リモートワークで正直に告白すると、一番の敵はテレビでもスマホでもなく、"すぐ手が届く距離にあること"でした。
オフィスなら、そもそも誘惑になるものが手元にありません。でも家だと、ソファもベッドもテレビも、全部数歩の距離にあります。「少しだけ休憩」のつもりが、気づけば10分経っていた、ということが何度もありました。特にちょっと疲れているタイミングでこれが起きやすく、休憩のつもりが結局だらだらと時間を溶かしてしまうことが何度もありました。
厄介なのは、これが意志の弱さの問題というより、環境の問題だということです。誘惑になるものが視界に入るだけで、集中力は簡単に削られてしまいます。「今だけちょっと見よう」という判断のハードルが、目に入る場所にあるだけで一気に下がってしまうんだと感じました。
そこで見直したのは、"仕事をする場所からできるだけ誘惑を物理的に遠ざける"ことでした。作業中はスマホを別の部屋に置く、テレビのリモコンを目に入らない場所にしまうなど、単純ですが効果は大きかったです。意志の力で我慢するのではなく、そもそも選択肢に入らないようにする、という考え方に変えてから、かなり楽になりました。
あわせて、作業する場所自体をなるべく"仕事専用"に近づけることも意識しました。同じ机でも、仕事の時間だけ余計なものを片付けておくと、視界に入る情報が減り、それだけで集中しやすくなる感覚がありました。
家は本来くつろぐための場所なので、誘惑があるのは当然です。それを前提に、環境側で対策するのが一番現実的だと感じています。