クリエイティブとコミュニティ形成の調和
29歳の時に会社員を辞め、フリーランスのカメラマンとして活動を始めました。
もともと写真そのものが好きだったことに加え、「人の想いや空気感を残したい」という気持ちが強く、自分自身の表現と向き合いながら、撮影やライティングの仕事に取り組んできました。同時に、学生時代より続けてきた弓道の普及活動のため、弓道写真家としての活動を始めました。
弓道写真の撮影は現在もライフワークとして続けており、競技としてだけではなく、その場の空気感や精神性、人物の佇まいまで含めて表現することを大切にしています。展示活動なども行いながら、写真を通じて文化や人の想いを伝える活動を続けてきました。
一方で、コロナ禍をきっかけに写真業界の状況は大きく変化し、自分自身もこれからの働き方について改めて考えるようになりました。
その中で関わるようになったのが、シェアオフィスやスタートアップ支援施設でのコミュニティマネージャー業務です。
「LIFORK」「NAGAYA神田小川町」「DMZ WORK」「Tokyo Innovation Base」「JETRO Innovation Garden」などで、施設運営や利用者対応、イベントサポート、コミュニティ形成などに携わってきました。
最初は新しい挑戦という気持ちもありましたが、実際に現場へ入る中で、人と人を繋いだり、誰かが安心して過ごせる空間を整えたりすることに大きなやりがいを感じるようになりました。
利用者同士の自然なコミュニケーションが生まれた瞬間や、何気ない会話の中から新しい繋がりが出来ていく様子を見ることが好きで、「場を支える」という仕事の面白さを実感しています。
また、フリーランスとして活動してきた経験から、立場や業種の異なる方々と柔軟にコミュニケーションを取る力や、自ら考えて行動する力も身につけることが出来たと感じています。
現在は、これまで培ってきたクリエイティブ分野での経験とコミュニティ運営経験の両方を活かしながら、人や場を支える仕事に引き続き携わっていきたいと考えています。
写真や表現活動も今後も大切に続けながら、オンライン・オフライン問わず、人が自然に繋がれる場所づくりや、挑戦する人を支えられるような環境づくりに関わっていければと思っています。
これまでの経験を一つの肩書きに限定するのではなく、自分自身も変化しながら、新しい形で社会やコミュニティに関わり続けていきたいと考えています。