社員の社員による社員のためのプロジェクト「Candee TV」始動!
Candeeはデジタル動画マーケティング集団である。
制作陣以外のCandeeメンバーが動画制作の知識について知らぬ存ぜぬではアカン!
という号令の下、Candeeでは次のような社内プロジェクトが始まった。
その名も
Candee TV
各部署から集まったクルーがコミュニケーションをとりながら、その月の社内トピックスを動画にして発表するという試みである。
詳細はこうだ。
毎月、選出されたメンバーがチームを組み、各部署のトピックスを独自取材。そうして集めたトピックスを動画に落とし込み、1カ月後に他の面々の前で発表する。
取材内容と方法は自由。
企画・取材・制作・配信をクルー全員で行う。
予算は上限3万円。
発表方法は収録、ライブ配信を問わない。
上記のプロジェクト要項を突きつけられ、集まった栄えある第1回Candee TVのクルーはコイツらだ!
メンバー決定後、グループチャットに投稿された精鋭たちの抱負は次のとおり(時系列順)。
「石島さん、一石投じてやりましょう!」(筆者)
「一石だけじゃなくて、もっと投じられるように頑張ります!」(ハイパーカリスマプロデューサー)※参照「映像業界に一石を投じたくてCandeeを選んだ」
「いや、石島君、ホントに」(第1回Candee TVリーダー/CCO)
「す、すいません! 時代つくっていけるように全力でいきます!」(ハイパーカリスマプロデューサー)
「宜しくお願いします!」(メディアアライアンスA女史)
「宜しくお願いします!!」(コーポレートF女史)
「次回の担当が産みの苦しみ味わうよう、ゴリゴリに編集上げますね!」(敏腕癒し系動画クリエイター)
「あっ……、はい」(元ミュージシャンの営業)
「とりあえず飲みに行きますか!」(増井アダム侑)
かくして、彼らの壮絶な日々の幕が開けた。今回のブログは、絶対に面白い動画を作ると心に決めた男女8人の記録である。
まずは企画会議。
端を発したのは、石島慎也プロデューサーだった。
「ワイドショー的にトピックスを発表するのが分かりやすいのではないでしょうか」
確かに、情報を伝えるという点でワイドショーのフォーマットは理に適っているといえるだろう。
そしてハイパーカリスマプロデューサーはこう続けた。
「良いお手本になりそうな番組がありまして……」
要はパロディーをやろうということである。動画コンテンツの名前は
キャンデーモーニング
聡明な読者諸兄ならお気づきだろう。そう、ある番組の「アッパレ!」「喝だ!」の言葉が飛び交う名物コーナーのパロディーだ。
企画は決まった。次は各部署のトピックスの収集取材である。
それぞれの部署から集まってきているメンバーだけに、トピックスを揃えることにそう時間はかからなかった。
集まった情報を石島氏が制作した番組構成に落とし込み、その中で使う小道具をコーポレートのF女史を中心に制作。そして発表約2週間前になるといよいよ動画の収録に入った。キャンデーモーニングの司会とコメンテーターにはクルー以外のメンバーに出演してもらうことになった。
(撮影用に制作したフリップ。貼ってあるアッパレ・喝シールも手作りだ)
下の画像がその撮影風景だ。カメラ、音声、照明などの技術もすべてクルーが担当。スタジオ収録でのカメラに至っては全く経験のない女性メンバーが回している。
収録後に待っているのは編集だ。この作業で収録した動画をコンテンツに仕上げていく。各映像のつながり、テロップ、効果音などなど、普段の仕事の合間を縫うようにタスクをこなしていくのだが、効果音は元ミュージシャンの営業部クルーが昔にとった杵柄で、一晩で完成させてみせた。
そして迎えた12月12日。第1回Candee TV披露の時が来た。今回のリーダーである新井拓郎CCOがクルーを労い、改めてこのプロジェクトの趣旨を説明した後、彼らの渾身の作品が上映された。
社内秘の情報もあるため詳細をお伝えできないのが残念だが、作品を見たメンバーからは大好評を得た。また、全員が真剣に彼らの制作した作品に向き合っていた。制作陣だけではなく、全ての部署の人間が動画を作ることの大変さ、そして面白さを知るアッパレな集団になるため――。これこそがCandee TVプロジェクトの真髄である。
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