元キーエンスの営業マンが、SNSバイラルマーケティングの会社を作って1年。
75案件、年商1.73億円。
3年後には「日本一のバイラルマーケティング集団」になるつもりです。
なぜそんなことを言えるのか。
ここまでの個人史と、いま見えている景色を、できる限り正直に書きます。
文化祭で「動画」に目覚めた高校生
僕の原点は、相模原高校の文化祭でした。
ハンドボール部で県ベスト4まで行った後、文化祭の動画企画にハマって、3年連続で最高集客と最優秀賞を取りました。
「映像で人を動かす」という体験が、その時に脳に焼きついた。
早稲田大学では放送研究会に入って、ひたすら動画と向き合う日々。
「いつかこれで食っていく」というより、「自分が面白いと思うものを世に届けるとは、どういうことか」を考え続けていました。
なぜ新卒でキーエンスを選んだか
就活では、迷わずキーエンスに決めました。
理由はシンプルです。
新卒でしか入れない会社の中で、一番給料の高い会社を一度経験しておきたかった。
「一番厳しい場所で、一番数字で勝つことを叩き込まれる経験を、若いうちにしておく」
それが、その後どんな道を選ぼうと一生効いてくる資産になる、と直感的に思っていました。
入社して、その読みは当たりました。
徹底的に「データで勝つ営業」を叩き込まれた。
感覚やセンスではなく、仮説と数字でクライアントを動かす。
「営業 = 才能」だと思っていた自分の常識が、根本から書き換わりました。
ここで得たのは、ただの営業スキルではありません。
「再現性のある仕組みを作れば、属人化しない組織は本当に作れる」という確信でした。これが今のAlbitの「業務OS」構想の原点になっています。
キーエンスを辞めた、2つの理由
キーエンスで売れていた時期に、ふと2つの違和感が湧いてきました。
1つ目は、ルーティンとの相性。
徹底的に標準化された営業は強いけれど、同じ動きを繰り返すこと自体に、自分は向いていなかった。
毎週、毎月、同じKPIを同じやり方で追う日々の中で、「自分はもっと、毎回違うことを考えていたい」と気づいてしまった。
2つ目は、もっと深い葛藤でした。
キーエンスで売っているのは、基本的に1つの強い商品。
その商品を、あの圧倒的な営業力で押し込んでいく。
売れる。数字は上がる。社内では褒められる。
でも、ある瞬間に思ってしまった。
「この商品を、無理にでも売ること――それで、お客さんは本当に幸せになっているのか?」
数字を作るためのフィットと、お客さんの本当のフィットが、いつもイコールとは限らない。
そこに気づいた瞬間、「自分がこのまま売り続けることに、意味を感じられない」と思ってしまった。
辞める決断は、その葛藤が決定打でした。
「0からバズる」体験が、Albitの構想を生んだ
キーエンスを辞めた後、ターニングポイントは偶然やってきました。
ある知り合いの社長から「SNSアカウントを手伝ってほしい」と頼まれて、軽い気持ちで引き受けた時のことです。
何の知名度もないアカウントが、企画を変え、編集を変え、発信頻度を変えるだけで、
0から、本当に世の中に届くバズが生まれる瞬間を目撃しました。
そして、そのバズが、その会社の売上を、採用を、ブランドを、本当に動かしていく。
そこで、確信に近い直感がありました。
「SNSバイラルマーケティングは、まだ誰も体系化していない。でも、これは間違いなく、大手の重い予算を本当に動かすバズに変えられる手段になる」
その瞬間に、Albitの構想が始まりました。
青木との合流:大学からの友人を、無理を承知で引き抜いた
会社を作る決意が固まった時、すぐに連絡したのが青木でした。
青木は大学時代からの友人で、当時は大手代理店で活躍していた。
「無理を承知で誘うけど、大手を辞めて、一緒にやってほしい」
普通なら断られて当然です。
給料も、ブランドも、安定も――全部捨ててもらう話だから。
でも青木は、最終的に「やる」と言ってくれた。
この決断が、Albitの原点です。
青木がいなければ、いまのAlbitは存在しません。
Albit創業。最初は「頭を下げてお願い」から
2025年1月、Albitを創業しました。
正直に言うと、最初の半年は、本当に地味でした。
誰もAlbitを知らない。実績もない。デモも持っていない。
最初の案件は、知り合いづてに頭を下げてお願いして、テスト的に導入してもらったところからでした。
「お試しでいいから、まず使ってみてください」と。
ここから、1案件ごとに信頼を積み上げて、
2026年現在、以下のところまで来ました
・読売広告社、JCOM、博報堂、ピネアル等の大手代理店との取引基盤
・再春館製薬、YONEX、森永製菓、CAREPOD、八景島シーパラダイス、三井アウトレットパーク、丸美屋、白鶴酒造、ロッテ、Mizkan、PRONTO等のナショナルクライアント案件
・グループ全体で75案件、年商1.73億円
ここまで持ってきました。
一番苦しかったのは、「案件が少なかった時期」
聞かれたら答えます。
一番苦しかったのは、案件が少なかった創業初期です。
会社を作っても、すぐに大きな仕事が降ってくるわけじゃない。
売上の見通しがない。メンバーに払うキャッシュも厳しい。
その時期にやったことは、シンプルに「いま自分にできることを、全部やる」。
飛び込み営業も、知り合いへの紹介依頼も、無料で企画を作ってプレゼンに行くことも、SNSで発信することも、目の前の小さな案件を120点で仕上げることも。
カッコいい必殺技は何もありませんでした。
ただ、「できることを全部やる」を、毎日続けただけ。
でも今振り返ると、その時期にやり切ったことが、今の信頼の土台になっています。
一番嬉しい瞬間は、「拡大している実感」
逆に、ここまでで一番嬉しいのは、
・メンバーが増えていくこと
・オフィスを移転して、どんどん拡大している実感を得られること
・クライアントから感謝のメッセージが定期的に届くこと
これら3つです。
数字よりも、人と関係性が広がっていく実感が、一番のエネルギーになっています。
2026年5月、全員でMVVを作った
転機になったのは、2026年5月17日。
社員全員参加のワークショップで、AlbitのMission・Vision・Valuesを言語化しました。
代表である僕が一方的に作ったのではなく、メンバー全員が議論して、合意して言葉にした。
だから「会社の言葉」ではなく「自分たちの言葉」になっている。
Mission:誰も思いつかない切り口で、未知の価値と社会を繋ぐ
Vision:すべての『熱量ある挑戦と創造』が正当に評価され、愛される社会
Values:Professional Pride / Updating Idea / Give for all / Own it / Playful Mind / Be Honest / Respect Albit
このワークショップを終えた瞬間に、「自分一人の会社」が「全員の会社」になった感覚がありました。
これからの3年で、僕がやりたいこと
3年後の僕の絵は、シンプルです。
「もっと大きな絵を描けるマーケティング会社になる。"できない"をなくす」
予算がないから、知名度がないから、リソースがないから、
クライアントの「できない」を理由に挑戦が止まる世界を、終わらせたい。
Albitが横にいれば、「やれる」「届く」「動かせる」――
そういう存在になりたい。
具体的には、
・売上10億円
・日本一のバイラルマーケティング集団というポジション
・大手企業の主管広告予算を、直接受託できる規模と信頼
ここを取りに行きます。
そのために、いまAlbitに本気で必要なのは、
「経営者と肩を並べて事業を作れる仲間」です。
営業1人目、制作責任者、管理責任者、編集者、PM、ディレクター――各セクションでリーダー候補を募集しています。
一緒に作りたい人
最後に、僕が本気で一緒に働きたいと思う人物像を書きます。
・MVVに本気で共感してくれる人
・Be Honest を貫ける人(経営者にも「それ違うと思います」と言える人)
・Own it を体現できる人(他責にせず、自分の管轄として向き合える人)
・スタートアップの不確実性を、不安ではなく面白さとして捉えられる人
僕自身、自分が大事にしている価値観は「自由」「達成」「創造」です。
自由に動きたい人、何かを達成したい人、何かを創りたい人――そういう人と、未来を作りたい。
このタイミングでAlbitに参画することは、「うまくいっている会社の歯車になる」ことではありません。
「これから日本一になる集団を、自分の手で形にしていく」ことです。
ピンと来た方は、まずは「かとしょー」と気軽に1時間話しにきてください。
スキルや経歴の確認より、MVVへの共感を確かめる場にしたいです。
加藤翔太