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組織の定義を考える

私は、社労士事務所の事業について、ヒトの労働力に対する依存度が高いビジネスモデルだと思っています。企業と顧問契約すれば、定期的に報酬は入ってきますが、クライアントのブレインとして、複数の企業にサービスを継続していくのは、色々と大変です。経営者の様々な悩みを聞き、本来の業務以外でもクライアントに役立ちそうな情報を伝え、専門家として企業の成長に結びつきそうな有益な情報を発信し続けて、初めて

『この人と付き合うことにメリットがある』

と感じてもらえます。一般的に、税理士や社労士の業務は、まずこの信頼関係を構築するところから始まります。クライアントに

『この人と付き合うことにメリットがある』

と感じてもらえれば、現状の会社の問題をしっかり話をしてくれるようになり、サービスを提供する側も、仕事がしやすくなります。でもよーく考えてみると、クライアントは「この人」に価値を感じています。担当者が変更された場合、「この人」はなくなります。税理士や社労士の事務所でよくある担当者の変更。だから『この人と付き合うことにメリットがある』ではなく

『この組織と付き合うことにメリットがある』

に進化させなければなりません。

組織とは?

「組織」という言葉は、よく使われていますが、実は抽象的な言葉です。私の中の組織の定義は

複数の人間が、それぞれの価値観を理解し、協力し合うことで、一人ではできない価値あるものを生み出すことができるもの。

組織力は、

一人ではできない価値のあるものを生み出す力

です。だから組織力ってのは目に見える売上や従業員数では判断できない。組織力に会社の規模は関係無い!ってのが私の考えです。

そして弊社の社名(Cells)の由来はこんな感じです。

人間の細胞(Cell)は、いろいろな種類があり、それぞれ形や性質が違っている。この細胞(Cell)が集まったものは、生物化学上「組織」という。この細胞(Cell)をヒトに置き換えると社会科学の「組織」と同意義になる。組織は、複数のヒト(Cell)が集まり、チーム(Cells)となり、個ではできない価値あるものを生み出す。まさしく、企業はヒト(Cells)なり!!

弊社は、社労士事務所とシステム会社の融合した組織。この組織力を強みに日々活動を行っています。

ちなみに・・・・

弊社と同じ細胞を全面に出した有名な会社があります。

グループウェアのサイボウズ。

ひょっとして弊社と同じ細胞や組織を意識しているかも・・・??
と思ってググってみたら「電脳」を意味する「cyber」と、親しみを込めた「子供」の呼び方「坊主(bozu)」の造語でした 笑