AI時代だからこそ、UXデザインを深く理解する必要がある!
と思い、日本でおそらく最も網羅的にUXデザインのルールをまとめている「Sociomedia ヒューマンインターフェース ガイドライン」を読み進めて、考えたことを記録して、noteマガジンにまとめている。
今日は27個目のルール。まずは引用から。
27. グラフィックのトーン&マナーを揃える
各グラフィック要素の間で、色調・彩度・明度、グラデーションのつけ方、ボーダーのつけ方、影のつけ方、角の取り方、塗りと線のあり方、線の太さ、カラー/シルエット、具象的/抽象的、などの度合いを揃える。
https://www.sociomedia.co.jp/9282
これは、UXデザインというよりはグラフィックデザインの基本原則。デザイン初心者にグラフィックデザインをわかりやすく説明した本として有名な『ノンデザイナーズ・デザインブック』において、4つのデザイン原則のうちの一つ「反復」として紹介されている原則に対応する。
でも、なぜ「反復」が重要なのか、なぜグラフィックのトーン&マナーを揃えるのが重要なのか、を論理的に説明している文献は少ない。
私の理解では、UXデザインの三つの大前提のうちの一つ、ゲシュタルト心理学が答え。
UXデザインのルール #10 として紹介した「ゲシュタルト心理学」によると、人間は
「見た目が似ている」=「同じグループに属している」
と無意識のうちに一瞬で判断する。その結果、Webサイトやアプリの中に、見た目が異なるボタンやアイコンがあると、無意識のうちに違和感を感じ、その分、気が散ってしまう。このことが、サイトから情報を得たり、アプリで何かを実行したりすることを、コンマ数秒、妨げる。これが積もりに積もると、わかりにくい、使いづらい、というユーザー体験に結実する。
トーン&マナーを揃えるのは、大規模なサイトや複雑なアプリだと、大変な作業になる。デザイナーの腕の見せ所。
注: 見出し画像は、イットデザインによるブログ記事「トーンアンドマナーとは? (デザインのルール化について)」より引用しました。
(私が書いたnote記事を転載しています。)