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労働保険が終わった後の顧問先訪問[加藤 雅也さんのコピー]

 私は、7、8月の顧問先訪問が大好きでした。台帳の出力帳票「労働保険料のお知らせ」「前年度比較」を使って、採用・人件費・時間外労働など人事労務管理についてどのように考えているのか、が話題になり、現状と今後の会社収益力・財政状態など、経営計画的な話から社労士として提案トークに繋がりやすいからです。特に労働保険料が大幅に不足になった会社は、財政状態が悪い状態になっている可能性は低い。だから普段の顧問先訪問で、話題に出すと嫌がられる以下のような話も、向き合ってくれます。

以前指摘したタイムカードの集計方法、本格的に見直しませんか?
就業規則、見直しませんか?
採用の専用webページ作りませんか?
人事制度や評価制度、見直しませんか?
有休が取得しやすい環境作り、考えていきませんか?


台帳の処理ファイル「年度更新」の保存データを一覧表示して全顧問先の労働保険料をチェックする

私は、社労士業務を行わなくなった今も、こちらのツールを使って、全顧問先の労働保険料の不足・充当の状況をチェックします。抽出したらフィルタで不足が多い順に並び替えて、人数の推移等のチェックです。この表で全顧問先全体のザックリとした人件費状況や経営状況を把握します。

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先日の働き方改革法案通過でタイムカード、有休制度、人事制度、就業規則などの提案は飛躍的に提案しやすくなりました。

労働保険や算定基礎届の結果を報告

働き方改革法案の制度説明

これらの状況を踏まえ、御社はまず〇〇を改善するのがオススメ!

この流れは鉄板だと思うし、社労士実務経験が少ないヒトでも提案しやすいと思う。社労士業界は、セミナーや本など知識の仕入れに積極的。しかし、勉強した知識を実践につなげれる人は多くありません。

忙しいから・・・
他にやらなければいけないことがあるから・・・
周りがなんと言うか・・・
多分顧問先は耳を傾けてくれない・・・
提案方法がわからない・・・
提案トークが自信ない・・・

言い訳をして実践から目を背けてはいけませんね。労働保険も算定基礎届も5年後は無くなっているかもしれません。賃金データや届出データ無しで人事労務管理の改善提案しなければいけない時代は目に前です。
年度更新、算定基礎の手続き代行業務の価値や重要性を改めて考えなければいけないなぁーと思う今日この頃です。