大学では経済学を専攻し、金融や投資について学んできました。株式や債券などさまざまな資産について勉強する中でも、特に興味を持ったのが不動産でした。
不動産投資の授業でREITについて学んだことをきっかけに、物件の収益性や立地、資産価値を考えることが面白く感じるようになりました。大学時代の前半は、将来は韓国でREITなど不動産投資に関わる仕事がしたいと考え、証券会社への就職も視野に入れて準備していました。
そんな中で、自分の考え方を変えたのが旅行先で出会ったいくつかの場所でした。
特に印象に残っているのが、東京のゲストハウス「toco.」や銭湯の「小杉湯」です。
どちらも、単に宿泊する場所やお風呂に入る場所というだけではなく、人が集まったり、地域とのつながりが生まれたりする空間になっていました。実際にその場所を訪れてみて、不動産には収益や資産価値だけでは測れない面白さがあると感じました。
それまでは、不動産をどちらかといえば「投資する対象」として見ていました。しかし、こうした場所に出会ったことで、既にある不動産の価値を分析するだけではなく、自分自身が企画や開発に関わり、新しい価値を持つ空間をつくる側になりたいと思うようになりました。
現在は、不動産投資だけでなく、開発やリノベーション、地域に新しい価値を生み出す仕事にも強く興味を持っています。