1
/
5

3年ぶりに怒りました。他人に本気で。



新しくシステム導入をしたのですが、営業の方が打ち合わせ時に「できる」といったサービスが納品されてみたら仕様上できないことが判明し、、話が違う、、というわけで上司を連れて謝罪に来られました。

電話口で「謝るだけなら大丈夫なので、この電話で話す以上のことがある場合はお会いしましょう」とお伝えしたところ「大事な話があります」と言われたのでアポをお受けすることに

そしてさきほどお会いしてみたら特に話の中身はなく「ただ本当に謝りたいと思いまして、、」とのこと。

電話であれだけ言ったのに、、と思ってしまったので、自分自身が新卒時にクレームを起こした際、当時の上司に言われてから常に意識している言葉をそのままお伝えしました。

「ミスは人だからあります。ですが、自分が謝りたいという気持ちが先行して他人の時間をさらに奪うのは営業として愚の骨頂。投資したお金は回収すればいいですが、時間は取り戻せません。お客様にとって時間が一番の資産ということを覚えておいてください。起きてしまったことは仕方ないので、未来の話をしましょう」

営業を10年やり続けてきた中で、顧客側に立ってみて気付くことも多く、改めて人様のお時間をいただくということがどれだけ貴重なことなのかということを再確認する良い機会になりました。

最後は先方の上司の方とも意気投合し、一緒に「どうやったらクレームを減らしてもっと営業成約が上がるか」を3人でなぜかブレストして笑顔で別れました。