【メンバーインタビュー】キャリアコンサルタントがアトモニで見つけた理想的なキャリアとは? | 株式会社アトモニ
皆さん、こんにちは!インターン生の山下遥です。今回は2023年9月からジョインいただいている野中さんに、今までのご経歴や、アトモニにジョインした理由などをお伺いしました!野中さんプロフィール野中...
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就職活動で困っている学生や求職者、さらには在職者にまで職業選択や自身のスキルアップについて助言、相談を行う国家資格「キャリアコンサルタント」。
メンバーの野中さんは、その資格を有しています。人事、採用支援を行っていくうえで大切にしていることはどのようなことなのでしょうか。
今回はアトモニメンバーの野中さんにお話を伺いました。この記事では、野中さんが仕事に向き合っていく上で大事にしている思いをお伝えしていけたらと思います。
人材業界に興味をお持ちの方、実際に人材関係のお仕事をされている方にぜひ読んでいただきたいです。
目次
広島県出身。大学進学のため関西へ。2013年新卒で証券会社に入社。
2015年、株式会社リクルートに転職。新卒領域のキャリアアドバイザーとして在籍期間で約4000名の学生と面談を行い、就職支援に従事。新拠点の立ち上げやインターン生・スタッフの育成に携わる。
2021年に独立。ベンチャー企業2社にて、転職や育休後の復職相談などの有料キャリアアドバイス業務および、就活マッチングイベントの企画営業としてIT企業を約60社担当し、採用決定まで伴走。結婚、出産を経て、現在は広島に在住。子育てをしながらアトモニメンバーとして、企業様のご支援を行っている。
大学時代は金融系のゼミに入っており、日本の企業環境について学びました。当時の日本は、スタートアップの企業を支援する環境が欧米と比較するとあまり整っていないことを知りました。そこで、証券会社で株を売り、間接的に企業様の成長に役に立ち、世の中のお金を循環させることは、壮大で面白そうだなと思い、証券会社に入社を決めました。
証券会社での仕事は、新規開拓の営業でした。中小企業の代表や役員の方にお時間をとっていただくことは当たり前ですが、簡単なことではありません。一日100件以上の電話アプローチ、飛び込み訪問を繰り返し、やっとご挨拶させてもらえる、という泥臭い仕事でした。量をこなせば必ず結果につながるわけではなく、運に左右されることも大きい仕事でした。「チャンスをつかむためには行動あるのみ!」という気持ちで日々駆け抜けていたことを思い出します。おかげさまでメンタル面はかなり鍛えられたと思います。(笑)
その後、結婚を機に転職を考えました。転職エージェントに相談に行き、そこで紹介されたのが、キャリアアドバイザーの仕事でした。
面接を受けに行った際に、とても生き生きとしたキャリアドバイザー部門のマネージャーのような方が出てきて、仕事に対する思いを聞かせてもらいました。話を聞いた後、「世の中にこんなに働く喜びを感じてる、生き生き仕事してる人っているんだ。すごく素敵だな、一緒に働きたいな。」と思い、入社をしました。
キャリアアドバイザーとしてやっていた内容は、全国の就職エージェントに登録してくれた学生さんに、主に電話を使い、まずはご面談をするということです。どういう条件で働きたいのか、どういうことをやりたいのか、ということを面談で聞き、求人を紹介します。その後は、紹介した企業様に受かるように面接対策などをして、内定まで結びつける流れになります。
実績の数字も追いつつ、学生さんを純粋に支援するというようなお仕事をしてました。
学生さんのご支援になると、「あなた、今このタイミングで足止めてる場合じゃないよ。」とお母さんみたいな気持ちになります。(笑) 就活をご支援させていただくため、3か月〜半年間伴走していきます。 その中での成長していく過程も見ることができます。嬉しいことは、その学生さんの入社後のご活躍を企業様側の担当から聞くことがあり、非常に嬉しく感じていました。
社会人3年目にして、初めて自分の介在価値や働く喜びを感じることができました。自分と同じように働く喜びを感じられる人を増やしたい、その思いで現在に至るまでキャリアアドバイザーの仕事を続けることができたと思います。
そこからキャリアコンサルタントの資格を取り、独立。その後、アトモニに参加した野中さん。
アトモニへ参加した経緯などは、下記のリンクをご参照ください!
昨年11月から今年2月までは、本格的に広島の企業様の採用のご支援をしていました。現在は、別の会社のご支援に入らせていただいています。
2週間に1回ほど、定例のミーティングを企業様としています。例えば、企業様が「中途採用をしたいんだけど、これまでエージェントを使ったことないから、どういう風に使ったらいいですか。どういう風に関わっていけばいいですか。」というようなご相談をいただきます。それに対して、ご回答をし、企業様にとって有益な情報を定期的に発信していくというような仕事をしております。
この5月からは、セールスとして、 サービスを知ってもらうという活動をしていく予定です。
色々業務は変わっていきますが、アトモニが目指してることは変わらず、「知らなくて選べない」を無くしたいという思いを実現するために、全てその思いのもと行っています。
1つ目は、インターン生と一緒に働けることです。卒業した北尾さんとは、2週間に1回、定期的にミーティングをしてました。時にうまくいってなかったり、ちょっと失敗してこじれてるなと思う時もありました。しかし、それでも逃げずに、自分のできる限りで精一杯アウトプットしてくれるという頑張っている過程を見て、成長をまじまじと感じてきました。何か少しでもサポートができるということは、すごくやりがいだなと思ってます。
2つ目は、現在、企業様の採用のご支援をさせていただいていることです。人事や採用の経験をこれまで5、6年積んできて、 なんとなく自分の中では感覚的にやってることを、企業様からすると新鮮で、「そんな考え方があるんだね。」、「そういうやり方をすればいいんだね。」ということを知ってもらう。それにより、その1歩アクションが進むという、そこまで大きいことではないかもしれませんが、やはり経験者として何かしら語り、知ってもらう。そこに貢献できることにやりがいを感じています。
「その人らしさを生かす、尊重する」ということを大事にしています。企業様も同じく、中小企業でもとても素敵な会社は多くありますし、素敵な思いを持ってやっていらっしゃる企業様はいくつもあります。その企業らしさや、今後目指す思いを大切にする。その上で、その企業に合う人はどんな人なのか、どのようにその企業様の魅力を伝えれば、企業様が採用したい人と出会えるのかというような、「その人らしさ、その企業様らしさ」を大事にしたいなと思ってます。
キャリアドバイザーをしていた時に、すぐに内定を得る学生さんもいました。その一方で、 不器用で、なかなかアクションもできず、面接に行くと緊張して何も喋れませんでしたという学生さんもいました。それでも必ずその学生さんを評価してくださる企業様はあると信じて応援していました。人への見せ方は上手でなくても、 何かここだったらすごく強みがある、ここに関しては熱中して頑張れるというのをこれまで見てきたからです。本当にその学生さんが実現したいと思う未来を応援し、その学生らしさを見つけて合いそうな会社を提案するというのは、ずっと大事にしてきており、今でも同じ思いを持ってやっています。
最近は企業様側の方に立つことが多くなりましたが、企業様側も同じで、ベンチャーとか中小企業でも頑張ってらっしゃる企業様はありますし、素敵な思いを持った代表の元で働ける良い会社も多くあります。その企業様の魅力を見つけて、どのように伝えていくかというところにこだわり、採用のご支援ができたらなと考えています。
年齢や立場に関係なく、リスペクトしあえてるチームだと思います。
バックグラウンドは全員違い、経験が違うからこそ、教えてほしいなと思った時に頼れたり、 尊敬し合えてるようなこともすごくあるなと思っています。加えて、インターン生から学ぶことも多くあると感じています。インターン生が頑張っているからこそ、大人たちも頑張らなきゃと刺激ももらっています。
人との向き合い方がみんなすごく素敵な方たちが集まってるなという印象です。
子供がその社会に出ることを楽しみに思えるような日本、社会になってほしいです。現在は、就活するのも楽しみという社会ではないと思います。確かに仕事は大変ですが、面白いこともありそうだなと、ワクワクする未来になってほしいです。子供や学生さんが社会に出ることを考える時に、そういう未来になるように、少しでも生き生きと働いてる人を増やせたらなという思いを持っています。
生まれ育った広島で、生き生きと働ける人を増やしたい、 選択肢が少ないとか、みんな都会に出ていくとか、問題は決して少なくないですが、それでも素敵な仕事や、やりがいは絶対ここでも見つけられると信じています。そこに気づけるきっかけをアトモニを通じて、インターンシップの経験をできるところ増やすことや、広島の企業様の採用力をアップして、広島で働きたい人を増やすことができればいいなと思ってます!
「目の前のことを全力でやる、与えられた期待に応える、 期待を超える」の思いで目の前の業務に向き合ってたらなんとかなる。 そうすることで、やりたいことと出会えると思っています。
今振り返っても、証券会社に就職したことが失敗ではなく、新規開拓の営業してきた経験もできましたし、現在もその根性強さというのはその時に身につけたことだと感じています。その時にはその時のできることはなんとかやってたというのがあり、今に至っています。
旦那の転勤があったり、子供も生まれたり、タイミングがわからないことも多いです。そこはそれほど考えすぎず、目の前のこれやってみたいなって思うことに全力で向き合ってたら、 なにかチャンスが降ってくると思います。実際にwantedlyでアトモニを見つけて、採用してもらえた背景には、モヤモヤしながらも、キャリアコンサルタントの資格取ってみようかな、その企業様側の採用のご支援などもできたら、さらに選べる選択肢、挑戦できる選択肢が増えるかなと思い、ジョインする運びになりました。
目の前の、たまたま出会った、 たまたま与えられたミッションでも、「期待には絶対応える」、「やりきる」ということをやっていたら、いいきっかけが降ってくると信じています。
下記は、野中さんが執筆した記事のリンクです。是非ご参照ください!