1
/
5

何者かになりたい33の男、iCAREを選ぶ。

男なら、誰しも一度は

『ヒーローになりたい』

『英雄になりたい』

そんな思いを胸に抱いたことはないでしょうか?


恥ずかしながら今年で33歳になる私、梅田翔五は未だにそんな少年のような大志
胸に秘め続けておりました。

いつの日か、こんな平凡な自分も何者かになりたい、いやなってみせると。


だけど、そんな思いは歳を重ねるにつれ、人前で語るのがなかなか億劫になってきたりします。

『もう結婚して家族もいるんだから』
『いい歳なんだから』
『失敗したら、どうするの?』

そんな声が、世の大多数の意見です。
ただ、言いたいこともよくわかります。

普通に働くというだけでも、それが決して簡単じゃないのは、僕もこの約9年で十分理解しました。

2社目に勤めたスタートアップでは、ダンススタジオを立ち上げたり
新規事業にも携わりましたが、思うようにマネタイズできず、撤退したという経験もあります。

これは率直に大失敗でした。
1社目に勤めていた製薬会社から年収が300万下がったのに、事業も転けたわけですから。

お金がちゃんともらえて、安定して働けるだけでも、とても幸せなことだとその時実感しました。

そしてその後は大手転職エージェントに拾ってもらい、何とか実績を上げることができ
マネジャーにも昇進できましたので、だいぶ恵まれていた方だと思います。

でも、それでも、もう1度挑戦したい。

『自分はこれを成し遂げたのだ!』
そんな実感の持てる仕事がしたい。

大手企業でできあがった仕組みを改善していくのではなく
社会に大きなインパクトを与える事業を作ったと胸を張りたい。

ここで踏み出さなければ、一生後悔するんじゃないか。

頭の中でいつも自問自答を繰り返していました。

もともと大手企業に向いていない人間なんだと思います。


そして僕は気づけば、次の会社を探し始めていたのです。

僕が企業を探す軸は、以下の3つでした。

① 社会を変える可能性を秘めたビジネスを展開している
② それをまだ形作っている最中のスタートアップ
③ その会社の中で、これまでの自分の経験が活かせそう

この3つが揃うことで、自分が何者かになれる確率が高まるんじゃないかと考えました。

簡単に言うと、何か大きなことを成し遂げたい、その一員として貢献したいわけです。
稚拙な表現ですが、本音なのでしょうがありません。


そんな軸で企業探しをしている時に見つけた1社、それが今勤めている 株式会社iCARE でした。

iCAREのサービスであるCarelyは、社員の健康管理情報をクラウドで一括管理するというもの。

さらに社内には保健師や看護師が在籍しており、導入している企業の社員が
チャットで気軽に健康に関する相談ができるというスグレモノ。

転職エージェントに勤めており、一般の方よりも多少、日本の雇用状況や働き方の問題について
知識があった僕は、このサービスの必要性・先進性にピンと来ました。

これは伸びるんじゃないか・・・?

さらに、そこから調べていくと

・社員が40名程度のスタートアップ
・ちょうど資金調達したばかりで、ここから拡大していく
・明確な競合がまだ多くない
・CEOが現役のドクターで専門性が高い

やらしい話ですが、何だか勝てそうな匂いがプンプンしてきました。


そして極めつけは、事業領域が[ 人材領域 × ヘルスケア領域 ]

人材業界と製薬業界を経験してきた僕の経験を活かすのに
こんなにぴったりな会社はあるのかと、そう勝手に思い込みました。

この時点では、まだ書類も出していないのにです。

そこからすぐに応募。すんなり書類選考は通過。

そして事前に調べまくっていたおかげもあり、一次選考も無事通過。

iCAREを見つけてから、気づけばわずか2週間程度で、最終選考の日を迎えていました。

最終選考の面接官は、CEO 山田洋太氏。


この最終選考で、くらわされました。もちろん良い意味でです。


転職エージェントでマネジャーを務めていた僕なので、転職活動の面接についての知識には
自信があったのですが、あのような面接は初めてでした。


1つめの質問が

『梅田さんが考える優秀なブレイクダンサーってどんな奴?』


僕はブレイクダンスを学生時代から29歳まで、14年間続けていたというのを
履歴書に書いていたので、それを見ての質問だったのだと思います。

この質問は、すごい!と率直に感じました。

まず絶対に回答を用意してないので僕の本音が引き出せるし、即興のアウトプット力も測れる。
また、優秀なダンサーの定義を聞くことで、一見仕事には関係がないようでも、僕の価値観を知るため
によくできた質問だと。

iCARE以外にも7社ほど受けましたが、こんな質問は初めてでしたし
これを面接開始5秒でかましてくる衝撃。


その後も、独特な質問が続き、何とか回答する僕。

どうやら回答は合格圏内だったようで、途中からは山田氏が事業に対する自身の思いや
今後何を実現したいかを語ってくれました。

これがまあ、熱い。

こんなに真剣に語る大人を見たこと自体、人生でそんなに多くありません。

熱い思いは胸に秘めつつも、周囲の雰囲気に合わせて、何となく自分を出し切れていなかった僕は
すごく恥ずかしくなり、また、その熱が自分の内側に伝導してきたのがよくわかりました。

面接を受けながら(あっ俺この会社で働くだろうな)と、直感的にそう思ったわけです。

面接後、帰宅し、妻にその興奮をそのまま伝えたのをよく覚えています。

『今日はすごい面接を受けてきたよ!』

そして次の日。

思いもよらない形でトドメが刺されます。


twitterを何気なく開くと、DMが1通。

昨日面接をしてくれたCEOの山田氏からです。



僕が、昨日答えた最も優秀なブレイクダンサーの動画と、その感想でした。

えっ見たの!?

面接のためだけに質問したんじゃないのかと。

CEOであり、現役のドクターであり、ものすごく忙しいだろうに
そんな中で、僕が答えたブレイクダンサーの動画ちゃんと見てくれるのか?と。


ただ何となく面白そうだったから見てくれただけかもしれません。

もしくは採用の戦略として、感想を送ってくれただけかもしれません。


それでも興味を持ってもらえたこと、そしてCEO自らが1人を雇うのに
ここまで行動をしていることに、僕は完全にくらっていました。

入社しよう!

漠然とした何かを成し遂げたいという思い、葛藤

iCAREの事業に対する共感、興味

CEOに対する何と表現すべきか、よくわからないこの感情


この3つが揃い、私梅田翔五は、このiCAREという会社を選びました。

何だかすごく暑苦しい文章になってしまいましたが、本音をぶちまけたらこんな感じになった次第です。


僕と同じような葛藤を抱えている人って、けっこう多いんじゃないですかね?

そんな方は是非、iCAREへ!


最後までお読みいただき、ありがとうございました!

26 いいね!
26 いいね!