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誰かの挑戦の“きっかけ”をつくる人へ
新卒で映像制作会社のプロデューサーとしてキャリアを始めた竹田さん。
彼の仕事は“進行管理”から“事業づくり”へとシフトしていく。入社からわずか1年でブランドマネージャーに就任し、現在は自社ブランドとECチャネルの両輪を担う。STORiiYで働く中で見えてきた“挑戦し続けるキャリア”のリアルを聞いた。
Profile
竹田 (Takeda)
STORiiY株式会社 メンズビューティー事業統括/ブランドマネージャー
大学時代から長期インターンでメーカー、SaaS、広告と業界問わず様々な営業を経験。新卒で映像制作会社のプロデューサー職へ。“進行管理に閉じないキャリア”を求めSTORiiYに転職。入社約1年でブランドマネージャー就任。商品企画・PR・デザインと連携しながら、主要ECチャネル運営も担う“監督兼プレイヤー”。
“最速昇進”の先に見えたキャリアの天井
——まず、これまでのキャリアを教えてください。
大学時代はずっと長期インターンを続けていて、香水メーカーや屋外広告会社で営業を経験しました。当時はコロナ禍の真っ只中。4人しかいないベンチャー企業で、毎日ひたすら架電していましたね。正直、かなりハードでした(笑)。卒業後は屋外広告会社にそのまま就職するつもりだったんですが、「このままでいいのか?」とふと思ったんです。
どこか物足りなさを感じて、そこから再び就活を始め、最終的に映像制作会社のプロデューサーとして入社しました。
——新卒で入った制作会社ではどんな仕事を?
主に映像制作の企画から進行管理を担当していました。制作の進行管理だけでなく、少しでも早く上を目指したいと思っていたこともあり、新規営業なども自ら動いていました。その結果、新卒としては最速で昇進しました。気づけば、会社の中心に近いポジションまで任せてもらえるようになりました。
「伝える」から「動かす」へ
——転職を決意したきっかけはなんだったんですか?
ある日、ワールドカップを見ていたときにふと気づいたんです。
同い年の若手選手がどんどん台頭していく中で、「自分は同じポジションで何年も続けていくだけではないか」と。未来が“予測できてしまった”ことが怖くなりました。でも、4年後はチームリーダー、8年後はマネージャー、想像できる未来にワクワクしなくなってしまい、それが、転職を意識し始めたきっかけでした。そんなとき、カジュアル面談の中で自分の考えをそのままお伝えさせていただいた際のSTORiiY代表の渡辺の言葉が自分の中で大きな気づきでした。「映像はマーケティングの中のひとつの手段にすぎない。」その一言で、視界が一気に開けた感覚がありました。
それまでの僕は、映像を“納品して終わり”にしていたけれど、
本来マーケティングは、商品企画からPR、販売戦略までが一気通貫でつながるもの。
僕も“伝える人”ではなく“動かす人”になりたい。そんな人材になることで、想像できない未来にアプローチできると思ったんです。
1年でブランドマネージャー。監督兼プレイヤーの責任
——現在はどんな仕事をされていますか?
現在はメンズブランド「THE FUTURE」と「KANTAN SERIES」を担当しながら、Amazonの販売責任者も兼任しています。ブランド戦略の立案から商品企画、PR・デザインとの連携、EC運営まで、すべてを横断的に見る立場です。“監督兼プレイヤー”。みたいな立ち位置で現場で数字を追いながら、競合やトレンドの変化を肌で感じて戦略を練る。そのリアルな手応えをもとに意思決定できるのが、この仕事の面白さです。
“きっかけの総数”を増やす
——今後ブランドとして今後成し遂げたいことはありますか?
僕が大事にしているキーワードは「きっかけ」です。たとえば、あるプロダクトを使って少し自信が持てたことで、面接でいつもよりうまく話せたとか、勇気を出して彼女に告白できたとか。そんな“人生の小さなきっかけ”をつくれるのが、ブランドの本当の価値だと思っているんです。 僕自身、これまでのキャリアでたくさんの「きっかけ」をもらってきました。挑戦する勇気をくれた上司や仲間がいて、今の自分がある。だから次は、自分が誰かにとってのきっかけをつくる番だと思っています。