社内のアイデア出しで、ホワイトボードに書いた一枚のメモ。 「職場の雰囲気を、動画で見られる求人アプリ」 求人票の文字だけでは、職場のリアルは分からない。入社してから「思っていたのと違う」となる人を減らしたい。そんな軽い気持ちで出したアイデアが、まさかの採用。気づけば、設計から開発、インフラ構築まで主に担当することになっていました。 正直、一番大変なのはコードだと思っていました。全然違いました。 求人サービスには、守るべき法律がある。広告には「PR」の表示が必要。動画にBGMを付けたいけど、音楽には著作権がある。コードを書く前に、上長と一緒にルールを一つずつ確認する日々。エンジニアなのに、一時期は法律の資料を読んでいる時間の方が長かった気がします。 技術面での最大の敵は、くるくる回る読み込みマーク。動画アプリで待たされたら、ユーザーはすぐ離れてしまう。読み込みの速さやデータのキャッシュを何度も見直して、少人数でも開発を回せる構成を選びました。 開発を始めてから約5か月で、iOS/Androidのテスト配信までたどり着きました。 アイデアを出すのは一瞬。でも、それを本当に使える形にするまでが、一番大変で、一番おもしろい。ホワイトボードのメモ一枚から、それを学びました。
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