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【政策実現まであと一歩!】東京都で、男の子も公費でHPVワクチンを打てるようになります!



 東京都の令和6年度予算要求概要に「HPVワクチン男性接種補助事業」(3億8,900万円)が計上されました!





 この予算要求が通れば、東京都では、男の子も公費でHPVワクチンを打てるようになります!!
 やったーーー!



 都道府県規模で、男の子にもHPVワクチンの接種公費化が実現できるのは国内で初!!本当に嬉しいです!



 男の子へのHPVワクチン接種公費化は、2023年9月にフローレンスやみんパピ!等が合同で、都民ファーストの会に要望を伝えていました。



 こんなにも早く実現にむけて動いてくれて、都民ファーストの会のみなさん本当にありがとうございます!

【都議会勉強会で提言】「東京都よ、男の子のHPVワクチン接種も公費助成して子宮頸がんを撲滅して!」|駒崎弘樹
9月11日、都民ファーストの会主催の「HPVワクチン勉強会」が開催されました。  フローレンスも参加して「子宮頸がんを予防するために、東京都でHPVワクチンの男性接種公費化を実現してください!」と訴えてきました!  勉強会を主催してくれた、都民ファーストの会の後藤なみ都議、尾島紘平都議、菅原直志都議、龍円あいり都議、滝田泰彦前都議、ありがとうございましたっ!! ...
https://note.com/komazaki/n/n6dca547b4081



【HPVワクチンを男性に打つことも重要!】


 HPVっていうのは「ヒトパピローマウイルス」のことで、性交渉経験のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルス。



 HPV感染によって、毎年1万人の女性が子宮頸がんに罹患、約3,000人が亡くなっています。



 男性には関係ないでしょ?そんなことないんです!!
男性にも打つことで自身のパートナーへのHPV感染を防ぐことができます。



 他にも、HPV感染で引き起こされる病気(中咽頭がん、肛門がん、尖圭コンジローマ)を予防することもできます。
(詳しいメリットについては前述の勉強会の記事をご覧ください)



 男女ともに、HPVワクチンの接種率が8割前後のオーストラリアでは子宮頸がんの数自体もめちゃくちゃ減ってきているみたい。すごいですよね。





 しかし、日本では男性のHPVワクチン接種は、自腹でした。



 1本2万円弱で、3回打たなければならず、合計6万円弱の出費!
高すぎて打てなかったんです。



 フローレンスで、HPVワクチンの男性への接種についてアンケートを取った時も、接種費用が高いことが大きなハードルとなっていました。





【全国での公費化を進めて、子宮頸がんをなくそう!】


 今回東京都で男の子へのHPVワクチン接種公費化が実現すれば、全国での接種公費化の強力な後押しになります!



 目指せ、全国での男の子のHPVワクチン接種公費化!



 そして、全国の女性も男性も気軽にHPVワクチンを打ち、子宮頸がんで苦しむ人がいない未来を作っていきましょう!



 フローレンスも啓発活動等をさらに頑張っていきます。



 こうした社会的アクションや政策提言活動は、皆さんからのご寄付によって支えられています。ぜひ、これからもフローレンスの活動を応援いただきますよう、よろしくお願いいたします。


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日本の子どもの約7人に1人が貧困です。国内の赤ちゃんが2週間に1人、遺棄・虐待死をしています。医療の発達で体重500gの新生児が助かる一方、医療的ケア児の保育ケアが足りていません。フローレンスは、子どもの福祉と未来のために活動しています。
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出典:
東京都保健医療局「令和6年度予算要求概要」(令和5年11月):

https://www.zaimu.metro.tokyo.lg.jp/syukei1/zaisei/06yosanyokyujokyou/13.pdf