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hey designers night Vol.1 〜100人のためのデザイン、 1億人のためのデザイン〜

先日、hey 主催のイベントに参加してきたので内容のメモと感想を書いておきます。

デザイナー 、特にWebデザイナー に焦点を当ててのイベントだったように思います。個人的に、事業会社に勤務している身としては、社内で黙々とデザイナー してても世間の事なんて中々知る機会がありません。ここ近年はその思いが強かったので今回のイベントには凄く興味がありました。


最初のパネルディスカッションのテーマは『手法とデザイン』。

Yahoo!とheyのデザイナーさん、エンジニアさんが事前に用意した質問をお互いに聞いていく流れで進み、最初は使用しているツールなどの話から始まりました。どうやらお互いSketchを使う機会が多いようで、私はAdobe信者なので「Sketch使えないとダメになっていくのかな」とか心配になってしまうくらいでした。

その流れでデザインデータの管理方法では DropboxやAbstractなどでバージョン管理していて、大企業と言えどデータが消える等のトラブルも少なからずリスクは負っているようで、ここはもう少し掘り下げて聞きたかったところ。

その他、デザイン作業の流れやデザインのレビューの仕方にも触れ、STORESの方のストアオーナーの声を集めて、サービスの改良・改善に繋げるのが日々のタスクとしているようで、個人的にはどうすればユーザーから質の高いフィードバックをもらえるのか、ユーザーの声が聞けるのかが気になったので、懇親会で質問できたのは良かったと思います。やはり、オンライン上ではなく、自ら足を運んでユーザーインタビューした方が質の高い意見がもらえるようです。デザインの評価の仕方もYahoo!の場合は流石に巨大な組織だけあって、デザイナー のスペシャリストがいるようです。そのスペシャリストを統括するスペシャリスト(クリエイティブディレクター)がいると聞き驚きました(笑)

気になった点は他にもあり、デザイナーとエンジニアの境目がぼやけているのは確かで、やはりお互いの領域に踏み込んだ働き方が当たり前になっている印象を受けました。最後はデザインを作る過程でユーザーファーストを第一に考え、デザインルールをしっかり作ってそれに準じたデザイン作業をすることが大切だということも話し合われていました。

2つ目のテーマは『組織とデザイン』。

すみません、画像撮り忘れました。代わりにこのイベントの目的でもある仲間集めのものを載せておきます。登壇内容としては、他部門との協働の仕方やデザイナーの育成について、デザイナーの評価方法についても話されました。

中でも、デザイナーとエンジニアがお互いの事(能力を含め)をリスペクトし、他部門の技術を学ぶ姿勢を持つ事が大切なんだと改めて感じる内容でした。また、デザイナーの育成について、積極的に社内で勉強会をする事で成長する事ができている事も分かりました。

終盤で聞き入った内容として、デザイナーの評価軸という点で、例えばYahooの場合だと、『自分で仕事を作るスキル』『技術だけでなく、マネージメントスキルを持つ』事も評価の基準になっているようだった。また、Yahooではペルソナを限定的なものとして設定せず、万人受けするデザインを作り出さなくてはならない難しさも話していました。

あと、最後に、オンライン上の良いデザインばかりを見過ぎない事も大切で、街中に溢れるデザインに目を凝らし、ダサいデザインさえもなぜダサいのかを深掘りしていく習慣をつけなさい的な事も言っていたので(勝手にそう解釈しただけかも)、明日からでも習慣化できるようにしていこうと思いました。


heyのグッズ、シンプルでシャレオツですね〜⭐︎あっ、懇親会で話していただいたデザイナーさん、登壇者の方、ありがとうございました。また、Vol.2でもあれば是非参加させてください。

★Peace out★