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「営業職っていまどき時代遅れでしょ」と若い人に言われて想うこと

福岡帰省で久々に会った親族が、今年から新社会人として営業配属される予定のものの、、あんなにペコペコする仕事の何が良いの?と不満げに聞いてきたので、、

「【察する力が強制的】に身に着く環境」だと伝えました。

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学生の時は年が離れてると言っても3歳程度で結局同世代。

でも社会人になると、年の差が一回りも二回りも離れた人生の大先輩方と仕事をする機会が無数に出てくる。

さらに、気に入っていただいた先輩方が人を紹介してくださったり、秘伝のスキルを教えてくださったり、、と、年上の方々とご一緒する時間を増やすことで、自分の能力を引き上げてもらうことが多々あるからこそ、年上の方々と仕事ができる場を自ら創ることはかなり重要。

ただし、そういった世代の方々と今の新社会人では仕事への考え方も取り組み方も人生観も違うし、仕事の能力に対する評価基準もバラバラ。でも、そんな異なる世代同士でも共通して評価していただきやすい能力

それが【察する力】

関係者の状況を先取りして様々な調整を事前にしたり、お客様の気持ちをくみ取って想定以上の仕事をこなしたり、、時には飲み会でさりげなくお酌をする能力だってそう。

これを鍛える格好の場が営業。

お客様の一瞬一瞬の表情変化に気を配り、相手の考えの先回りをすることで磨かれる能力がある。

これをずっと社内だけでやろうと思うとなかなか厳しいもので、、上司も親心があるわけで、会社内だとふと気を抜いて許されてしまうことも。。

そういった点も踏まえて、ぜひ将来の自分への投資だと考えて、せっかくの機会だと思って楽しんでみて

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営業一筋40年、どんな世代からも気に入られている父の格好良い姿を見て育ち、気づいたら自分も営業を10年続けてみて感じたことを伝えてみました。

そんな親族との会話で初心を思い返しながら、より一層クライアントにお酌をして回りたいと思った帰省。九州出身とは思えないほどの酒の弱さを武器に、引き続きウーロン茶片手で頑張ります。