今の自分がやりたいこと~変わったことと変わらないこと~
どうも、のぎです。
今は何をしているかというと、休学して海外をいろいろと回っています。
インド、エジプト、ウガンダ、タイ、ニュージーランドときて、今はアメリカにいます!
ニュージーランドにいるときに、少し悩んでもやもやして、自分は何がしたいんだろうと考える時間がありました。
そしてそんなときに、のぎの身近で大切な人から「何がしたいかわからない」と言われたことを機に、自分のやりたいことを人に伝えようとしていないなと気づかされました。
そこで、今日はお世話になっている人へ今の自分がどう考えていてどう動きたいのかを伝えたい&自分自身にとっても1度整理する、かつ備忘録として書き残したいと思います。
ちょーーーーーー、長いです。
数えました。6800字ありました。
ごめんなさい。読んでくれる心優しい人は覚悟してください。笑
休学した理由
休学してしてること
これからやりたいこと
の3本でお送りします。笑
休学した理由
端的に言うと、「自分のこともよくわかってないし、やりたいこともやりきれていない中で就活するのが嫌だ。そうだ!やりたいこと全部やればいいんだ!」というところからです。笑
それまで大学でのトライアスロンに一生懸命だったのはよかったのですが、いざ就活が近づいてきたときに、「今までやってきたことに自信はあるけど、もっと他にもやりたいことがあった」と感じる自分がいました。
そのやりたかったことは、
世界一周・インターン・ボランティア
です。笑
そして、これらを全部一気にやってしまおうと考えます
そうだ!世界一周しながら、各地でインターンとボランティアすればいいんだ!(天才かも)
こうして、休学してやりたいことをやってみようと決心しました。
休学してしてること
いざ休学を決めたものの、目の前に立ちはだかるいくつかの障害がありました。
それは「休学を許可してもらうこと」です。
親・学校・奨学金財団
自分はこの3人に説明して、休学を応援してもらう必要がありました。
そこで必要になったのが、休学計画。
まあ、大学にこれを提出しないと休学させてくれなかったので、事務的に作成せざるを得なかったんです。笑
でも、自分の中でふわふわしていた「とりあえずやりたい!」の気持ちを、実際の計画に落とし込むことができたので感謝しています。
計画書をつくるにあたり、一度じっくりと「自分のやりたいこと・休学する理由・休学した先のこと」を考えました。
そして考えた結果、計画書には「食を通して人がつながる、人をつなげる場づくりが自分のやりたいことだ!」と書き、それがどうしてか、そのために何をするのかをまとめました。
どうしてこれが出てきたのかというと、自分の好きなことを考えたときに「食×対話×場作り」というキーワードが思い浮かんだからです。
詳しくはこちらの記事にまとめています。
そして、このやりたいことのために休学して、
半年間の福島県でのインターン
と
半年間の海外生活
を選択したのでした。
福島のインターンで何やってたかは、
この辺の記事に書いてあります。
簡単に言うと、
酒蔵のストーリーを載せたお酒とおつまみのネット販売(fukunomo)の運営
と
地域の食と職に出逢うローカルスナック(SHOKU SHOKU FUKUSHIMA)の立ち上げ
です。
これらを福島県でしたあとに、海外にやってきました。
休学してやりたいことであった
世界一周とボランティアが残ってたからです。
しかし、実際は「世界周遊とボランティアっぽいこと」
になってしまいましたが、、、
そこはまあいいです!笑
これまで、
インドでビジネスプログラムに参加&観光
エジプトで観光
ウガンダで孤児院の見学&観光
タイで沈没
ニュージーランドでホームステイして農業ボランティア
をしてきました。
今はアメリカにいて、これから約1ヶ月間はアメリカとカナダをまわりながら、ホームステイを通して現地の生活を体験&観光をしていきたいと思ってます。
これが終われば、年明けの1月中旬に帰国予定です。
これからやりたいこと
さて、ここから自分の将来像についてお話します。
将来像なんて言い方をしたら、ちょっとかっこつけてて恥ずかしいですが、「こんな風でありたい」と今の自分が思う姿について書いておきたいと思います。
自分がこれからどういう人でありたいか。
それは「人に気づきを与えられる人」です。
この考えになったのは、ちょうど海外に来てからだと思います。インドでのインターンを終えるころから意識し出すようになりました。
どうして「人に気づきを与えられる人」でありたいのか。
それはこの1年で出会ったかわいい後輩たちのおかげだと思っています。
細かいことは省きますが(笑)、この1年間にのぎを慕ってくれ、仲良くしてくれる後輩3人に出会いました。
この3人の後輩に共通しているのは、「彼らと話したときに自分の何気ない経験談が彼らのやる気のきっかけになれた」というところです。
自分はその瞬間に立ち会えたときに、ものすごく嬉しかったことを覚えています。彼らのイキイキした目に自分も負けてられないと刺激をもらえたし、その後も親しい関係が続くことでお互いに応援しあえることがすごく嬉しかったんです。
だから、自分は将来どんな人でありたいかってことを考えたときに、必ずしも自分の体験談がきっかけでなくてもいいのですが、誰かのこれから頑張ろうっていう気づきの瞬間に立ち会いたいと思っています。そして、その後もその人とお互いに応援できる関係性でありたいなって思うようになりました。
それが自分の嬉しいことであり、自分にとっても刺激になるからです。また、お互いが違う分野で活動していれば、その人を応援することで自分の知らない分野のことを知れるきっかけにもなるからです。
だから、自分は「人に気づきを与えられる人」でありたいし、その後も応援できる人でいたいと思っています。
人に気づきを与えられる人でいたいと考えたときに、自分は何が必要か。それはいろんなことを経験して自分自身の引き出しを増やすことだと考えました。
このときの引き出しとは、「自分の体験したこと」と「(自分のもてる)人とのつながり」だと考えます。
自分が話せるネタが多ければ、それだけ人に提供できる価値は増えるし、これまでのぎが出会った人とイベントなどを開けば、参加してくれた人の新しい発見になるかもしれないと思うからです。
自分は実体験をもとにして伝えられる人でありたいと思っています。やったこともないのに話すような人にはなりたくないので、何事もやってみるということを大事にしています。
だから、経験を積むことを大事にしています。
さて、ここで何人かの人は
そもそも休学計画書について話してたことと違くね?
「食を通して人をつなげる、人がつながる場づくり」はどこいったの?
と思うかもしれません。(ここまで何人のひとが読んでくれてるかなんて知りません!)
休学を決めたとき(計画書を作成した時点)とそれから約9ヶ月経った今では考えていることが少し変わりました。
どうして今の考えに変わったのか、それをこれから説明したいと思います。
まず、そもそも休学を決意したときの自分は「何をやるか」にこだわっていたんだと思います。
自分は食と対話が好きだから、それを実現するために食を通して人が出会う場→飲食店がやりたい!というようにです。
でも、福島でインターンしてた頃にwhyから考えることの大切さを教わってからその考えが変わりました。
この考え方は、「自分はどうありたいか、どんな人間でいたいか、なんで自分がこの世に生きるのか(why)」という動機から夢や目標は始まり、「じゃあそれを実現するにはどうすればいいのか、どうやって実現するのか(how)」が次の段階にあって、「実際に何をやるのか(what)」と続くという考え方です。
ここでのwhy, how, whatは、whyが中心の同心円になっていると考えてください。
将来の夢とかで○○がやりたい!っていうのは、これでいうwhatの部分だと思います。
のぎでいう飲食店がやりたい!ってところ。
しかし、これはこの考えでいくと最終的な手段や、やり方のところに当てはまります。
のぎはwhatに固執し続けるのはあまりよくないんじゃないかと思うようになりました。
人は、自分の夢(例えば飲食店)に挑戦してうまくいかなかったときに、「あれ?なんで俺こんなことやってるんだっけ?」と思ったり、「そもそも自分は何がやりたかったんだろう?」って悩むこともあると思います。
これは仕方がないことでしょう。だってやったことがないんだし。やってみないとわからないことだってたくさんあるじゃないですか。
でも、このとき「なんで?」って振り返ってみても、自分の中にwhyの部分がなかったら、「俺のやりたかったことって、実は違ったかも。じゃあこれから何をすればいいんだろう」となってしまう可能性もあると思います。ひどいと鬱になってしまったり。
ありそうなのが、
「自分はこれがやりたいから○○会社に入りたい!」と思って頑張り、見事第一志望の会社に就職できた。しかし入ってから数年、あるいは数ヵ月で、
「思ってたのと違う、自分はこんなことがしたかったのか、、、」というパターンです。
でも、もしこれがwhyの部分が決まっていたら。
はじめからwhyから考えられていたら。
仮に「機会の平等に貢献する人間でありたい!(why)」ってことで考えてみましょう。
自分は「教育(how)」の分野で、「全児童に教育系アプリが入ったタブレットを配布する!(what)」という夢があるとします。
しかし、そこでいざ挑戦してみても(その手段は就職してでも起業してでもどちらでもいいと思います)、もしかしたら実行するなかでタブレットのことがうまくいかなかったり、教育の限界が見えるかもしれません。
そんなときに、whyに立ち戻って考えてみたら、
じゃあ同じ教育で別のことでチャレンジしてみよう(whatを変えてみる)とか、
そもそも教育ではなくて雇用の機会均等の方が大事だ!(howを変えてみる)
と考え直すことができると思います。
なぜなら、whyがぶれていないから。このときの選択は、その人の中に軸(why)があり、それと照らし合わせて考え直し、やり方を変えたにすぎないからです。
自分は何をやってたんだって迷うこともないだろうし、何をすればいいのかわからないって路頭に迷うこともないと思います。困ったときはどうありたいか(why)にたち戻ればいいからです。
やりたいこと(what)なんて環境が変わればその都度変わると思います。やったこともないんだから、いざやってみると違う気がしたなんてざらにあるでしょう。
けど、その根っこにある「どうありたいか」ってことは、案外大事なんじゃないかって。
これが早いうちに決まれば、その後もあまり悩むことなく頑張れるんじゃないかって思います。
若いうちは、何をやりたいかじゃなくて、どうありたいかを考えることが大事だって、最近すごく思うんです。
話が長くなりました。すみません。
このことを福島で知ってから、のぎは「じゃあ自分のwhyってなんだろうな、自分はどんな人でありたいんだろう」って考えるようになりました。
そして、「人に気づきを与えられる人」ってことが見えてきました。
実は、「食を通して人をつなげる場作り」という考えは、
「人に気づきを与えられる人」って考えと、のぎの中では一貫しています。
whyが「人に気づきを与えられる」ってところで、じゃあどうやるのかが「食(how)」で、何をやるのかが「場作り=飲食店(what)」だからです。
こう考えるから、これまでの考えと今の自分の考えは、自分の中では一貫しています。今でも飲食店が自分のやりたいことであることに変わりはありません。
でも、将来をwhyから考えるようになって、自分がやりたかったことは自分のやってみたいことの1つだなって思うようになりました。
食は好きだけどそれだけじゃなくてもいいし、軸がぶれなきゃ別のこともアリだなって。例えばアートの場作りにチャレンジしてみてもいい。だから、今は自分が何をするのかにはこだわらなくてもいいのかなって思っています。見つからないことに焦る必要もないも思います。
じゃあ、なんでのぎが今海外にいるのか。
なんで休学までしていろんなことをやってるのか。
そのことについて今一度考えてみたいと思います。
どうして、自分は今海外にいるのか。
それは自分の経験を積むためだと思っています。
休学計画を立てたときは、自分のやりたいこと、「食」にかかわることのために自分が必要だと思うことを考えました。
今でもこの計画の全部が間違いだとは思わないし、大幅に変わったとも思いません。けど、今では自分がどうありたいかのための1つの経験だ、まあ何か得られても、特になにもなくてもまあいいか、と気楽にとらえています。
そもそも、休学を考えはじめたときは「今までやってみたかったことを全部やりたい。世界一周とインターンとボランティア!それを全部やってやろう」ってところから始まっています。
そこに「食」ってキーワードがくっついて、大学に計画書を出す過程でいろいろ考え、今の計画ができました。
そもそものモチベーションは「やりたかったことを全部やってみたい!」ってところでした。だから、やりたいことやってみよう。
今はとにかく自分の引き出しを増やせるよう、興味があればやってみて、経験として蓄えたいと思っています。それが「人に気づきを与えられる」ようになることに繋がっていると思うからです。
これが将来どうなるかなんて自分でもわかりません。笑
自分のやりたいこと、ありたい姿と照らし合わせたときに、必要だと思うからやっています。海外生活も、農業も一番の目的ではなくて、経験してみることが一番の目的です。
だから、なるべくいろんなことをやってみようと思い、インドでインターンもしたし、アフリカで孤児院にも行ったし、ニュージーランドでは農業したし。
これからも、アメリカでホームステイをしながら、現地の暮らしに触れることで、自分の経験にしたいです。
ただの観光で終わらせたくはないなぁ。
これが今自分が休学してる理由であり、海外にいる理由だと考えています。
最後に、これからどうするつもりなのかについても触れようと思います。
ここまで話したように、自分の中では「人に気づきを与えられる」ようになりたいって軸があり、それに沿った生き方をしたいと思います。けど、じゃあ何やるの?(what)って聞かれたら正直まだわかりません。なんでもやってみたいな。笑
まず、就職したいと思っています。福島で半年インターンをしてみて、自分一人の力で何か始めることは今ではないと感じました。今はある程度規模のある会社に勤めて、自分のなかでできることを増やしたいと考えています。だから少数精鋭のベンチャーよりは、そこそこ人数がいる会社がいいなと。それこそ大手さんも視野にはあります。
あとは、そのなかでもいろんな業界や職種を経験できたり、いろんな人と出会える仕事がしたいなぁなんて。はじめから社内外問わず、やりたいことがあればチャレンジできるところがいいなぁなんて。最近流行り?の副業OKとか。1年目から仕事を頑張りつつも、興味のある飲食店もやってみたいなぁ。
のぎは自分の名刺は1枚じゃなくていいと思っています。会社の名刺と自分自身の名刺があるのもいいんじゃないかって。会社に勤めながら、自分のお店も持ってますみたいな。そのくらい自由なことが許されるところがいいなぁなんて。
就活したことないくせに、就職したこともないくせに、イッチョマエにやりたいことだけ語ってすみません。はい。黙ります。
前までは数年働いてから独立だ!とかも考えてましたが、自分に独立できるだけのスキルがあるかなんてわからないし、何をして独立したいのかもわかりません。だから、今はこんな自分を雇っていただける企業様があれば、そこに勤めさせていただきながら、自分のやりたいことを小さくスタートしてみたいなと思います。
月1でイベントを開いてみるとか。うまくいけばスケールを大きくすればいいし、うまくいかなかったら、会社の仕事を頑張りつつ新しいことに切り替えてもいいだろうし。
そもそも、独立も就職も手段の1つですよね。そこはしばられなくてもいいのかなって。
もともとやりたかった飲食店もやってみることの1つとしつつ、自分のwhyとはこれからも向き合いたいなと思っています。仕事をするなかで新しく出会い、興味を持ったことが新しくやりたいことに変わるのも全然オッケー。
結局何がしたいのかというのはまだ決まってない。
それでもオッケー。
そのかわり、やりたいことには素直でいたいな。
超絶偉そうかつ、根拠のない自信かつ、なんにも知らない若造の寝言だと思います。でも、今はそんなことを考えています。
ふう、ここまで長かった。笑
果たして読んでくれた人はいるのか。
もしいたら、アドバイスでも批判でも共感でも、なんでもお寄せいただけると嬉しいです!
最後に、自分の好きな言葉たちで終わりたいなーと。
自分を幸せにする責任を持つ。
辞めることは逃げではなくて自分の人生へのアップデート。
大切なものを大切にする。
きっと、しばらくたってから、これを読み返したらものすごく恥ずかしいんやろな笑
まあいいや。
今日はこの辺で。長々とお付き合いありがとうございました。