私と気仙沼の最初の出会いは、静岡のボーカルユニット「オレンチェ」の推し活でした。
震災から2年後、まだ陸の上に大きな船が残されていた頃。気仙沼のご当地アイドル「SCK GIRLS」とのコラボイベントが現地で開催されると知り、「少しでもイベントを盛り上げて、現地のみんなに笑顔になってほしい!」とボランティアを兼ねて車を走らせました。自家用車いっぱいにぬいぐるみなどのグッズを詰め込み、夢中で駆けつけたのがすべての始まりです。
…しかし、ここで予想外の出来事が起きます。
現地で出会った気仙沼の人々の温かさ、力強い笑顔、そして街の魅力にすっかり心を奪われてしまったのです。気づけば本来の推し(オレンチェのファンのみなさん、ごめんなさい!)そっちのけで気仙沼とSCK GIRLSにどっぷりハマり、毎年夏に気仙沼へ通うのが私の恒例行事になりました。
一過性の訪問で終わらせず、コロナ禍を乗り越えて10回以上通い続けるうちに、気仙沼は「応援する場所」から「ただいまと言える大切な居場所」へ。
実はもともと人見知りでコミュニケーションが苦手だった私ですが、大好きな気仙沼に通い詰め、何度も現地の方々と顔を合わせるなかで、地元の観光課の方をはじめ地域のみなさんとの深い温かい繋がりが生まれていきました。さらに通ううちに、「誰かの力を借りるだけでなく、自分の絵本作品を通した個展やイベントで、もっと気仙沼を盛り上げたい!」という主体的な想いまで芽生えるようになったのです。
私が13年かけて肌で感じてきた気仙沼の一番の魅力は、ガイドブックの1ページには収まりきらない「人の温度感」や「前を向いて生きる人々の強さ」です。
「最初はちょっとしたきっかけだったけれど、気づけばその地域の大ファンになっていた」
最近PCを手に入れ、ライターとしての一歩を踏み出したばかりですが、おてつたび様の『地域のファン(関係人口)を増やす』というミッションを見た瞬間、「これだ!」と確信しました。
13年間の実体験と、人見知りを克服して築いた現場でのリアルな繋がりがあるからこそ、地域と人をやさしく結ぶ「おてつたび」のライターとして、読者の心を揺さぶる発信ができると信じています。
観光課や事業者様とのパイプを活かした深い取材と、13年通ったからこそ語れる熱量で、「気仙沼に行ってみたい」「地域に関わってみたい」と誰かの最初の一歩を後押しするコンテンツを届けていきます!