リード獲得から広告収益化へ─YouTubeチャンネルを事業化した運用実績
1. 課題の発見:リードが増えない事業の停滞
広洋貿易株式会社で勤務していた際、社長から
「自社のターゲットとなる中国輸入物販プレイヤー向けのリードを増やしたい」
という相談を受けました。
既存の施策ではリーチが頭打ちになっており、
新しいチャネルで潜在層にアプローチする必要がある状況でした。
2. 戦略立案:リードではなく“興味関心”を取りにいくYouTube戦略
私は、ターゲットである
- 副業を考えている層
- 自己投資・自己啓発に前向きな層
- 稼ぐ力を身につけようとしている層
に刺さるコンテンツとして、当時YouTubeで伸び始めていた「自己啓発系動画」に着目。
ただし当時主流だったのは、
“名言×静止画”の簡易動画が大半。
そこで私は大胆に企画を転換し、
「名言 × インサート動画」
=言葉の意味が“映像でイメージできる自己啓発動画」
を提案しました。
視聴体験を高めることで
“モチベーションを上げたい視聴者”
を大きく獲得できると判断したためです。
3. 実行と成長:YouTubeチャンネルを14万人まで育成
実際に動画を投稿すると、提案は大きく的中。
再生数が伸び続け、登録者も加速度的に増加しました。
- チャンネル登録者:140人 → 14万人
- 自己啓発ジャンルでトップクラスの認知を獲得
企業の求める「リード獲得」も増加し、
本来の目的を大きく達成しました。
さらにチャンネルが伸びたことで副次効果として
広告収益が20万円 → 30万円 → 50万円 → 80万円
と急増。
その結果、会社内で
「このチャンネルは広告収益を中心としたビジネスモデルに切り替えよう」
という意思決定がなされました。
4. ビジネスモデル転換後:半自動で回る仕組み化を構築
広告収益を拡大する方針が決まってからは、
私は事業運用の“仕組み化”を担当。
❑ 外注チームを10名採用(クラウドワークス等)
企画・構成・編集・投稿を分業できる体制を構築。
❑ 作業の完全マニュアル化
- 企画の作り方
- 外注への依頼方法
- 修正フロー
- アップロード手順
まで全工程をマニュアル化。
❑ 専任ディレクターの採用と教育
ディレクター1名が、
動画制作〜公開までを単独で回せる状態を実現。
結果として、
ほぼ自動で月50万円の利益が出るチャンネル
に成長させました。
5. 社外評価:買収提案・TikTokからのスカウト
チャンネルの成功は社外でも大きな反響を呼び、
- 企業からチャンネル買収の打診
- TikTok社の担当者から“ぜひTikTokにも参入してほしい”と直接連絡
といった話も舞い込むようになりました。
これは、
「ただ伸ばした」ではなく“ビジネスとして成立させたYouTube運用”
であったと思います。