【ゲームクリエイター約360人に聞いた】よく使う&今後習得したいツールは? | その他
こんにちは。コンフィデンス・インターワークスの陶山です。今回は、普段さまざまなゲーム・エンタメ会社でクリエイターとして働くコンフィデンス・インターワークス社員を対象に、日頃の業務で使っているツー...
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こんにちは。コンフィデンス・インターワークスの陶山です。
皆さんは普段どんなゲームジャンルやプラットフォームで遊んでいますか?
ひとくちに「ゲーム」と言っても爽快な操作性が売りのアクションゲームや重厚なストーリーを楽しめるRPGなどさまざまなジャンルのゲームがあり、プラットフォームも手軽に遊べるスマートフォンから最新のグラフィックや高度な操作を楽しめるコンシューマーハードなど幅広く存在しています。
そして各ゲームタイトルは企画を行うプランナーから制作・開発業務を担当するデザイナー・エンジニアなどさまざまな職種のクリエイターが集って作り上げている訳ですが、そんなゲームクリエイターたちは普段どんなゲームを遊んでいるのか……、気になりませんか?
そこで今回は、普段さまざまなゲーム・エンタメ会社でクリエイターとして働くコンフィデンス・インターワークス社員を対象に、扱っている/遊んでいるゲームジャンルやプラットフォームについてアンケートを実施しました!
業務で担当するジャンルを普段から遊んで知見を深めているのか?逆に業務とは別ジャンルのタイトルを遊ぶことで別の視点からゲーム開発に活かせる気付きを得ているのか?など、当社で働く先輩社員たちのことを知っていただけたらと思います。
▼前回(第5弾)の社員アンケート記事はこちら
コンフィデンス・インターワークスでは、社員の思考や傾向を知るために定期的なアンケート調査を行っています。今回は、社員アンケート第6弾として「CIW社員のゲームプレイ事情」をテーマに行ったアンケートの結果をご紹介します。
期間 :2024年1月11日(木)〜1月26日(金)
対象 :コンフィデンス・インターワークス社員
回答方法 :アンケートフォームによる回答
回答人数 :401人
回答者の96%が「業務以外でもゲームをよくプレイする」と回答しました。
さすがゲーム開発現場で働く皆さんという結果に!
今回アンケートに回答したメンバーはプランナー・デザイナー・プログラマー/エンジニア・翻訳/ローカライズ・シナリオライターなどその他さまざまな職種にわたり、年齢も20代の若手から40代以上のベテランメンバーまで幅広く集まりました。
職種や年齢に関わらずゲーム好きなメンバーが多いことが分かります。
<業務で関わる>
第1位 RPG
第2位 アクション
第3位 シミュレーション
第4位 カード / 第5位 音楽リズム
<普段プレイする>
第1位 RPG
第2位 アクション
第3位 シミュレーション
第4位 シューティング / 第5位 音楽リズム
なんと、票数のバラつきはあったものの業務で関わるゲームジャンルと普段プレイするゲームジャンルの上位3つがまったく同じ順位になるという結果でした!
第5位も双方で音楽・リズムゲームがランクインしています。
少数回答ではありましたが、パズル・レース・ADV・スポーツ・ 遊技機など他にもさまざまな回答がランクインし、普段プレイするジャンルだとサンドボックスといった回答も見られました。
普段のゲームプレイをしているなかでの気付きやアイデアが業務のなかで活きることも多いのかもしれませんね!具体的なご意見についてものちほどご紹介させていただきます。
<業務で関わる>
第1位 スマートフォン
第2位 PC
第3位 PlayStation4/5
第4位 アーケード / 第5位 Nintendo Switch
<普段プレイする>
第1位 PC
第2位 スマートフォン
第3位 Nintendo Switch
第4位 PlayStation4/5 / 第5位 アーケード
プラットフォームについては業務で関わるものと普段プレイするもので順位の変動がありましたが、スマートフォン・PCの票数がどちらも多いという結果になりました。
コンシューマープラットフォームについては業務と普段で異なる回答がランクインしましたが、票数としては業務・普段ともにかなり票数が近しく接戦でした。
業務で関わるプラットフォームについては上位5位までの回答が全体の8割以上を占めましたが、普段プレイするプラットフォームだと他にもXboxやVRといった回答もあり、コンフィデンス・インターワークス社員が普段からさまざまなゲームをプレイしていることが分かります。
今回のアンケートでは、約4割の方が「ゲームジャンル」「プラットフォーム」のどちらか一方(もしくは両方)で業務で関わるタイトルと普段プレイするものの回答が同じになりました。
そこで、「業務で関わるタイトルと普段プレイするゲームジャンル・プラットフォームが同じ場合/違う場合」の経験が業務にどう役立ったのか、一部抜粋にはなりますがそれぞれご紹介します!
▼企画やアイデアに活きる
・イベント仕様を考えるときに、ユーザーが楽しいと思える内容を組めるようになった
・最近のトレンドを把握しやすく、デザインなどの業務に反映できた
・同ジャンルの最新作などをプレイすると担当タイトルの改善案提案にも繋がる
・同じジャンルでもそれぞれ力の入れどころが違うので、その違いを分析して自分が関わっているタイトルにも活かすことができる
▼知識や理解を深められる
・不具合調査の際に、「他のゲームでもあったな」と把握や対処がしやすくなる
・同じジャンルの作品は話し合いのなかで参考として話題にあがることも多いので、プレイしておくと共通認識ができて話がスムーズになる
やはり同じジャンルやプラットフォームだと、業務で担当するタイトルにすぐ活かせるアイデアを取り入れたり、そのジャンルのトレンドを実際に知ることができるという声が多かったです。
アイデアを取り入れるほかにも、その分野の知識が増えることで業務中のチーム内でのやり取りがスムーズになる、目指す方向性の共通認識が取りやすくなるなど仕事を進める上でのメリットにも繋がります。
また、業務で関わるタイトルと同じ領域のゲームだと「自分の担当領域と同じ部分を優先して見てしまう」「仕事の頭が働いてしまうのでリフレッシュしきれない場合も……」など完全なユーザー目線に立つのが難しいという意見も見られました。ゲーム開発という仕事に対する意識の高さが窺えます……!
▼ジャンルの違い
・違うジャンルからレベルデザインを参考にしたことで、ユーザーにとって目新しく見える内容を考えられた
・イベントがマンネリにならないようなコンテンツの提案に活きた
・同ジャンルでは見つからない魅力やアイデアが見えてくる
・業務ジャンルではマイナーだけど別ジャンルではメジャーな施策を知り、施策に活かすことができた
▼プラットフォームの違い
・移植やマルチプラットフォーム対応の際に注意する点や意識することが把握できた
・プラットフォームによってそれぞれ出来ることや向いていることが違うので、業務で携わっているタイトルでやった方がいいことがより明確に見えてきた
分野が違うゲームのプレイ経験は目新しい施策やマンネリ防止など、同じ分野からは得られない新しい知見やアイデアをインプットする機会になっているようです。
プラットフォームの違いも、自分のタイトルが別のプラットフォームに対応するならどうするべきかという視点や別のプラットフォームでの体験を踏まえてより自分の担当作品へのアイデアや意見がハッキリしたなどいろんな視点での気付きを得ているという声を聞くことができました。
また、「違うジャンルへの興味が出てきて、次のプロジェクトへの参画の際に役に立った」という意見もありました。
特にコンフィデンス・インターワークスではさまざまなプロジェクトを保有しているので、さまざまな領域への興味関心があるとより選択肢の幅が広がるのではと思います。
約8割の方が「嬉しい」「やる気がでる」など好意的な回答でした。
なかには、燃える気持ちとプレッシャーが双方あるという声や、反響がよかったときの嬉しさがひとしお……など自分の意見が入ることでよりユーザーの声をダイレクトに受け取れるという声もありました。
また、良い点だけではないというご意見もあり、視点や考え方が固定されやすいなどよく知っているがゆえの落とし穴もあるので、客観的な視点を忘れないことが大切ですね!
▼回答ピックアップ
・燃える気持ちと同時にプレッシャーも感じる
・仕事をするなかで普段の気づきや自分のアイデアを活かせるので強みだと思う。自分がプレイして楽しいのかを考えて業務を行い、その結果反響が良かった場合は最高に嬉しい
・自分の知識を反映しやすい反面、自分の経験や知識に目線が固定され、広く自由な発想に行きにくいこともあるので、基本はフラットでいる事が大事かなと思います。
アンケートを通して、コンフィデンス・インターワークスでゲームクリエイターとして働く社員たちが普段のゲーム体験をどう仕事に繋げているのか、リアルな声をお届けしました。
それぞれのメンバーが自分の業務で関わるタイトルへのヒントを得ていたり、ゲームに関わる知識を蓄えていたり、業務だけでなく日常生活でもゲームに熱中して取り組む姿勢を伺い知っていただけたのではと思います。
コンフィデンス・インターワークスでは、ゲームへの熱意や愛をもってゲーム開発の現場で一緒に働く仲間を随時募集しております!
皆さまのスキルやご経験をしっかりヒアリングし、それらを活かせるお仕事をご提案いたします。さまざまな案件を用意してお待ちしておりますので、ぜひお気軽にご応募ください!