なにをやっているのか
長野のラウンドワンではカーリングができます
秘境駅と言われる「田本駅」
長野県にまつわるいろんな情報を「オモシロエッセンス」を加えながら、WEBを使って発信しています。
《長野ウラドオリ》
http://uradoori.com
はじめたのは2010年5月。もう5年の歳月が経ちました。
最初の頃は、文章もぐちゃぐちゃで内容も薄い記事が多かったのですが、試行錯誤を重ね、いまでは月間15PVくらいはあげられるようになりました。地域情報を扱うWEBサイトとしてはそんなに多くない数字ですが、このような取り組みをする人があまり長野県にいないからか、FM長野や中日新聞、長野朝日放送など各種メディアで取り上げられたり。
2011年にはlivedoor主催のブログ奨学金制度に認定され、しばらく奨学金をもらって運営していた時期もありました。その他、ニフティが運営するデイリーポータルZの新人賞を受賞するなど、ラッキーにラッキーを重ね、各所で注目を集める機会も増えてきました。
なぜやるのか
オモシロイものもたくさんあるんですが
意外と県内の人は気づかなかったり
長野県はとても自然豊かで、いろんな文化も醸成されたスバラシイ地域です。
都会とのアクセスも良く、世界に向けた大企業や偉人も多く排出しています。
けれども、ひとつだけ思うことがあります。
それは、地域を『オモシロく捉える要素』がやや不足しているなということ。
古い家屋をリノベーションしたり、先進的な図書館が生まれたり、わくわくするような取り組みは県内各所でたくさん生まれています。それはそれで「面白い」のですが、「オモシロイ」かと言われると少し違う。
このあたりはニュアンスの問題なので、うまく伝わらないかもしれませんが、ざっくり平たく言ってしまうと「笑える感覚」。珍しいものやこと、不思議なものやひとを、ポジティブに笑う感覚が長野県にはあまり無いように思えるのです。
長野ウラドオリでは、なるべくそうしたオモシロイ部分を数パーセントでも届けられればという気持ちで、いろんな記事を扱っています。
どうやっているのか
ひとりでいろんなとこに行ってます
これは伊那市にある分杭峠
現在は代表の(と言っても代表しかおりませんが)ワカバヤシが月に1回ほど長野県のどこかを訪れ、そこで得た情報をもとに記事を書いています。というのも、記事を書いている人間は東京在住。長野県に住まずして、サイトを運営しているのです。
長野県内ではとにかく歩く。もしくはレンタサイクル。どうしてもアクセス困難な場所にはレンタカー。じっくりゆっくり県内を見てまわることで、実際に出会った不思議なものを、その驚きと衝動とともに記事でつづっています。
しかし、このやり方には大きな弱点があります。
それは、どうしても即時性を出せないこと。スピードに限界があるのです。
今日起きたニュースや出来事を記事にすることができません。記者クラブのように働きかけたいわけではないですが、たとえば「大雪が降って松本城が真っ白!」「諏訪湖が凍ったよ!」「田んぼの稲刈りが始まりました」「こんなイベントが開催された」など、地域情報において即時性のある記事というのは非常に需要があると感じています。
それと、1人でやっていることもあって、当然カバーできる領域も限定されてしまっています。
このへんのことにすごーく頭を悩ませているところなのです。