情熱と勉強量で周囲を巻き込んでいくデザイナー 益田絢子

Hiroki Ishii 2020.03.16

「Staff Stories」では、A.C.O.のスタッフを紹介しています。今回登場するのはデザイナーの益田絢子。周囲を巻き込む熱い想いを持っています。

Guest


Ayako Masuda

益田 絢子・Designer。上智大学総合人間科学部社会学科卒業後、通信大手会社に勤めながら、京都造形芸術大学通信教育部情報デザインコース学士課程を修了。外資系ITコンサルティング会社でSEを経験後、現在に至る。

幼稚園生の頃から、スケッチブックにひたすら絵を描いていました

─ 益田さんのファーストキャリアはデザイナーではありませんが、いつ頃からデザインに興味があったのでしょうか?

小さい頃から絵が好きで、スケッチブックにひたすら絵を描いていました。自分の絵が幼稚園の冊子に掲載されて嬉しかった記憶があります。中高生になっても絵は続けていて、油絵のコンクールで賞をとったこともありました。デザインとは少し違いますが、何かを作って認められることが好きなのは物心ついた頃からだと思います。デザインに興味が出たのは、もっとずっと先で、大学から社会人にかけてですね。


益田がプライベートや仕事で描いてきたイラスト

─ 大学は美大ではなく一般の大学に進学していますね

美大にも憧れはありました。ただ、絵は好きだけど、友人や家族にプレゼントして喜んでもらえればそれで十分でしたし、お金を稼ぐイメージができず、一般の受験コースを選びました。進学した上智大学では社会学を専攻していました。社会心理学に興味があり、卒業論文では、SNSにおけるコミュニケーションをテーマに執筆しました。その時、サービス設計やデザインも、ユーザーの行動に影響を与える要因であることが見えてきて、面白い!と感じたのをよく覚えています。

ー 就職はどのように考えていましたか?

人の生活を豊かにするサービスを作りたいと思って、就職活動をしていました。新卒では、どんなサービスとも掛け合わせられる可能性に惹かれて、通信会社に入社しました。消費者向けのサービスを扱う代理店営業を担当し、売る仕組みをずっと考えていました。

大手だったこともあり、何をするにも承認を取るのが大変で、「この内容なら●●支社のXXさんとYYさんに先に共有しておいて、遂行しよう・・・!」のような、根回し力はかなり身についたかと思います(笑)

ー その後、美大に再入学していますね


学生の頃

業務の中で、Webサイトを制作することがあって、それがとても楽しかったんです。そのあたりでやっと、自分の「作ることが好き」という想いが仕事につながるんだ、と気づいて、デザイナーに興味を持ち始めました。

また、新卒で入った会社では、当時ジェネラリストを育てる風潮がありました。そのため2~3年周期で部署異動があり、サービス開発に従事していきたい自分とはマッチングしていないと徐々に感じるようになりました。

色々なことが重なって、思い切って京都造形芸術大学の通信教育部に入学し、働きながら情報デザインを学びました。大学ではグラフィックのポスターやパッケージ、エディトリアルまで幅広く学びましたが、UI/UXの授業を受けて、今までやってきたことが1つに繋がった!と感じ、これを専門としたデザイナーになりたいと思うようになりました。

ー 絵とデザインは似ているようで違う分野ですが、そこでの差は感じましたか?

私にとって、絵を描くこととデザインの違いはあまりないです。私自身が感覚的に絵を描くというより、この絵を通じて、どんなストーリーを伝えたいのか、じっくり考えて描くタイプだからかもしれません。思い返すと、構図や色の配置もロジカルに考えていました。

美大を卒業した後は、ITコンサルティング企業に一度転職しました。UI/UXデザイナー希望だったのですが、なんか手違いがあって(笑)SEとして入社しました。最初は「マジかよ」と思い、色々悩みましたが、UI/UXデザインをやる上で、コンサルティングや開発技術を学ぶことは大きなプラスになると考え、1年半ほど働き、そのあとA.C.O.へ再転職しました。

─ さまざまな経験をしていますが、今の仕事に役立っていると思うことはありますか?

一見雑多な経歴ですが、振り返るとどれも今の自分に繋がってるなと思います。ストレートにデザイナーにならなかったことを焦ったり悔やんだりした時もありましたが、遠回りした分、自分の強みになっていると最近になって思うようになりました。

あとは、働きながらずっと、大学のデザイン課題(と、英語の勉強)をしていたので、複数のことを同時にこなすマルチタスク力や、やりきり力がついたかと思います。

「〇〇さんの正解」を出すだけじゃダメだと思うようになりました

─ デザインができる会社として、A.C.O.を選んだのはどうしてでしょうか?


仕事中の様子

サービス開発に0から携わりたかったので、クライアントと直接話しながら、プロジェクトの最初から関われるところに惹かれました。また面接を通して、キャリアパスや社風も自分にとても合っていると感じました。

決め手になったのは、そのとき面接をしてくれたデザイナーの先輩が、すごく活き活きして見えたんです。自分もこんな人たちになりたいな、と思ってA.C.O.に入社しました。

ー入社してからはどんな仕事をしているんですか?

なんでもやっていますね。Webサイト、アプリ、ビジュアル制作からスタイルガイドもつくるし、デザインスプリントにも参加します。先月は海外の開発チームとやりとりするために、セブ島に出張に行きました。

─ デザインにおいて、自分の強みは何だと思いますか?

色々な役でプロジェクトに携わっているので、「バランスが良い」と言われたこともありましたが、先日マネージャーに、「いい意味で、バランスが悪くなることがある」と言われました。

淡々としているようで熱い。粘り強く、これやりましょうとなったら全力でやる。猪突猛進感があるそうです。巻き込み力がある、と言ってもらえることもあります。みんな、良いところを見出して、表現してくれるのが、とても上手です。それが仕事だからですかね(笑)

─ では、デザインをするうえでこころがけていることはありますか?

クライアントやユーザーのリアクションを想像しながら作るようにしていました。一度出来たと思ってもそのあと熱を冷まして「これ、本当に〇〇さんは好きになるか?テンションが上がるか?」と問いかけたり。

でも最近は、「〇〇さんの正解」を出すだけじゃダメなだと思うようになっています。「○○さんの正解」の一歩先というか、誰かのニーズを考えた上で、「自分の正解」を出す必要があると。なので、「〇〇さんの正解」だけでなく、「そもそも一番大切なことは何か」「そもそも一番良いものって何か」も考えるようにしています。

大げさかもしれませんが、自分のデザインが良い、と思える瞬間、「生きててよかった〜〜」と思います。ビールも飲みたくなる(笑)


─ 仕事をしていて好きなことや楽しいと思うのはどんなときですか?

クライアントやユーザーが喜んでくれたとき、周りに褒められたとき…ももちろんそうなんですが、自分の作ったデザインを、「お!良いじゃん!」と思える瞬間も同じくらい好きです。

あとは、0から考えて作る仕事が、辛いけど楽しいですね。

友達にLINEマンガの購入履歴を見て引かれました

─ いま興味があること、勉強していることはありますか?

マーケティングですね。ブランディングよりです。基礎を学びつつ、勢いのあるスタートアップのコミュニケーション戦略やビジョン、デザインをキャッチアップするようにしています。サービス開発に強いデザイナーになりたいので。

あとは、言葉の表現を豊かにしたいので、良い文を蓄積して分析したり、自分の発言に気を遣ったりしています。

英語の勉強もちまちまと続けているのですが、最近は海外の記事を読むくらいですかね。もう少しちゃんと目標を持って取り組みたいです。

─ 好きなもの、こと、ひとはなんですか?

漫画です。気楽に非日常を味わえて、元気が出ます。あと情報量が多いので、勉強になるし、色々なキャラクターの心情を覗けるので、自分の視野も広げられます!

読む量もめちゃくちゃ多くて、以前友達にLINEマンガの購入履歴を見せたら引かれました(笑)。好きな漫画は挙げるとキリがないのですが、『宇宙兄弟』『ブルーピリオド』が好きです。最近推してる漫画は、『青野くんに触りたいから死にたい』『チェンソーマン』『私の町の千葉くんは』です。読んでる人とお話ししたい!

─ 益田さんの書いた漫画を紹介する記事はこちら:働き者なあなたにおくる!Web屋が選んだ仕事に役立つイチオシ漫画


─ 最後に、これからはどんな仕事、暮らしをしたいですか?

0→1で生み出すサービス開発はどんどんやっていきたいです。欲張りとよく言われますが、そのために、サービスの方向性を決める、ブランドも考えられるようになりたいし、それを具現化する力もほしい。

プライベートは今のところ幸せに暮らしていますが、、夜にぐだぐだしてしまう癖があるので、早寝できるようになりたいです。あとお酒をもう少し控える。なんだかんだ「ていねいな暮らし」に憧れています(笑)

─ ありがとうございました!

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