生成AIを活用した英文資料作成と、文脈を踏まえた情報設計
現在関わっている公共性の高いプロジェクトでは、サイバー攻撃を未然に防ぐため、ルーターなどのIoT機器を定期的に観測し、必要に応じてユーザーへの注意喚起につなげる取り組みを行っています。
近年は、ECなど流通網の発達により、日本国内メーカーの製品だけでなく、海外メーカー製のIoT機器も国内で利用される機会が増えています。そのため、日本国内で利用されている機器に脆弱性が確認された場合、対象メーカーに状況を共有し、ユーザーへの注意喚起に向けた確認を行うことがあります。製品仕様が不明な場合には、仕様確認のためにメーカーへ問い合わせることもあります。
このプロジェクトの中で、私は海外メーカー向けの英文資料や英文メールの作成に携わりました。
まず日本語で伝えるべき内容を整理し、資料やメールの日本語原稿を作成。その上で、AIを活用して英文化し、英文として意味が自然に伝わるか、トンマナに違和感がないかを確認しながら調整しています。
海外メーカーとのやり取りはメールベースで行い、受信した英文についても翻訳を活用しながら内容を理解し、必要な返信文を作成しました。英語での会議経験はありませんが、英文資料・英文メールの作成や、英語表現の違和感チェックには実務として対応しています。
大学時代に英語で授業を受けていた経験もあり、英文を読むことへの抵抗感の少なさは現在の業務にも活きています。
AIによって翻訳そのもののハードルは下がっていますが、重要なのは、翻訳前の日本語を正しく理解し、相手に何をどう伝えるべきかを整理することだと考えています。
そのため私は、単なる英訳作業ではなく、背景や意図を踏まえた上で、相手に伝わる形へ整えることを大切にしています。