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採用奮闘記・人間の集中力は金魚以下という話

こんにちは。西尾です。


突然ですが、皆さんの集中力はどれくらい持続しますか?

人によっては長時間没頭することが出来る人もいれば、なかなか集中力を持続させることが難しいと感じている人もいるのではないでしょうか。

集中の持続は一般的には90分と言われていることが多く、また15分おきに集中の波がやってくるため、そのサイクルを利用して休憩を設けた方が生産性が上がるということもよく言われています。


しかし、米マイクロソフトのカナダの研究チームが、約2000人の参加者の脳波を測定した結果

人間の集中力は8秒しか続かないことが分かったのです(※個人差はあります)

しかも、金魚の集中力は9秒と人間の集中力が金魚以下であることが現在の科学では通説となっています。

おいおいさすがに嘘だろ~~~と調べてみると

・母親が1日8秒間子どもを抱きしめると子どもは「愛されている」と感じる

・利用者がそのサイトを訪れてから、ページ全体の内容が表示されるまでに8秒以上を要すると、利用者は待ちきれずに他のサイトに行ってしまうことをWeb構築のガイドラインで「8秒ルール」と呼ばれる

・8秒で読める文字数はおよそ150文字(Twitterの文字制限が140文字)

・男性が女性に恋に落ちたと脳内が判断するまでに要する時間が8秒

と人間の心理や脳波に関する様々な「8秒」が出てきました。


ここまで、集中の継続が困難な我々ヒトの機能についてお話をしてきましたが、果たして本当に金魚の方が人間よりも集中力があるのか気になったので実験をしてみました。


~実験~

普段オフィスで働いている金魚たちに声をかけて、仕事の集中力を勝負しました。


人間代表は遺伝子の半分がバナナの私・西尾が、金魚からはエースの金太郎がそれぞれ集中している時間を測定してみます。

ファイッッッッ!!!!!



↓(8秒後)



人間、完全に敗北です。

やはり金魚の方が集中力が高いのは本当だったようです。




これはさすがに信憑性が高い。ということで、8秒しか集中できない我々が一日8時間の勤務時間をどう集中して働くことが出来るのか考えてみました。

①机の上を整理する

まずは机の上を綺麗にしましょう。論文などでは、人は情報(=五感から伝わるもの)によって集中を妨げられるため、作業する机の上が雑然としていると集中することが難しくなります。また、多くの色であふれる環境は、無意識のうちに視覚を刺激し、集中力を妨げている可能性があります。机に向かった際、視界に入る情報量が少なくなるように、色の数は極力減らしましょう。あまりカラフルなものはしまっておいた方がいいかもしれません。

②交互に別のタスクに取り組む

これは「インターリープ」と呼ばれる学習法で、交互に複数の教科を勉強することで集中力が持続する勉強法なのですが、仕事にも応用することが出来ます。一つのタスクを一日かけて一気に処理するということも短期的には効果的ですが、それが毎日となると脳の疲労が蓄積されてしまい、結果として生産性が大きく下がってしまいます。日々の中ではなるべく複数のタスクを区切りの良いタイミングや時間で終わらせて別のタスクへと移行させてみましょう。

③休憩時に頭を使わない

集中を持続させるためには休憩が不可欠です。一般的に20分~30分取り組んだら5分休憩を取るといったサイクルを作ると上手く切り替えが出来て生産性が高まるといわれています。また、休憩中にはついついSNSやゲームをしてしまいがちですが、なるべく頭の中をからっぽにすると良いでしょう。


集中を高める工夫は人それぞれですが、生産性を意識してあえて休息を取るというのは有効かもしれませんね。


クラッチではレストルームで音楽を聴いたり、本を読んだり、睡眠をとったりとそれぞれ上手く休憩をとっています。




さて、あなたの集中力今のままで大丈夫ですか??


あなたよりも集中力の高い魚材はすぐそこまで迫っているかもしれませんよ。。。。


(完)

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