解説と、公式の一次情報を軸にするのが安全です。
CMに手が止まったあの日、私は「教わる側」でした。
2ヶ月経った今、実案件で学び、自分で判断する側になれた気がします。
スクールには感謝を。そして私は、次のフェーズへ。
AIを使える事務が、現場を変える。——その実践を、これからも書いていきます。