本気のデジタルデトックス
Photo by Jonas Leupe on Unsplash
ITエンジニアとして活動している吉開拓人です。
今回は自分の仕事の経験から応用した休日にやるべきデジタルデトックス法について紹介します。
きっかけはGPUマシンの最適化から
自分は前職でAIモデル研究開発用のGPUサーバーの管理を行っていました。自分個人でもGPUマシンを持っています。もしAI用にフルにリソースを活かしたいなら、不要なプロセスを全て停止させ、他のことをやらせないことが重要です。
GPUはハードウェアを交換しない限り、スペック以上の計算量を生み出しません。つまり限界が決まっていて、適度に冷やしたり、休ませることが長持ちさせることにつながります。
自分は今まで様々な企業で働いてきて、いつも感じていることが『限界は超えることができない』
自分は常に最善と思うことをすぐに実行する性格のため、必要があった時に翌月から大幅にパフォーマンスを向上させることができません。これはGPUとすごく近いと感じています。
では仕事でこれ以上限界を超えることができないのでしょうか?
自分はこの課題に、GPU管理と同じ手法を用いるようにしました。
計算量を減らすことを確実にやっていく
脳の計算量を減らすのは、実はシンプルな方法で実現できます。
- 映像を見ない
- 音と言語を聞かない
- 文字を読まない
- 誰とも話さない
読んだり聞いたりする量に比例して脳のリソースは消費されていきます。トークン節約と同じと考えて、休憩中はこれらに気をつけましょう。
- AIとは話さなければ話さないほど良い
- Youtubeは見なければ見ないほど良い
- 新しい情報は知らなければ知らないほど良い
スキルアップ、勉強、リサーチ、Duolingoなど、やると偉いとされていることも、スマホから離れられない理由になっています。まずはスマホから離れてみましょう。
恐らく、プライベートでYoutubeを長時間見続けていたら、無自覚に仕事に影響しているでしょう。YoutubeやTikTokを減らした分だけ、仕事のパフォーマンスは向上しているはずです。
これを最初から完璧に行うのは不可能に近いです。ドーパミンを段階的に減らしていくことで解決できます。
SNSへの対策
SNSやスマホ依存というのは、ドーパミンの分泌によって引き起こされるため、ドーパミンを抑える工夫をします。ドーパミンは、楽しいことをしている時や、強い刺激を感じた時に分泌されます。
SNSを止めるというのは、最初のステップでできることではありません。段階的に進めていかないと、またインストールして始めてしまいます。
やることは、『SNSを徐々に面白く無くしていく』ことです。
- コンテンツを載せない
- 誰かに話しかけない
- 自分のポストを全て消す
- いいねを外す
- 面白いコンテンツのフォローを外す
- トラッキングを許可しない設定にする
- 面白いコンテンツにいいねの代わりにNot Interestedを送る
これで自分にとって面白いコンテンツが表示されなくなっていきます。これで自然と自制心に頼らず、デジタルデトックスができます。
【要継続】SNS離れを助けるルール
- 投稿しない
- リアクションをしない
- 誰かに話しかけない
- 誰かのプライベートな情報を知らない
映像・音楽コンテンツとの向き合い方
自分がコンテンツと正しく向き合えていたのは、子供の頃に家にあったDVDだけで時間を潰していた時です。新しい映画が次々にレコメンドされたりしないため、映像で疲れるということはありませんでした。目指すべきは平成や昭和の時のライフスタイルです。
自分は無限に新しい曲が聴けるSpotifyと映画見放題のNetflixを解約し、映画と音楽の購入に完全にシフトしました。これで想定外の刺激を脳が受けることなく、純粋なリラックスを実現できます。
Youtubeは再生履歴をOFFにして、チャンネルのフォローといいねを全て解除しました。レコメンドに利用される情報は残っていないので、みたい動画を直接検索しないと辿り着けません。
ある程度ソーシャルメディアから離れられた後は、URL自体にアクセスできないように設定します。これは仕事用のマシンも、プライベートのマシンも均一に設定しています。
通知との向き合い方
LINEの家族以外のつながりを解除して、家族のみメッセージをリアルタイムで送れる状況を作りました。友人とはInstagramやFacebookでもつながっている為、時間がある時にDMのチェックをしています。
LINE, カレンダー, アラーム以外は通知をOFFにしています。Apple製以外のアプリは決済系アプリ以外入っていません。
通知が届く状況が有限になるということは、スマホを気にしなくなります。
スマホとの向き合い方
スマホを使う理由を最小にできたので、思い切って鍵付きの引き出しに閉じ込めて、休日を過ごすことにしました。夜も寝室とは別の部屋で充電して、ベッドルームには持ち込みません。
ドーパミンを段階的に減らしていくと、無音の部屋で満足できるようになります。これを実現できた時には、小学生の頃以来の気分が戻ってきました。
結果
- 日々疲れを全く感じない
- 先に不安がない
- 生活スタイルが自動的に整い、食事も十分に取れるようになった
- 仕事の時は仕事以外のことが頭に思い浮かばない
- ストレス耐性の向上
この仕組みづくりで自分の人生は大幅に変わりました。
デジタルデトックスの先に何か進化できたらまた記事を書きます。