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遊びながら学ぶという最高の教育方法!エデュテイメントの世界

URLで表示される記事以外にも、自分でテーマを決めて記事を書きました。

ここでご紹介します。


遊びながら学ぶという最高の教育方法!エデュテイメントの世界

こんにちは!ライターの安田です。

今回は夏休み中にこそ考えたい『子どもと教育』問題について考えてみたいと思います。

子供がいる人にとって、「どうやって子どもに教育を受けさせるか」は永遠の悩みといってもいいですよね!

「出来ればガミガミいわずに自分から勉強してほしい…」という親御さんのため息が聞こえてきそうです。

でも、子供は正直!つまらないことや興味がないことに関しては親の心子知らず。そっぽを向いてしまいます。

でも、子供の知的好奇心ってとてもすごい可能性を秘めているもの。

それを【エデュテイメント】という方法で引き出してあげませんか?

この記事では、エデュテイメントの基本から、エデュテイメントに特化した観光スポット、また、文部科学省のホームページで体感できるエデュテイメントなどを特集します!

さあ、お子さんと一緒にエデュテイメントを楽しみましょう。


エデュテイメントとは

エデュテイメントという言葉は、お子さんがいる親御さんなら耳にしたことがあるという人もいるかもしれません。

エデュテイメントとは、education(教育)と entertainment(娯楽)を合わせた言葉です。つまり、教育を娯楽にしちゃおうってことなんですね。

勉強に無関心な子供がいても、娯楽に無関心な子供というのは少ないのではないでしょうか。

エデュテイメントは、子供に遊びながら学ぶ機会を与えるという、究極の教育法といえるのではないでしょうか。

特に、2020年には小学校で英語とプログラミングが必修化されます。

この2つに関しては、自宅でも遊び感覚で取り組める教材がたくさん出ていますので、気軽に取り組みやすいですね。


エデュテイメントに特化した全国の観光スポット

最初にご紹介するのは、夏休み真っ最中ということで、全国の観光スポットの中からエデュテイメントに特化したスポットを紹介します。エデュテイメントに取り組めるスポットって、意外と近くにあるものなんですよ。

1.
レゴランド

愛知県名古屋市にある「レゴランド ジャパン リゾート」は、2歳から12歳までのお子さんが遊びながら学べる観光スポットです。レゴは知育ブロックとして世界的に有名なので、頭を働かせて考える力を養うのに持って来いです。

特に、レゴランドにはレゴを使った大きい模型の展示などもされています。普段からレゴを触って遊んでいる子にとっては、その迫力に驚き、自分も持っているレゴでこんなに迫力のある創作物もできるのかと驚くことでしょう。子供の知的感性を磨くのにピッタリの場所ですよ。

2.
キッザニア

キッザニアに関しては、東京都江東区にある「キッザニア東京」と兵庫県西宮市にある「キッザニア甲子園」の2つがあります。

子どもたちはキッザニアで職業体験をしながら、社会に出た時の仕組みなどを学んでいきます。専用通貨でお給料ももらうことができます。お金の大切さを知ったり、社会について体験したりすることは、今から成長していく子供たちにとって非常に貴重な体験となるでしょう。

3.
国立科学博物館

東京都台東区にある国立科学博物館では、恐竜の骨格標本や動物のはく製などが展示されています。随時、展覧会が開催されているところもポイント。2019年の現在開催中なのは、「恐竜博2019」です。2019年7月13日~10月14日までの期間限定です。特に恐竜に興味のある子どもたちにはおすすめですよ。

4.
JAXA宇宙センター

宇宙の神秘は子供たちの「なぜ?」という知的好奇心を引き付けるものの1つ。宇宙に特に興味のない子も、JAXA宇宙センターに行ったら宇宙への興味・関心があふれだしてくることでしょう。JAXAが運営する施設は全国にたくさんありますので、ちょっとした休みに行きやすいのもメリットです。宇宙に関するシミュレーションにゲーム感覚で参加できたり、ミッションゲームを体験したりすることもできます。

5.
カワサキワールド

兵庫県神戸市の神戸海洋博物館内にある「カワサキワールド」。ここは、川崎重工グループのミュージアムです。しかも体験型になっているので、子供たちにとっては嬉しいスポットですね。鉄道好きの子は模型を走らせることができます。また、新幹線やヘリコプターの実物が展示されていて、間近で本物を見ることもできます。その他、バイクにまたがったり、運転席に座ったりして写真撮影をすることもできると人気を集めています。

6.
こどものための博物館 キッズプラザ大阪

大阪府大阪市にある「こどものための博物館 キッズプラザ大阪」。“こどものため”という名称からも、エデュテイメントに特化した施設であることが分かりますね。コンセプトは「実際にやってみることで本当に学ぶ」。博物館といっても、ただ見るだけではなく実際に触れたり体験したりできる、子供も大喜びの施設なのです。建物内は広く、たくさんご紹介したいコーナーがあるのですが、この記事では3つピックアップしていきます。ニュース番組などの映像体験ができる「わいわいスタジオ」、感性を発揮して創作活動ができる「創作工房」、デジタル機器を実際に触って使い方を学ぶことができる「コンピューター工房」などがおすすめです。

7.神戸市水の科学博物館

兵庫県神戸市にある「神戸市水の科学館」は、水の大切さを学べる博物館です。普段から水の大切さを知っておくことで、「水はあらゆる命の源なんだ」という意識が強く持てるのがこの施設のいいところです。また、水の大切さだけでなく、水のあらゆる不思議を体験する「ウォーターサイエンスゾーン」もあります。実験を通して子供たちの知的好奇心が刺激されることでしょう。

8.九州国立博物館

福岡県太宰府市にある「九州国立博物館」。博物館の隣には、歴史駅建造物である太宰府天満宮があります。この博物館の魅力は、子供たちの五感を使って展示物を見られるという点です。そこで人気なのが施設内のコーナー「あじっぱ」。なんと無料のスペースなんですよ。アジアの伝統民芸品やおもちゃが数多く展示されているのです。あじっぱでは、工作体験をすることもできます。楽しみながらあらゆる国の文化に触れられる点が良いですよね。

9. 日本未来科学館

東京都江東区にある日本未来科学館。展示物を見るだけでなく、実際に触れながら科学に親しみを持ってもらう場所です。科学といっても難しいことはありません。子どもにも十分理解できる範囲でイベントなどが行われています。特におすすめなのは、3Dプラネタリウム!3Dメガネを着用してみる宇宙は、臨場感にあふれています。きっと子どもたちも夢中になることでしょう。


0歳児から!お家でできるエデュテイメント

さて、お次にご紹介するのは、わざわざ外出しなくてもできるエデュテイメントです。小さいうちからお家で行うエデュテイメントが身に付いていれば、お子さんが成長しても自力で学ぶ習慣がついていることでしょう。

今回は0歳児から小学生になるまでのエデュテイメント計画を発表しちゃいます!

0歳児~知育玩具で一緒に遊ぶ

生まれたばかりのお子さんには、巷でも多く販売されている“知育玩具”で一緒にエデュテイメントしてあげるといいですね。0歳児から遊べる布絵本や音が出るミニ楽器などがおすすめです。

1歳になったら、大人の行動を真似しだして知的好奇心もより活発になってきます。積み木やブロック遊びなどがおもしろく感じる時期です。

2歳になったら、おしゃべりを始める子もいることでしょう。自己主張をし始める時期でもありますね。このころには、おままごとごっこやパズル・粘土遊びなどを楽しんでくれることでしょう。

3歳になると、あらゆることに興味を持ち、「なぜなんだろう?」という疑問を周囲の人に尋ねてくるようになってくるでしょう。その“なぜ”という知的好奇心を見逃さないように、少し複雑なつくりのおもちゃを与えてみるのもいいかもしれませんね。

4歳児・5歳児くらい~英語を学ぶ

4・5歳くらいになったらもう小学校入学も間近です。今から楽しんで英語に触れておきましょう。

私自身もこのころから英語のスピーチコンテストに応募するなどしていました。英語の発音は子供の頃の方が習得しやすいのか、中学生になって英語を本格的に学ぶようになってから、先生や友達に発音の良さを褒められていました。

英語学習に関しては、小さい子どもに対応している学習教材がたくさんあります。私の場合は英語の発音から始めていった感じですが、各々で英語教育に対して興味を持つ観点が違ってくると思います。

まずは、お子さんと一緒に楽しく学べる教材を探しに、お近くの書店などに行ってみることをおすすめします。

高いお金をかけなくても、子どもは興味さえ持てば自分で自由に学習していってくれるでしょう。親御さんも一緒になって遊び感覚で英語を学んでいると、自分の英語の勉強にもなって一石二鳥かもしれませんね。

小学校入学前~プログラミングを学ぶ

小学校入学前には、英語と共に2020年から必修化となるプログラミングを親子で学んでみましょう。プログラミングも、英語と同じく、巷に学習教材があふれています。必修化に伴い教材の数も増えてきた…という感じですね。

プログラミングは、学ぶことで論理的思考力をつけられるというメリットがあります。この論理的思考力はプログラミングの世界をはじめ、さまざまな教科でいい成績を残すための必須能力となることでしょう。

また、普段の生活の中でも論理的思考力は役に立ちます。

日常生活の中で何か疑問が沸いてきた時に、それを粘り強く解決しようという耐性が子どもに身に付くのですね。

論理的思考力を持つ子は、「わかんないからいいや」じゃなくて、「あれ、ここにヒントがあるんじゃないか」と思うことから始まります。

ぜひ、お子さんに合ったプログラミング教材で一緒に遊んでみてください。大人になってからも論理的思考力を身に付けることは可能です。


MEXT子供エデュテイメント

最後にご紹介するのは、文部科学省のホームページからアクセスできる「MEXT子供エデュテイメント」という取り組みです。

先ほどご紹介したプログラミングについて学べますよ。


出典:文部科学省ホームページ

こちらの「プログラミン」というのがプログラミングについて学ぶものです。

プログラミングと聞くと、難しく感じるかも知れませんが、これは子どもにも分かる簡単なパソコン操作でプログラミングの基礎を学ぶことができるような仕組みになっています。犬のイラストを動かすことから始まって、最終的には、自分の作品を皆に見せることができるようになっています。


出典:文部科学省ホームページ

この「宇宙ワンダー」とは、人工知能であるサテラの教育係となって、ロケットの打ち上げ期間中にサテラをレベルアップさせていくというミッションをこなすゲームです。人工衛星のことなど、宇宙のことを自然に遊びながら学べる学習WEBコンテンツです。

パソコンの使い方の基礎を学ぶこともできます。


出典:文部科学省ホームページ

続いてご紹介するのは、「キッズワンダープロジェクト」。先ほどの「宇宙ワンダー」は宇宙に特化したコンテンツでしたが、こちらは宇宙だけでなく、深海や南極へ行くのを疑似体験できるWEBコンテンツなんです。宇宙をはじめ、深海・南極の冒険がお家にいながらできちゃうのです。親御さんもぜひ一緒にやってみてくださいね。

⑤家族一緒にエデュテイメントを楽しもう!!

さて、エデュテイメントについてさまざまご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。学校の長期休みを利用して子どもと一緒に出掛けたい場所から、幼少期に取り組めるエデュテイメント、またお家でできるエデュテイメントまで、幅広くご紹介してきました。

今、お子さんが「勉強なんて嫌い!!」と言っていても大丈夫です。勉強=楽しくないと思っているからそう言うのであって、お子さんの中に眠っている知的好奇心を引き出してあげれば「学ぶって楽しい!!」に変わってくることでしょう。

エデュテイメントは決して難しいものではありません。この夏休み、ぜひお子さんと一緒になっていろいろなエデュテイメントにチャレンジしてみてくださいね!!