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「水やり休暇」で念願の車中泊。移動距離1571.3kmの冒険!

皆さん、こんにちは!
あと数ヶ月でマイファーム勤続10年目になる、池本(いけもと)と申します。


(↑某宇宙戦争映画の大ファンでして…プロフィール写真はいつもこちらを使っております)

私は「かぜユニット」と呼ばれる、社内横断の広報・マーケティングチームに所属しています。
お仕事は、各種ホームページの運営・管理と、ウェブ集客を主に担当。

当社のサービスは自社事業から行政からの受託案件まで幅広いため、それぞれの運営チームと連携し、ウェブ広告の運用を筆頭に集客施策の提案や実行運営をしています。

■「水やり休暇」を使って関西へ車中泊の旅!

さて、そんな私の節目となる勤続10年目を迎えるにあたり、「水やり休暇」を利用することを決意しました。

この「水やり休暇」というのはマイファーム独自の制度で、自分への”水やり”として取得できる有給休暇です。
行き先に指定はなく、農や自然に触れるものであればOK。

今回この制度を利用して、自宅がある関東の房総半島から関西方面を目指す、4泊5日の旅を計画しました。

これは、私の長年の憧れであった「車中泊の旅」を実現する絶好の機会だったのです!
車中泊をするにあたり、家族(妻・息子)に家を数日空ける了解を得て、ソロキャンデビュー。

房総半島から関西へ向けて出発する前に、マイルールを立てました。
それは、高速道路は使わずに下道のみ利用して、道の駅で宿泊することです。
この選択が、旅を特別なものに変えることになりました。


↑ 旅の相棒「三菱デリカD:5」

■1日目~三重県の取引先を訪問&初の車中泊~

出発日は、業務終了後に数時間の仮眠をとり、22時頃に納車2ヶ月の愛車「三菱デリカD:5」に乗りこみました。

千葉県から都内へと走らせながら、窓から見える高層ビル群の夜景に魅了されました。

しかし、渋谷を過ぎ世田谷を通過する辺りで、天候が急変して台風の余波で大嵐!
前方視界が5〜10m程度に…。
当初「高速道路を使わず下道で」というルールを決めていましたが、やむなく高速道路へ。

まずは、日々お仕事でお世話になっているシステム会社がある三重県へ到着することがミッションになりました。

最初から予定変更になりましたが、時間を得られたため、人生初となる伊勢神宮への参拝ができました。
到着した早朝は晴天。

この安全祈願の恩恵か!?この後の予定は神がかって素晴らしく進みます。


↑ 伊勢神宮にて


その日の夜は、いよいよ車中泊です。

車中泊は、エンジンをきった状態で休憩をとるのがお約束です。
「夏場は地獄の暑さとの戦い!」と推しのYouTuberがポータブルクーラーを勧めていました。

おそるおそるで初日の夜を過ごしたのは、道の駅「関宿」。
恵みの雨のおかげで、8月のお盆直前の時期にもかかわらず、なんと早朝5時は気温25°と大変過ごしやすかったです。


↑ 道の駅「関宿」にて、休憩させていただきました!
(※現在と状況が異なる場合があるので、ご自身で事前に施設へご確認・判断ください。)

■2日目~マイファーム本社&兵庫県丹波市「農の学校」訪問~

2日目は、本社のある京都へ向かいます。
都会の喧騒から離れ、京都の茶畑の美しさに触れることができた運転は心地よかったです。

休憩でお茶屋さんに立ち寄ると、「宇治田原町」が全国に煎茶を広めた発祥の地らしく、お茶の歴史も学ぶ事ができました。



そして、マイファーム本社、京都オフィスに到着。

全国各地でのリモートワークが主流の弊社では貴重な、体験農園のクリエイティブチーム全員集合の場となりました。



その後、京都市内から兵庫県丹波市に移動。

丹波市には、マイファームが丹波市と協働で運営している、有機農業を学べる全日制の農業学校「農(みのり)の学校」があります。

農(みのり)の学校は、私も第1期のホームページの立ち上げから参画して、現在第6期の入学生を募集中です。これまでずっとホームページ制作やウェブ集客などで関わってきましたが、今回、初めての現地視察が叶いました。




2日目の車中泊スポットは、日吉ダムと桂川に隣接した「スプリングスひよし」。
清流のせせらぎと満天の星空の下で眠ることができる幸せを感じました。


↑ 明日のメインイベントを前に、早めの仮眠。そして深夜、満点の星空の元、出発!

■3日目~旅のメインイベント:蓮の収穫~

3日目の早朝4時、いよいよ今回の水やり休暇のメインイベント、「蓮(はす)の収穫・出荷」を体験です。

これはマイファームのお父さん的存在である、常勤監査役の谷さんにお願いして実現できました。
谷さんは当社の常勤監査役でありつつ、京都でお花農家もされています。

水田に浮かぶ美しい蓮の花を摘み取る作業は、日常生活では経験できない貴重な瞬間でした。



収穫作業のあとは、花が咲く前の蕾(つぼみ)と蓮台を出荷するために、「にすがた」としてまとめる作業にも参加。
指南役として谷さんの娘婿である細川さんに、新鮮な蓮の束ね方を教えていただきました。



続いて、今年8月の最後の蓮の配達に、私も同行させていただきました。

特に印象的だったのは、由緒あるお寺の副住職であり、ウェブデザイナーを兼務する勤息(ごんそく)さんのお寺に、蓮の納品に伺ったことです。
勤息さんは、デザイナーさんとして昔からマイファームにご協力いただいている方です。
私も今まで勤息さんとはウェブ制作のお仕事で何度もご一緒していましたが、改めてのご縁に感謝でした。



他に訪れた先でも、温かさと笑顔に触れることができ、心温まる瞬間の多い貴重な機会でした。

谷さんのご厚意で、当社が運営する社会人向け農業学校 アグリイノベーション大学校の京都実習農場などにも立ち寄りながら、配達車での移動中も、会社創業期のワクワクの物語をたくさん伺うことができました。

■4日目&最終日~大阪農場を視察して帰路へ~

4日目。
旅は終わりに近づいていましたが、道の駅での最後の夜、この旅が私に与えてくれた貴重な経験に感謝の気持ちでいっぱいでした。

アグリイノベーション大学校の大阪実習農場を視察して帰路に着いたとき、心は豊かさで満たされていました。


↑ アグリイノベーション大学校 大阪農場


今回の「水やり休暇」を通じて、新しい冒険と価値ある出会いを経験することができました。

このような素晴らしい機会に感謝しつつ、これからも質を高めて自分の仕事を追求していきたい、と心に決めました。


★最後までお読みいただきありがとうございました!

マイファームには「水やり休暇」という制度があり、通常の有給休暇とは別に、年間10日を上限に有給休暇を取得することができます。
業務以外の場で農や自然に触れる機会を持ち、自分に「水やり」をすることで、新しい気づきを得たり、さまざまな実りを得て欲しい。そんな想いから生まれた制度です。

マイファームで働くことに興味のある方は、ぜひ各求人の詳細をご覧ください。



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