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インターネットのこれまでと、自身のキャリアのこれからについて

Photo by Tom Arran on Unsplash

自己紹介

はじめまして、サーバサイドエンジニアの草場裕史です。

今回は、これまでのインターネットの歴史と、私自身の今後のキャリアプランについて考えていきたいと思います。

インターネットの歴史について

まず、今までのインターネットの歴史について振り返ってみましょう。

「総務省 令和元年版 情報通信白書」において、インターネットの発展・普及の歴史は、下記4つの時代に区分にできるとされています。

①インターネット黎明期~パソコン通信からインターネットへ~
②インターネットの普及開始
③定額常時接続の普及と「Web2.0」時代の到来
④スマートフォンからのインターネット接続が主流に

ここにおいて、③と④にあたる、「2000年代」「2010年代」のインターネットを取り巻くパラダイムシフトの2点をそれぞれ考察しました。

2000年代のパラダイムシフト

このようなルール整備を背景として、2001年に当時の料金水準を大きく下回る低廉な料金でのADSLサービス「Yahoo!BB」が開始されたことをはじめ、様々な事業者間の競争により料金の低廉化と高速化が進み、ADSLサービスの契約数が増加していった。これにより、我が国のインターネットは、高速・定額料金・常時接続というブロードバンドサービスとして、広く普及することとなった。
(中略)
また、インターネットサービスの高速化が進む中で、徐々に写真等の画像や動画といった容量の大きなコンテンツを閲覧・投稿できる環境が整備され、2000年代後半には動画共有サービスも登場した。例えば、2006年には「ニコニコ動画」が、2007年には「YouTube」の日本語版サービスが開始された。

 「総務省 情報通信白書」によると、「定額常時接続のインターネットプロバイダーサービスによって、より高速なインターネットのサービスが普及」したこと、「大容量の画像・動画データを用いたコンテンツの普及」の2点が発生したとされています。

 前者は「より多くの人間がインターネットに触れる機会が増えたこと」、後者は「インターネットの高速化によって、インターネット上で表現・提供できるサービスが増えたこと」が読み取れます。つまり、「狭い専門家・マニアの、限られた用途のためのインターネット」から、「誰もが触れることができ、より幅広い用途のためのインターネット」へと変貌したと考えることができるのではないでしょうか。

 ちなみにこの頃の私は小学生で、PCやインターネットに触れる授業があり、おもしろフラッシュ倉庫を見て、テレビには有名人として堀江貴文氏が出演する、まさにインターネットが爆速で普及した時代だったと思います。どうやら米国でAmazonがメキメキ成長し始めたのもこの時期のようですし、ECのような新しいインターネットの使い方が生み出された時代と捉えることができるでしょう。

2010年代のパラダイムシフト

2010年には、国内で初めてモバイル端末からのインターネット利用者数がパソコンからの接続者数を超えた。以降、年々その差は拡大傾向にあり、我が国におけるインターネット利用の中心はパソコンからモバイル端末へ移行しているといえる。

2010年代には、スマートフォンの時代が到来しました。老若男女の多くの人がスマートフォンを持ち、ネイティブアプリやブラウザを用いて、SNSやゲーム、ECなど多種多様のサービスを利用する時代です。

 つまり、「各家庭のPCからインターネットに接続していた時代」から「どこからでもインターネットに接続できる時代」に変貌を遂げたと解釈することができます。さらに、これからは、5G通信によるより高速・大容量のデータ通信がスマートフォンから可能になっていくでしょう。

これから先、インターネットには何が起こるのか?

 では、これから先の2020年代以降のインターネットには、何が起こるでしょうか?

 私が考えるに、これは全く予想できません。なぜならば、私たちは「巨人の肩の上に立っている状態」だからです

 「巨人の肩の上に立っている」とはどういうことでしょうか?前述のパラダイムシフトを振り返ってみましょう。いずれも、高速回線やスマートフォンの普及という、ハードウェアに依存した、技術革新と大手企業の努力によるものでした。また、マクロ視点では、サーバーのミドルウェアやOSSによって発展するフレームワークなどのソフトウェアの成長も、巨人を構成するパーツだと言えると思います。

 つまり、ハードウェア・ソフトウェアの開発を行った大いなる先人たちの知恵から成る巨人の肩の上に、我々技術者は立っているのです。

では、これからどうすればいいのか?

 では、「巨人の肩に立っている状態」であれば、茫然とそこに立ちすくむしかできることはないのでしょうか?

 それは違うと考えます。ここで私が行うべき行動は、「巨人の肩にしがみつき、巨人の進む道を予測し、それに備えること」だと考えます。これはつまり、自身の技術の陳腐化をよしとせず、必死に最新技術へのキャッチアップを行うことを指します。

 例えば、PHPという言語の過去と今現在について考えてみましょう。言語構造からして、おそらく過去のPHPは「PHPファイルにHTML的な記述と処理の埋め込みをし、PDOクラスでSQL処理を行う使い方」が主流だったかと思います。しかしながら今現在は、PHPを扱える技術者≒「PHPフレームワークを用いる使い方」が主流になっているとおもいます。極端な話、PHP技術者を募集して、MVCやORMどころか、前者の開発経験しかない技術者が来社すると、誰しも戸惑うかと思います。

最後に

 以上の考えから、私は今後のエンジニア人生において、より広く深く学び続けることが大切だと考えました。今現在の私のスキルセットは、メインのサーバサイドに加えて、フロントエンドを若干、インフラをほんの少しといった形になっていると考えます。これらのスキルをより広く深く広げていくこと、持っている技術を陳腐化させずに時代をキャッチアップしていくことが大切で、今後の働き方の軸、キャリアプランとしていきたいと考えました。

最後まで読んでいただきありがとうございました!


参考文献

総務省 「令和元年版 情報通信白書」
 第1部 特集 進化するデジタル経済とその先にあるSociety 5.0
 第1節 デジタル経済史としての平成時代を振り返る
(2021年5月3日 閲覧)
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r01/html/nb000000.html