【採用クロスインタビューVOL.1 CLUTCH西尾×Profuture佐藤】 仕事、楽しいですか?~採用者は何が出来るのか~ | CLUTCH'S Toy Box
◆採用クロスインタビュー会社の経営を支える「人」そんな「人」に徹底的に向き合って働く部門が「人事・採用」だ。人事の考え方や、企業文化の違いを多くの人に知ってもらい、よりクリアにしていきたいという...
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人事・採用の考え方の違いや、企業文化の違いから、採用をよりクリアにしていきたいという想いから始まった「採用クロスインタビュー」。2回目となる今回は、パーソナルな前回とは変わって、企業文化にフォーカスした内容となっている。同じ10年目を迎えたベンチャー企業だが、共通している部分は面白いように一致しており、一方で大きく差がある部分がコントラストのように存在する。
「ベンチャー企業」と一括りにされているけど、実際は何が共通していて、何が違うの?という部分に切り込んで、若手人事からの視点を話していきます。
記念すべき第1回目のクロスインタビュー
−西尾
お久しぶりです。
前回はそれぞれの会社で採用を担当している、我々個人にフォーカスした内容でお話させていただきましたが、今回はそれぞれの会社にフォーカスを当ててお話できればと思います。
その前に、前回の反響などあれからどうでしたか?何か変わったことはありましたか?
−佐藤
そうですね。実際に前回の対談を見て応募してくださった方もいらっしゃったので、続けていくことでさらに効果が期待できそうです。
−西尾
こちらでも、面接の際に「拝見しました」や「ああいった試みは凄く面白いです」などと言っていただけて、応募者の方にはもちろんですが、友人や知り合いの目に留まって、そこからうちの会社を紹介してくれてといった、リファラル採用にも効果が出てきているので、改めてこれからも読んだ人が本当にいいなと思ってもらえる内容にしていきたいですね。
−佐藤
そうですね、後は社内でも採用に対して少しずつ協力をお願いしやすくなりましたね。それでは、本題に入っていこうかと思うのですが、まずはざっくりと最近採用状況はいかがですか?
−西尾
「採用難」とか「売り手市場」なんて言葉が良く聞かれるように、当社でも事業スピードに合わせて様々な職種を募集しているのですが、有難いことにご応募は結構いただいています。Wantedlyの運用も初めて二ヵ月経っていないですが、想像以上に多くの方とお話しすることが出来たので「そもそも集まらない」みたいな悩みは少ないですね。ProFutureさんは、採用状況、特にどんな方からの応募が多いですか?
−佐藤
まず、入り口としてはHR領域に興味を持って頂いて、話を聞いてみたいと思って頂く方は多いですね。
なぜHR領域に興味を持ったかを紐解いていくと、みさなんどこかでモヤモヤを抱えながら企業で働いていらっしゃいました。「自分はずっとこのままでいいのか?」「自分がやりたいことはこれだったのか?」「この組織は自分には合わない…」etc。
しかし、ふと「企業で働く」ということに対して向き合って考えた時、働く人たちに最も影響力が高いものって何だろう?人事・経営だと。
人事領域に詳しくなくとも、社員がイキイキしている会社って目に止まるし、なんでなんだろう?って思うじゃないですか。
そういった最先端の人事情報や企業の事例、トレンドなどを提供している面と、また、そういった企業を支えている魅力的なサービスを提供している企業様の情報を持ち合わせている弊社に、自然と興味頂くケースが多いですね。クラッチさんはどうですか?
−西尾
ウチは、挑戦しようという意思を持って応募頂ける方が多いですね。
大手、中堅企業で努めていた方で、実はWEBやインバウンドの領域で挑戦したいと思っていました、という方が多いです。私の記事の影響もあるかもしれませんが、現状に満足できていなくて、キャリアチェンジをしようとする方もとても多いです。ただ、会社としても挑戦する方を求めているので、有り難いことではあります。
−佐藤
「挑戦」するマインドは弊社もとても大事にしています。それぞれが挑戦しているからこそ、会社としても10年成長して来れたと思いますし、今後の更なる成長も挑戦あってこそだと思います。では、クラッチさんとしてはどういう人材を求めてらっしゃるのですか?
−西尾
どういう人材をもとめているかというよりも、うちでその人がやりたいことが実現できるかどうかを見ていますね。弊社は事業も多岐に渡っていることから、25職種くらいあるんですよ。そのため、応募頂いた職種とは別の方が合っているのでは?という話から別の職種をご案内することも多いです。応募者としっかり話をして、ミスマッチだけはないように気をつけています。
−佐藤
なるほど、では多種多様な人材を受け入れるだけの土台がしっかりできているということですね。うちは求める人材をあげるとするならば3つのキーワードがあります。「挑戦・自律・信頼」です。先程もお話しましたが、個人としての挑戦が会社の挑戦であり、それが会社の成長に繋がっていくと思います。挑戰する人にチャンスを与え、応援するカルチャーが弊社にはあります。次に自律ですが、弊社はワークライフバランスを重視していることもあり、休みが多いのも事実です。しかし、それを実現するためにはもちろんアウトプットが重要であり、自ら考えやり抜く力が必要です。それができる主体性があり、自律した個を活かすことで実現できています。最後に、信頼ですが、やはり社内社外問わず、信頼を得られない人が仕事で成果をだすことは極めて難しいです。なので、物事に正直に向き合って信頼を得られる人が結果的に活躍できると思います。
−西尾
今「挑戦・自律・信頼」という言葉が出ましたが、会社のビジョンや人事制度など特徴的なものはあるのですか?
−佐藤
はい、ProFutureが掲げるビジョンは「ワクワクする、プロの未来へ」です。働く人々に良い影響を与え、社会をより良くする「てこ」になるというミッションに基づき、HR領域を中心に事業を行っていますので、企業で働く方がワクワクした気持ちで働ける社会の実現を意味したビジョンを掲げています。また、先程申し上げたように、ワークライフバランスを重視していますので、それが実現できるよう人事制度も多岐に渡ります。
たまたまだとは思いますが、弊社は元ハードワーカーが多いので、ある程度制度をしっかり示さないとみんな働きすぎちゃうんですよね(笑)
−西尾
面白いですね。それで言うとクラッチは、会社が目指す方向やビジョンに縛られちゃうのが嫌だという考えがあり、ビジョンや人事制度は明確に打ち出していないんですよ。それぞれアウトプットの質を担保できるのであれば、それに合わせて働いてくれたらという姿勢でやっています。
働き方改革ってどこまで企業側が変わっても、中にいる人の考え方や行動が変わらないと意味がないと言うと言いすぎかもしれないですが、今はそれぞれでバランスを見極めてもらって、人数が多くなるにつれてそれをもとにどんな制度設計をするのか、自由な領域を作るのかといったことを考えることが出来ると思うので、そういう意味では他社とは順番が逆なんですね。
−佐藤
働き方改革については本当にそうですよね。ただそれで問題などは起きないのですか?
−西尾
そこについてはチーム単位であったり、事業部単位であったりと中での情報共有や信頼関係の構築が出来ているので、今のところ大きな問題は起きていないですね。
−佐藤
おもしろいですね。ビジョンで束ねるという言葉はよく聞きますが、それで成り立っているのはクラッチさんの大きな特徴ですね。となると、やはり採用がかなり大事になってきますね。採用に関わる全員にしっかり会社の方向性、考え方が伝わっていないと機能しなくなっちゃう恐れもありますもんね。
-西尾
今は過渡期というか大きな変化のうねりの中にいるので、まだまだなところも多いのですが、各フェーズの中での最良の形というものを見つけて、変化していけたらと思っています。
お互い、次は11年目を迎える年。どんな一年にしたいですか?
-佐藤
勝負の年にしたいですね。個人としても、ただのめり込んで働くだけでなく、その上を狙って、攻めていきたいです。会社としても、採用人数を増やして成長速度を一気に加速させる予定なので、今までと同じことをしていては通用しないと思っています。
-西尾
勝負の年はまさしくですね。次回は、このWantedlyというプラットホームを使ってどう攻めていくかといったこともお話していきたいですね。
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今回の対談で二回目となったのですが、採用における悩みは各社星の数ほどあり、お互いの会社でやっている施策の成功要因や失敗要因を話すことで、HR領域から相乗効果が生まれるのと同時に、良い意味でさらにより良い施策や面接内容、募集システムを作ろうと競争出来るため、経営の重要な1ピースとしてHR領域が企業を支えるためにどうあるべきなのかを考えることは不可欠だなと感じました。
同時に、改めて採用者として「他社と違うからこそ、すべきこと・やるべきでないこと」を認識しながら面談を行うことが重要だと感じさせられたので、そういった認識についてももっと多くの採用担当者とセッションしていけるよう、2018年もさらに多く動いていきます。
全ては、世の中のキャリアを歩む人たちが少しでもより良いものになるように。