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[Q&A公開]SaaSスタートアップ 一人目PdM&PMMの挑戦と苦悩

9月29日(水)に、オンラインミートアップ「SaaSスタートアップ 一人目PdM & PMMの挑戦と苦悩」を実施しました。ご参加いただいたみなさまありがとうございました。こちらでは、オンラインミートアップのQ&A部分を公開します!


目次

  1. 登壇者紹介
  2. Q&A

登壇者紹介

橋本 翔太(CPO) Twitter Meety


久松 佑輝(PdM) Twitter Meety


塚本 ひかり(PMM) Twitter


Q&A

Q :現在最も注力して、課題解決しているイシューは?

A:プロダクトロードマップの策定及び、プロダクトロードマップの実現に必要な開発チームとのスクラム運営の最適化。(久松)

ユーザーやビジネス部門からレイズされる機能要望のValue・ユースケース・インパクトの磨き込み・優先度付。(塚本)

Q:どんなことをPdM / PMMに期待している?

A:マーケットニーズを捉えた、新機能の提案及び、PdMが想定するユーザーシナリオに対してのユーザー観点のFB。(久松)

(時に痛みを伴う)プロダクト開発の意思決定とリーダーシップ。(塚本)

Q:1年後に目指す状態は?

A:PMMと密に連携することによって実現できる、マーケットニーズを捉えたプロダクトロードマップの作成と完遂。PdMの正社員が複数人いて、僕がPdMのマネージメントをできている状態。(久松)

新機能によるNRRupをリードできている状態。ビジネス⇄プロダクト部門のコミュニケーション質・スピードアップ。PMMがチーム(組織)になっている状態。(塚本)

Q:コミューンの面白さは?

A:toB/toC、ストック/フロー型、新規/既存クライアントのようにユーザーシナリオが膨大であること。予定調和なことがなく、朝令暮改で最適解を見つけていくスタンス。(久松)

ユーザーとマーケットに向き合うプロダクト作りを追及できる。イシューレイズ→検討→意思決定→実行→振り返り→改善サイクルのスピードが速い。(塚本)

Q:どんな人がコミューンに合いそう?

A:自分とは異なるロジックを持つ他者の意見があっても、アウフヘーベンが出来る人。現在を無思考に肯定せず、あるべきを追求できる人。(久松)

※アウフヘーベン:対立した意見について議論する過程において思考を深め、より高次の段階へと進んでいく思考法。対立する二者をどちらも否定せずにかけ合わせて統合し、一つの解として昇華させる過程。

自分の弱さやできないこと、失敗を素直に認められる人。異なるバックボーンを持つ他者をちゃんとリスペクトできる人。(塚本)

Q:競合と異なる点をお聞きしたいです。

A:commmuneはカスタマーサクセスに特化している。カスタマーサクセスをサクセスさせるためのツールであるということが特化している点。そのうえで今後目指す方向は、オートメーションとワークフロー。今コミューンのカスタマーサクセスが担っている人力でやっている部分を、自動化させていきたい。そうすることで、属人的なカスタマーサクセスが、データにもとづいて仕組み化できる。(橋本)

Q:ロードマップの優先度は、具体的にどうやってつけていますか?同じプロダクト内でも、異なる機能の開発優先度を比較するのは容易ではないと思いますが、どうやっているか教えていただきたいです。

A:大切なことは当事者意識をもってひとつひとつを深ぼること。本当にその意見が、全体のうちどのくらいの人が困っているのかを深ぼることが大切。例えばマネージャーから聞いた要望は、定性的に強く耳に入ってしまうことがあると思う。そこで主観的に優先度を上げてしまうのではなく、定量的に、全社員が見ても納得感のある状態の優先順位をつけていくことを意識している。(久松)

優先順位をつけないとパンクしてしまう。これまで要望を起票してくれるのはいちセールス、いちCSMで、そこから優先度を考えていたが、最近は新たに、まず部門の中で優先度をつけてもらうという取り組みを始めた。(塚本)

Q:開発ロードマップを、どういう風にビジネス側に共有していますか?スクラムで開発していると、リリース時期を明確に伝えるのは難しいと思いますが、どうやっているか教えていただきたいです。

A:ビジネス部門としては早く知りたいし、開発部門としては明確なことを言えないので難しい。現状はnotionで共有している。2Q先くらいまで先出しで誰でも見られるようにしている。気をつけているのは、予定は未定だと伝えておくこと。あくまでも決定事項ではないという事前情報を伝えている。直近1ヶ月・2ヶ月の予定はあまりずれることがないのでクライアントにも伝えている。それより先の予定は、各部門と定例をもち随時共有している。密に連携し、間違ったことをクライアントに伝えないよう最新の注意を払っている。(塚本)

Q:ロードマップはどれくらい先まで策定していますか?

A:現状は半年。事前に仕込みをし、どれくらいストーリーポイントがかかるのかを開発の3ヶ月前に考えておく。今後は1年先くらいまでは策定できるようになりたい。(久松)

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