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右脳&左脳のハイブリット型プロデューサーが求められるVUCA時代(OnlineMeetupレポートvol.3)

Vol.12に続き最終回。2021年1月27日(水)に行った、第一線で活躍中のクリエイティブプロデューサー3名によるトークセッションこれからの時代のプロデュース力とはの内容を一部抜粋してお届けします!

岡本:アマナは41年目を迎え約1000人の社員がいますが、オフィス一つとっても非常に拘りを持っていて、我々の体現の一つですね。僕はずっとアマナにいるので気付かなかったんですが、以前クライアントから、僕の意見や視点がいい意味で通常ではないって言われたことがあって。僕はクリエイターではないけれど、自分の視点が人に影響を与えているんだと感じたことがありましたね。

岡村:今、国もデザイン経営を提言していて、経営や事業活動にクリエイティブの力が必要って言われているのは心強いですね。共創型のお仕事の中で、お互いの視点を持って話し合うために宿題を持ち帰るということもよくあり、僕たちはクリエイター集団であることを当たり前だと思っているんですが、世の中から見るとちょっと特殊で、もしかしたら貴重なのかもと可能性を感じることも。

岡本:自ずとアート寄り・右脳型になっているのかなと思いますね。


なぜ「プロデュース力」が必要なのか?

岡本:アマナにはプランナーもディレクターもアウトプットするクリエイターもいますが、中心にプロデューサーがいる。なぜプロデュースが求められるのか、プロデューサーが必要なポイントをどう捉えていますか?

中野:企画の意図や企業の課題があり、「コンテンツを作り届ける」流れの中心にプロデューサーがいて、全てを理解した上でのコンテンツ制作は質の向上に繋がります。今はグラフィックや映像制作に限らず、配信先に最適なコンテンツを考える力が求められていますね。マス媒体からデジタルに変わって、ユーザーの反応も数値化されやすくなり、結果も求められていますよね。

岡村:プロデューサーはお客さんはもちろんクリエイターに対してもフロントマンであり、最後の目指すところまで諦めず旗を掲げ続ける人だと感じています。クリエイティブの幅ってどんどん広がっていて、常に新しい知識を得ておかないと実際にクリエイティブを引っ張れないし、セッション出来ず力を発揮してもらえない。同時にクライアントに対してもパートナーとして彼らと同じくらい会社や業界を理解することが仕事です。ビジネスとクリエイティブ、左脳と右脳のハイブリットな役割を求められているのかなと。

岡本:どっちかに寄り過ぎないところをプロデューサーが担い、だからこそ提案でき、旗も振れるってことですね。

中野:アマナのプロデューサーでも深度を高めてプロフェッショナルになる人と、マルチに領域を広げていくタイプと色々いますよね。

岡本:アマナでも3年に一回くらい「プロデューサーとは何ぞや」っていう大きな議論がありますが、多様で正解がないんですよね。


プロデューサーのやりがい・醍醐味

中野:プロデューサーとしてどの瞬間が一番テンションあがります?

岡村:ブランディングでもクリエイティブでも、社会実装された瞬間ですね。実装後のリアクションがポジティブだった時にものすごく嬉しいです!

岡本:期待されること。アマナの看板は背負っているけど、自分の名前ファーストで仕事の依頼が来ることが一番嬉しい!期待がそれに応える源泉になりますし、期待に応えるからまた次が来るという好循環ですね。

中野:僕も最初の依頼があった瞬間が一番ピークですね(笑)何とかやってやろう!って。営業に強い人もいれば、制作進行に強い人もいるし、人によってあがる瞬間って色々ですよね。

岡本:プロデューサーって定義しづらい中で、正解もないし人それぞれですが、お二人にとっての醍醐味や大事にしている事・モットーみたいなことがあれば教えてください。

岡村:直クライアントで色んな業界・会社・部署の方と会って、実情や魅力・価値にダイレクトに触れられることが楽しくて仕方ないです!この仕事をしていると、お客さんより浅いですが、色んな会社とか人生を経験した気になれますね。

中野:僕も色んな経験ができる面白さと、プロジェクトの責任者や統括者になれることがシンプルに気持ちがいいですね(笑)

岡本:2人ともキャリア入社で、今は第一線で活躍していますが、外からと中から見たアマナのギャップってあると思いますが、アマナに入って来た時に描いていた自己実現は現状どうですか?

中野:TVのADから出版社とミーハーな道を歩んできていますが、アマナに期待していたこととして、色んなブレーンがいること、豊富なソリューションに魅力を感じていたので、7年経ちますがまだまだ経験していないことも多く、ご一緒していない人もたくさんいるので、どんどん絡んでやっていきたいですね。

岡村:僕は販促会社から来て、販促の軸だけではなくクリエイティブで色んな事をやりたくて入ったんですね。そう思って動いているからか、望むべくスタイルにどんどん近付いているなと。僕がすごいとかではなく、そういう夢を上司とかに語っていると皆優しいんでチャンスをくれるんですよ。ものすごく嬉しいですが、反面プレッシャーとやらねばという熱量が必要で、主体的であれば楽しい会社だと思いますよ。

岡本:アマナは人が中心で、良い人が多いって感じますが、いかにやりたいことを発信していくかってことが大きいですよね。

岡村:社内でのセルフブランディングが大切ですね。

(参加者の方からの多数のご質問を頂き、トークセッション終了後に時間の限りお答えしました)

全3回に渡って、OnlineMeetupの様子をお伝え致しました。クリエイティブプロデューサーの今のリアルな言葉を通して、アマナについて知って頂けたら幸いです。

今後も引き続きOnlineMeetupは開催予定ですので、最新情報をお届けしたいと思います!

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