1
/
5

次世界を創造する新規事業案‐農業改革、但しほぼすべての分野に適応可能な。

<↑うちの旦那さんが完全自然農法で育てた野菜の写真です。。。>


さて、タイトルに「次世界」と書きましたが、、、

"次世代" ではなく、"次世界"。文字通り、次の世界のことです。


この世は広いですから、もしかしたら既に地球のどこかで

草の根的に始まっているだろう試案ではありますが… ここにメモっておきます。

(誰かがどこかで)やっているだろう、と推測する理由(の一つ)は、

そうでなければこの世界は結構すぐに相当住みづらい状況に追い込まれそう(だが人類はそこまで阿呆ではないだろう)から。そうであって欲しい、なあ。


ただ、周りを見回しても、Wantedlyを検索しても、なかなか「ヒット」しない考え方です。

だから「新規事業案」、としておきます。


最近、農業をやりたいという(特に若い)方が増えているようで、

巷ではいわゆるノウハウや新しい技術や、果てはAI化!? 等々、情報が増えてきました。

テクニックは色々新しいものが出てきているようですが、

ただ、私の知る限りでは、農業に関する問題の基本的な構図は20年前と変わっていません。


20年(もしくはそれ以上)前から、

①「(農作物という名の商品を)作る」のは(誰でもまあまあ)可能なのですが、

➡②「売る」のは本当に大変で、しかも 

➡③そうこうしているうちに、作るのも結構大変になり(要するに、楽しさ < 大変さ に気づき始め)

➡④続けることができなくなる

上記に加え、新規就農を検討中の方は、ほぼ皆さん、リスク回避を非常に気にしていらっしゃる。。。

農業=不安定、賃労働=安定(または楽) という印象は、本当に根強く、
新規就農は、始める前からハードル高し。


…とまあ、他にも色々ありますが、

農業やりたいけど… (てんてんてん)

と、躊躇している方が非常に多い、と。

そして、世にある農業関連の団体様も、上述の苦悩を根本的に解決してくれる所はほぼありません。

個人からしてみたら、農業って、なんかよさげなんだけれども、

一人でリスクを背負う覚悟をして、いざやり始めたとしても、次から次へと起こる困難に対処し続け、

少なくとも数年は、やり続ける体力(主に経済的な)がなくてはならないのです。


さてここで、新規事業案のキーポイントですが、

上記のような心理的な状況を冷静に見てみると、これは何も農業に限った話ではない、ということがわかります。逆に、農業に限って考えてしまうと、抜本的解決策は見つかりにくいです。

基本的には、資金調達や何らかの安定を保障するような【技術的】問題ではないのです(もう”心理的な”状況って書いちゃってるし)。ですが、あたかも、お金の問題を予めクリアできないと、取り掛かることは難しいように見える。別の言い方をすると、お金の問題であるから(難しい)、と言いさえすれば、いつまでも、どこまでも、"取り掛からない"ための言い訳ができてしまうんですね。


かくして、何も起こらない(起こせない)…


ん、なにか、聞いたこと、見たこと、あるような…

…もしかして、「誰か」が、魔法のような解決策を提示してくれるのを待っている…?
 私たちを救ってくれる新・技術が開発されるのを、待っている…?
 その技術を、ノウハウを、お金で買おうとしている…??

ベンチャー企業は、その「誰か」になろうとしている…???


ま、それもアリなのでしょう、ほとんどの場合、そうした解決策提案がなされています。
でも、それでは目的無き対処療法(の無限ループ)にはまってしまうかもしれません。
Matrixの「The One」が人類を救ってくれるのを待とう…そう考える人ばかりの社会より、
もっとマシな状態があるはず。
結局、どこへ行きたいのでしょうか。
この方式の最大の問題点は、「肝心の問題を解決していない」ことです。
(それでもお金は稼げるかもしれません、短期的には。)
今ある技術は大いに使えばいいのですが、
明日の技術を開発するのもいいのですが、
技術で誰かどうにかしてくれ、という大多数の人ばかりを生み出しませんか。。。


こうして私たちは、この20年過ごしてきました。

で…

「そうじゃないもの、やりませんか?」というのが、今回の新規事業案の出発点です。


そのためには言わずもがな、その問題が表している根っこを見定める作業が重要になります。
そして、そのために必要な
複数人で(*)智慧を出し合っていく「場」
が大切になります。
*複数人:これは重要。立場の違いを乗り越えられる認識を得るため

根源的な「問題解決」の方向へ 認識共有しながら確実に舵を取ることから始め、
こうした問題は根が深いので、競争は起きず(というか競争していると作業精度が下がる)、
むしろ取り組む人を増やした方が解決への時短となる可能性が高まり、
万が一(!)解決できた暁にも、次の目指すべきゴールが自然と見えてくるので、
誰も困りません。
そういう事業主旨です。問題の(根本的)解決という「目的地=終わり」があります。

目的地がハッキリしていれば、そして、より多くの人が同じ未来を見据えていれば、
例え、しばらく歩き続けることになったとしても、

楽しさ > 大変さ

ではないですか?


大急ぎで付け加えると、こうした事業は、

【Bubble 90】 のベンチャー企業DG TAKANOの社長さんのように
https://business.nikkei.com/atcl/opinion/15/278976/040500012/?P=4

固い信念というか、強い心臓をお持ちの企業主・決裁権者の下であれば、

非常に堅実な形で、費用対効果の高い事業結果につながりますが、

そうでない場合は、

基幹事業による経営体質がまだ健全(安定プラス)なうちに、それと並行して行う

先行投資型のサブ事業として、 

あるいは 福利厚生的な、補完的な側面を担う HR対策として

考えた方が納得がいかれると思います。


(肝心の農業改革の具体的な新規事業内容ですが、とある理由により、
ここに書こうかどうしようか、迷うところではあります。。。
が、秘密というほどでもないので、よく読めば推測可能ですし、
実際もう気づかれている方もいるでしょう。

テクノロジーによる解決策も、まったく無駄なわけではない(決して間違いではない)ですが、
テクノロジーを含んだ「全体図」を視る高い視点に立てば、
技術的なことを補完すべき非常に大切な、しかも広大な領域が、
なおざりになっているのが見えるはずです。

技術だけでは、恐らく次の世界を「築く」ことはできないでしょう。
座して待つのみ、と思われますか?
ここから先は、良き機会があれば喜んでお話致します ♪)