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【閲覧注意】本当は怖いSESの闇・SESにメリットはあるのか!?

こんにちは、SESパイセンです。

すっかり暑くなってきて、もう立派な夏!夏といえば...そう肝も冷える怖い話の季節ですね(笑)

そこで今回はSESの闇と言われる部分を徹底的に暴いてみたいと思います!

というのも、SES企業は数多存在しているものの、その内情は本当にピンキリで売上だけでなくエンジニアのキャリアパスを長期的に考えて参画先を一緒に考えてくれる会社さんもあれば、とりあえず入れるところに押し込みいつまでもヘルプデスクやキッティングの経験しか詰めず望むキャリアが詰めないということもよくあります。

この記事を読めば、未経験者の方はもちろん、自社以外の会社をまだ知らないエンジニアさんも様々なSES企業の実情を知ることができるでしょう!

【検証1】スキルシートの経歴詐称が実在する!?

ごくわずかに囁かれている、スキルシートの経歴詐称...。

実際のところどうかというと、実はあながち嘘でもないのです...。実際、実務未経験にも関わらず2年くらいの経験があるということで営業をかけられて、現場ではもちろん「2年もやってるんでしょ!?なんでこのくらいわからないの!?」と詰められて、でも「本当はやっていないんです」とも言えず、一人で苦しみ鬱になった方もたくさん見てきました。

運が良ければ、ある程度「本当は経験ないんだろうな」と勘づきながらも、人手が足りないのも事実だし、若いし人柄や必死に食らいつこうとする成長意欲の点を評価してもらってそのまま育成枠として育ててくれるクライアントさんもごく稀にあります。

そういうクライアントさんに当たった場合はまさにSSRですね!

ただ、クライアントさんも社員さんの二倍近くの単価を支払って雇い入れている以上、それなりの仕事をしてもらわなきゃ困るというのが本来ド正論なので、ぐうの音も出ないし、「対応できない私が悪い...でも辛い...相談すらできない...」という思考に陥りがちです( ; ; )

とはいえ、未経験を経験2年などで詐称するのは少例ですが、本当に1ヶ月Java触ったくらいのことを2〜3ヶ月やったという具合で多少盛るのはSESあるあるなんだとか。

採用するクライアントさんも、参画する本人にとってもよくないことだとおもいますが、そもそも「実務経験がないと実務経験が詰めない」という参入障壁の高さがこの闇の根本なのでしょう。

もちろん未経験であれば単価や給料のラインはある程度覚悟が必要ですが、その覚悟があれば背伸びしすぎずに一つずつ健全にステップアップしていけるようになる世界になることを切実に願いたいところですね


【検証2】Webデザイナー志望で応募したらコールセンター行き

実はこれはほぼ実例に近い話でもあるのですが...かくいう私がそもそも一番最初にIT業界に辿り着くきっかけになったのが、かつてから憧れのあったWebデザイナーのお仕事を探して転職活動をしていたから。

さまざまな会社に応募しては落とされ、応募しては落とされ...この高い東京に一人暮らしで20代前半で上京にお金も使ってしまったから余裕もなく、給与も良いとは言えないような条件を全て飲み込んで、それでもなかなか受からないのがこの世界。

そんな中、内定を下さったところがありました。

人事:「うん、よし!内定出すよ、明日から来れる?」

心の底から嬉しかったです。

(これで、、これでずっと夢だったWebデザイナーになれ、、っっ)

人事:「じゃ、とりあえずしばらくコールセンターでお仕事しながら業務後に勉強してもらおうか」

(、、、、あれ?)

人事:「それで、そういう案件入れるような実力になったら言ってよ」

(、、、、、あれあれ?? 私コールセンターしに来たんだっけ、、?いや、違うな。)


結局、悩んだ末に、その会社は一旦辞退させていただく運びとなりました。

実際、以前採用面接をしていた時もまさに同じような会社で実際コールセンターなどに従事した方も数名おりまして、ある者はコールセンターのクレーム対応でメンタルを病んでしまって続けられなくなり、ある者は日々の業務後や休日に一生懸命自分でメンターと契約したり高いプログラミングスクールなどに通って何十万も費やして独学で勉強をしたものの結局2〜3年ほどその会社にいても一向にWebデザイナーになれなかったという方もいました。

冷静に考えれば、未経験なので業務後に勉強してくれっていうのは全くおかしなことではないですが、ただそこでメンタルを病んでしまって勉強どころではなくなるとそれはそれで本末転倒ですね...それに、「一応IT関連だし」とよく言われますが、とはいえ、デザイン経験を積めるわけでもないので結局また次も経験のあるコールセンターやIT事務などロースキル案件へ流されがちです。

ただ、それでもWebデザイナーになる夢を叶えられなかったというお話を聞いたときは、少しゾッとしました(苦笑)

Webデザイナー案件は年齢制限があるものも多く、大抵が25歳や30歳あたりまでになっていることもあるので、2〜3年のタイムロスは痛いです泣)

現在も、SNSを中心に「Webデザインの勉強始めました!」というたまごさんがたくさん生まれているのをよく見かけませんか?

Webデザイナーを目指す方々はかなり多く、華々しいイメージもありますが、その分かなり倍率が高い状況になっているので、これから目指す方はよく調べることをおすすめします!


【検証3】客先常駐が基本なので、帰属意識が持ちづらく、自分の居場所がわからなくなる

これはSESあるあるだと本当に思うのですが、やはり籍を自社に置いているとはいえ、基本的に働く環境は客先になるので、特に一人で参画した場合には周りにとても気を遣ったり、久しぶりに自社に帰れたと思ったら同期はいつの間にかいなくなっていて、見知らぬ新しい社員ばかりで何だか自分一人だけが知らない世界に迷い込んだ、さながら浦島太郎のよう、、🐢

だがしかし!!もちろん帰属意識が低くなってしまうのは会社にとってもデメリットなので、各企業さんがいろんなイベントや制度を企画しています!

例えば、毎月1度の帰社日を設けていたり、季節ごとには懇親会や飲み会、BBQを行なっていたり、営業と1on1の時間を作ってくれる、オリジナルの自社コミュニティにて帰社できなくても繋がりをもったりなどなど、、できるだけ繋がりを意識した取り組みを行なっている企業さんは多数いらっしゃいます!

むしろ、「こういう場があったらいいのに!」というアイディアマンの方や社員を巻き込んでイベントを企画するのが好きな方などはそういう分野をPRするとご自身の長所を活かせそうですね!

SESってやばいじゃん...メリットはないの!?

いかがでしたでしょうか?

私も実際に未経験から一度現場に参画した際に、初めて他社さんのSESできている方に色々とお話をお伺いしてみて、びっくりしたこともありました(笑)(今は営業なので他社さんのこともたくさん知れるチャンスがありますが)

正直、だいぶ闇な部分ではありますが、以前の私のように全く知らずに転職活動などをしてしまうと「こんなはずじゃなかった、、、」となることもあると思うので、今回の事例はごく一部の実例(であると願いたい)かと思いますが、実際に見聞きしたお話しに基づいてご紹介いたしました!

ただ、もちろんSESはSESなりにメリットもたくさんあります!
(詳細はこちらでSESに向いている人/向いていない人もまとめているのでぜひ(^^)

メリット:使いたい技術や、やってみたいことにチャンレンジできる

メリット:未経験者でも参入しやすいので、実務経験を積みやすい

メリット:派遣的な動き方になるので、残業時間は比較的抑えられやすい

メリット:客先に出向くので、人脈などが作りやすい

結論:会社を選ぶときは上記のような事例があることも理解したうえで、しっかりと情報を確認しよう

もしかしたら経験者さんだと同じような経験をされた方もいるのではないでしょうか?

案件ガチャ、自分の実績とお給与が見合わない、スキルアップしたいのにいつまでもロースキル案件ばかりで全然成長ができない、などなど様々な声を聞いてきましたが、私は今は営業としての立場として、そして現場を経験した者またはこれからまたエンジニアを志す者として、自身がこれまでに見聞きしてきた辛かったことなどはどんどん改善していきたいと思っています!

今後、SESと検索して、サジェストに「SES 辞めとけ」が少しでも減ることを祈ります。

「私もこういう経験した!」など共感してくださった方、「こういうこともあったよ」など他にも「こういうとこ改善した方がいいよね」などがある方はぜひぜひお気軽にお話をお聞かせください^^

最後までお読みいただき、有難うございました٩( ᐛ )و

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