現場の泥臭さから始まったマーケターとしての原点
新卒でバイク用品EC大手の株式会社リバークレインに入社以来、私のキャリアは一貫して「現場」でした。
最初はメディア・コンテンツ制作の現場からスタートし、SEO記事の執筆や動画の企画・撮影・編集といった泥臭い集客施策の後方支援に従事。画面の向こうにいるユーザーにどう言葉を届けるかという、マーケティングの基礎体力をつけました。
1. 取引先対応から社内ディレクションまで一手に担う「営業×MD」時代
その後、特定カテゴリーの売上を担うマーチャンダイザーへ。単なる仕入れ作業にとどまらず、「買う側の立場でありながら、自社ノウハウを武器に価値を提案する営業」として、取引先に関わるあらゆる業務を一気通貫で推進しました。
担当カテゴリーを伸ばすために環境分析から戦略の立案まで行い、様々な施策を講じた結果、在任期間の約4年で売上を2.1倍に引き上げました。
一気通貫の取引先対応とトラブル解決
新規開拓のアプローチから条件交渉、契約手続き、日常のアフターフォローまで一括担当。トラブル発生時には、社内(物流倉庫、制作、デザイン、システム等)の意見や状況を丁寧に取りまとめて合意形成を図り、会社としての立場を明確にして先方と折衝し、根本的な解決へ導きました。
販促提案を材料にした優位な条件交渉
単に価格交渉をするのではなく、「自社ECでこういう見せ方やブランディング、販促企画を展開して売上を伸ばしましょう」という提案をフックに、対等な立場で優位な仕入条件を引き出しました。施策の実行にあたっては、ディレクターとして社内のエンジニアやデザイナー、物流現場、そして取引先を巻き込み、企画からリリースまでを一元管理しました。
冷え込んでいた大手主要ブランドとの信頼回復と売上4倍化
当時関係性が難しかった世界的ナショナルブランドに対し、先方の認知拡大課題に応えるWeb施策を愚直に提案・実行。データでの検証と誠実な対応を重ねた結果、協業体制の構築へ結実し、担当期間中に売上を約4倍に拡大させました。また、スプレッドシートを用いた独自の需要予測により、成果の再現性を高めました。
2. データを根拠に組織とサービスを動かす「越境ECマネジメント」時代
直近では管理職としてグローバルEC部門の運営を統括。現場で培った「泥臭い課題解決力」に「高度なデータ分析と仕組み化」を掛け合わせ、事業の成長を牽引しました。
データに基づくUI/UX改善と健全化
SQLやPython、GA4等を駆使して十万行超のデータ解析やアクセスモニタリングを行い、サイトの不具合検知やUI/UX改善を実施。車種絞り込みフィルターの最適化等により、アクティブ会員の車種登録率を15%から85%へ向上させました。
システム・業務ロジックの刷新ディレクション
掲載(レコメンド)ロジックや自動プライシングロジックの刷新、多言語翻訳フローの再構築など、開発・運用両面のディレクションを主導し、利益コントロールの精度向上と業務効率化を実現しました。
3. 仕事の枠を超えて:社内カルチャーの醸成と「場づくり」
プレイヤーや管理職としての業務にとどまらず、社内イベントの企画・運営など、組織の一体感を育む取り組みにも積極的に携わってきました。

社内においても、部署の垣根を越えてメンバーが活気づくような仕掛けづくりを大切にしており、こうした姿勢も評価され年間社内MVPの受賞にもつながりました。
これからの働き方と目指す姿
現在は、家庭の事情に伴い福岡から車で90分ほどの地域に拠点を構えて生活しています。そのため、現在はリモートを織り交ぜられるような働き方を希望しています。これまでに培った「現場叩き上げの提案・折衝力」と「データに基づくマーケティング・ディレクション力」を活かせる環境を求めています。
また、以前から「地域おこし」に対する関心が非常に高く、学生時代にもそういった活動をしていた経験があります。先々につながるそういった仕事に関われたら、うれしいなと思います。
最後に...
前職は気持ちよく送り出してもらいました。次の職場でもこういった人間関係を作れたらなと思います。(中央で、思い出のドラム缶を持っているのが私です。)