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事業開発の一日、ナイロビにて。

Africa Incubator (通称アフリインク)でファイナンス周りを担当している永田です。僕は裏方屋で普段は東京にいますが、この文章はケニア事務所から書いています。

僕らはまだまだ若いチームですが、2017年9月時点でウガンダ・ケニア・日本の3拠点で事業を展開している文字通り"born global"な日本発のスタートアップです。

今日は、現地に来るとわかるアフリインクでのチャレンジの魅力をナイロビ事務所現場よりリポートさせてください!



アフリカのビジネスインフラ構築を目指す多国籍軍のチームワーク

僕らは、我々日本人と現地ケニア・ウガンダなどの東アフリカ出身者で、アフリカの経済発展の大きなハードルの1つである流通インフラの構築を、テクノロジーの力で推進しようと日々頑張っています。

ただ多国籍なだけではなく、各国のメンバーのキャラクターや強みを活かしあいながら文字通り"Collaborative"に動いています。これはアフリインクの大きな特徴であるとともに強みの源泉の1つです。

たとえば、現地大手企業への営業のワンシーン。飛び込み営業が難しいナイロビの企業に対し、現地の営業を知り尽くすケニア人のメンバーがあの手この手でアポをとり、僕らのプロダクトSENRIの説明・デモに赴きます。



この日はパスタ等食料品を輸入販売している地元企業への初訪問。
ケニア出身の営業のエースWycliffeがアイスブレーキングと概要説明をした後、商談が始まります。

パスタはケニアにおいてはあまり食べないマイナー食材で、だからこその流通・営業/マーケティング上の課題を抱えていらっしゃる企業さんです。ケニア企業特有の”泥臭い”課題もあるわけですが、そこはWycliffeが解きほぐしつつクライアント候補が抱える課題の真因を捉え、日本出身の事業開発Ruiがアフリインクのプロダクトがどのように先方の課題を解決できるのか、丁寧に説明・Q&Aに答えていきます。はじめ顔渋い顔をしていた先方も、商談の終わりにはすっかり興味津々。正式なプロポーザルを早速もってきくれ!と初回の商談から好感触に終了。先方はITバックグラウンドでテクノロジーに拘りのある方でしたが、技術的に高度な議論は日本にいるエンジニアチームが強力にバックアップします。まとまれば大きな商談で、帰路の足も弾みます。

その日の午後はケニア事務所採用メンバーの採用面接。テクノロジーの力で革新的なビジネスインフラを創ろうとしている僕らの取り組みは現地の優秀なプロフェッショナルの間でも人気が高いようで、応募もたくさん頂きます。今回のスロットではなんと150人の面接候補者。ありがたいことです。



面接はオフィス近接のJAVA HOUSE(ケニアではスタバ的なお洒落なカフェレストラン)でリラックスした環境で行いますが、大切な仲間を集う場なのでお互い真剣です。外資系大手企業で経験を積んだケニアの方が、志望動機として、アフリインクで働くことがなぜ魅力的でキャリア的にも有意義か、語ってくださっています。



面接後はこれまでの候補者に対する感想・意見を共有し議論。多国籍軍としてチームワークが強みの僕ら。皆でしっかり議論をして決めていきます。多数の候補者から絞られた中から更に選ばせていただくという難しい(贅沢な・ありがたい)判断ですが、どうやらコンセンサスは得られたようですかね。



給料日週の金曜というところで、ケニア事務所のスタッフでディナーに。CTOの杉山もどハマりしているエチオピア料理レストラン。1週間の労を労いながら、日本・ケニア・DRコンゴ出身のメンバーで、東アフリカの部族構成や政治・経済発展・文化の話などをわいわいと。こうした会話の中からもこの地でビジネスをしていく上で他では得がたいヒントがあるんだなあと。

コンゴ音楽がケニアへに如何に浸透しているかとか、エチオピア音楽がちょっと日本の演歌と似ているなどとかのトリビアを獲得し、楽しく1週間を終えます。

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今回初めて現地事業開発メンバーと行動を共にさせてもらっています。真っ先の感想は、東アフリカ出身の現地メンバーたちが、日本出身のメンバーと働くこと、そして、日本発のテクノロジーに触れることに大きなビジネスの可能性と各人の成長機会を感じてくれていること。「少しでも現地のクライアント・ユーザーに対して高い価値を提供したい」「そのためにもっともっといろんなことを学びたい」と熱っぽく語ってくれました。

そして何よりも、そのような優秀で情熱的な現地メンバーと日本人の事業開発メンバー、東京ベースのエンジニアチームが夫々の強みのを活かし合いつつ"collaborative"に活動している姿は自慢です。

一度ケニア・ウガンダ両事務所いらして頂ければ、このチームワークの良さを必ず感じていただけるかなあと思う限りです。我こそは!という方は是非!(基本リモートベースの開発チームも定期的に現地に赴きます)

発展途上の異国の地で多国籍チームで最先端のプロダクトを開発して提供していくことは、そう簡単なチャレンジではないと思います。ですが、相応以上のエキサイティングな成長機会。そして、何よりも、アフリカの国々の未来・経済発展のインフラを現地メンバーとともに日本のテクノロジーで高め築いていく活動のやりがいは保証します!

株式会社Afri-incでは一緒にチャレンジを楽しむ仲間を募集しています!


株式会社SENRIでは一緒に働く仲間を募集しています
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