【自称、知的好奇心の権化です。】
元より私は、本を読むことが好きで、小学校の頃から関心のある様々な本を手にとっては読んできました。読書が私の好奇心の発端ですが、その後はどんなことにも自然と興味を持つようになっていきました。
そして、私がこの力を発揮したのは大学在学期間中です。専門の講義やサークル活動に必要な予備知識、アルバイト先の居酒屋やレストランで興味をもった食材や料理についてなど、気になったことや知りたくなったことはすぐ調べ、自分の身になるようになるよう努めていました。また、見知った事柄について自分なりに考え、言語化するという習慣もいつの間にか身についていました。加えて、そうしてすぐに調べて知識を身に付けることで、不測の事態に即座に対応することができました。
更に、私の専攻は自然言語処理(特に機械翻訳)ですが、実は私の所属する大学にこの学問を専門にしている先生方はいらっしゃいません。そのため、基本的に知らないことは独学で身につけ、卒業論文の方針や中身もほとんど自力で決め、学外のその道の専門家の先生までアドバイスを求めるしかありません。つまり、私の好奇心は、確かな知識を自分で獲得する自学学習力と大きな事柄を決める決断力、判断力、さらには自分が必要とするものを追い求める行動力までも、私に自然と身につけさせてくれました。
こうした意味では、私の好奇心の旺盛さは、ある種、自分の周辺能力もまとめて向上させてくれる武器と捉えられるのではないかと考えています。今後就く職業では、この武器を生かして、まだ見ぬ世界や身近にあっても気づかなかった世界などを仲間と共に切り開いていきたいです。